2017年9月訪問 9月の連休に泊まる宿を探していました。でも、連休ってどこも高いですよね〜｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡困ったな〜 そんな中、通常の休前日料金と変わらない値段だったのが伊豆の修善寺温泉にある 湯の宿 花小道です。そういえばぴーぱーって、修善寺温泉に行ったことなかったんで…… more すよ。しかも公式サイトによるとこの宿 伊豆修善寺温泉に佇む旅館、湯の宿　花小道は江戸川乱歩など文人・画人に愛された名旅館です。 だそうです。楽しみー♬ そういうわけで、初めての修善寺温泉に行ってきました( ´ ▽ ` )ﾉ 正確に言えば、修善寺温泉に「泊まった」ことはないけれど「行った」ことはあります。なので中心部に当たる修善寺周辺は道が狭く、その割に人通りが多いことは知っていました。そして地図を見ると、花小道はまさに中心部に存在しています。「無料駐車場あり」となっていましたが、一体どんな駐車場なんだろう、、？ 不安に思いながらナビの言う通りに進んでいくと、あった！！看板発見！ そして心配することなく、すぐ隣に広めの駐車場がありました。どうやら飲食店の駐車場も兼ねているようです。 えーっと、旅館の入り口はどこかなぁ、、、？ ありました。 なかなか立派な玄関です( ^ω^ ) チェックイン可能時間より早めに着いちゃったんですが、笑顔で迎えてくれました。これは嬉しかったです 入口周辺 玄関を入ると、いきなり趣きのある廊下。 チェックイン手続きはこちらのコンシェルジュルームで行います。 コンシェルジュルームの入り口には、なぜか幕末の志士達の写真が飾ってありました！！ 色々説明を聞いた後、向かいのひまわりの間に移動して 女性は浴衣を選びます。しかしこの浴衣「おはしょり」をしないといけない面倒臭いタイプ。女性の浴衣はこれだけだったので、ちょっと困りました ちなみにひまわりの間ではLANPCカードを借りればWifiが使えるそうです。 この辺りを反対側から見るとこんな雰囲気。 自販機がありました。 アルコールはお値段高め チェックイン手続き〜お部屋までの流れは公式サイトの「当館の過ごし方」にも書いてありますが、コンシェルジュルームではまず「宿泊費の精算」を済ませますσ(^_^;) とっても合理的なシステムですね。 お部屋 浴衣を選んだらお部屋に向かいます。こちらの宿には仲居さんはいないので、お部屋への案内はありません。ついでにエレベーターもありませんので、階段で3Fまで上がります。 ぴーぱーのお部屋は303号室。こはくのかぜ。 今回じゃらんから予約したのは プラン名：【素泊プラン】気楽にぶらり♪修善寺散歩 部屋タイプ：【素泊】ツイントイレ付・バス無し　ＯＢ 休前日泊 1人 / 10,800円（入湯税別） 素泊まりでこの値段は決して安くはないですが、何しろ「名旅館」なので仕方ないかな〜と思い、予約しました。 公式サイトによると、花小道は大正時代に建築されたそうです。 窓からは温泉街の中心部が見えました。2箇所ある足湯は朝から晩まで賑わってましたよ〜。 このお化粧コーナー、ちょっと怖くないですか？σ(^_^;) 横の小窓が幽閉されてるお姫様の覗き窓みたい タンスの中に金庫と丹前。 タオルもこちらに入ってます。 ベッドが大きいのは良いですね（^人^） 寝室の外に冷蔵庫やポット類がありました。 ティーパックや割り箸。 お茶菓子と電気ポット。冷水ポットも置いてありました。 しかしこの冷蔵庫、全く使えない(＞人＜;) 小さいし非力だし、、 寝室内のタンスとは別に入口横にも押入れがありました。昔の名残り？ 玄関でビニールスリッパを履いてきましたが、部屋に使い捨てスリッパも置いてありました。 洗面所とトイレは一緒。 化粧品も置いてある洗面台。しかし注意書きが置いてあり「この洗面台のお湯はタンク式なので一度にお湯を使いすぎると水になります」とのこと。結構すぐに水になっちゃう 冷蔵庫同様、使えないです。・゜・(ノД`)・゜・。 トイレはウォッシュレット付き ここ303号室はツインルームですが、やや大きめの部屋はベッドが3つ置いてありました。 実は宿泊前日に確認の電話がありました。着信があったことに気付かなかったので、念のため折り返し電話したんです。そうしたら内容はなんてことなく、明日来ますよね？くらいの確認の電話でした。その時ついでに「部屋でWifiは使えますか？」と聞いたら「大丈夫です」と笑顔(の声)で答えてくれたので安心していましたが、実際は伊豆市で飛ばしてる(らしい) Free Wifiが拾えるだけで、しかもほとんど使い物にならない速度 つまり本格的にWifiを使うためには有料で「乱歩の部屋」に行くか、ひまわりの間で無線LANPCカードなるものを借りなければいけないようです。 公式サイトにもWifi情報は特に書いてありませんし、じゃらんの施設情報にも使える旨は書いてありません。でも試しに聞いてみたら「大丈夫です」と胸を張って答えられたので期待してたのに、、、ちょっと肩透かし もう1つ驚いたのは、ここ花小道は「個人経営の老舗旅館」なわけではなく大型ホテルが買い取ってリニューアルオープンした宿だったこと。 前日に確認の電話があったり、早めの到着でも笑顔で受け入れてくれたりと感じが良かったので『さすが老舗だな〜』と感心していたのですが、、、時間と共に若干の不信感（ちょっと言い過ぎだけど）が芽生えてきたりしました。 部屋の案内に「本館 桂川の施設も利用できます」と書いてありましたが、翌日帰り際にたまたま通りかかった本館は、車で5分くらい離れてましたよΣ(￣。￣ﾉ)ﾉ 歩いて行けない施設のお風呂やラウンジをわざわざ利用しに行く人いるのかなぁ？:(；ﾞﾟ’ωﾟ’): 内湯 石風呂「泉神の湯」 では初めての修善寺温泉に入ってみましょう。 まずは1Fの男女別内湯から行ってみましょうか( ^ω^ )/ 内湯は1Fの1番奥にあります。 入浴前に分析書を確認してみましょう。 源泉名は混合泉。泉温は60.1℃でPH値は8.6。そして驚いたのは、湧水地または採水地が「第1貯湯槽」。貯湯槽！？((((；ﾟДﾟ))))))) もしかして、修善寺温泉はどの宿も貯湯槽から配湯されてるの！？ ちなみに男女別内湯は24時〜5時までは入れません。そして朝晩で男女が入れ替わります。 まずはチェックイン日に女湯だった泉神の湯からご紹介しましょう。 鍵かけちゃダメですよ♪( ´θ｀)ノ 洗面台は2つあるけど、それほど広くない脱衣所です。 あ、あれ、、、!? お風呂場も狭い そして、この洗い場見てください！この仕切りの両側に洗い場が2つあるんです！！女性はまだしも、男性がここで2人で身体洗えるかな！？:(；ﾞﾟ’ωﾟ’): シャンプー類は伊豆でよく見るはちみつ配合のもの。 浴槽が狭い上に、右奥は寝湯スペース。「寝湯」って好きな人もいるかもしれないけど、深湯好きのぴーぱーにはお湯の節約みたいに見えちゃうんですよね〜ヽ(´o｀； 実際「掛け流し」のお湯はほとんど出てません。・゜・(ノД`)・゜・。 坪庭が見えたりと雰囲気作りは悪くないけど、やはり温泉にきてこの大きさのお風呂じゃ物足りないな〜｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ 内湯 岩風呂「香神の湯」 続いて岩風呂「香神の湯」です。 お隣の泉神の湯よりはゆったりした造りの脱衣所です。 おおっ！浴室も広い！！ いや、隣の泉神の湯よりは広いけど、、普通このくらいの大きさは欲しいよね:(；ﾞﾟ’ωﾟ’): なんとなく無駄に広く見える洗い場。 手書きのボディソープが悲しい感じ 塩素臭もしないけど、温泉の香りも全くしない。全く特徴のないお湯ですね(｀・ω・´) 板室温泉の山喜のお風呂に入った時も『なんだかな〜』と思いましたが、その時と同じ気持ちを抱きました。 貸切露天風呂 月の湯 花小道には男女別の内湯の他に、15:00~24:00まで無料で使える貸切風呂が2箇所あります。 貸切風呂の利用方法は2Fの廊下に このような予約表が置いてありますので、そこに好きな時間を書き込んで利用するシステムです。ぴーぱーが泊まった日はそれほど宿泊客がいなかったようで（連休中だけど）問題なく2つのお風呂が予約できました 貸切風呂は2つとも3Fにあります。 奥に見える緑色の暖簾が貸切風呂。 まずは露天風呂の月の湯からご紹介しましょう。 入口には1Fの内湯と同じ温泉分析書が掲示してありました。 貸切風呂にしては広めの脱衣所。 階段を上ると 露天風呂がありました。ちなみに電気が点いてる窓の中は貸切内湯です。 ちゃんとシャワー設備もあります 生憎の雨だったので長居はできませんでしたが、アルカリ性単純泉のお湯は相変わらず全く特徴なし。 貸切内湯 星の湯 続いてお隣の貸切内湯をご紹介。 こちらも脱衣スペースは広いです。 浴室も広い。 でも浴槽は狭い ぴーぱーが入ると蛇口からお湯がジャージャーと注がれていました。おそらく前の人が入ってお湯が減ったので、宿の人がお湯を足したのでしょう。一応、お風呂のチェックはしてるようです。 それにしても、お湯熱い！！さすが60℃！！こんなにジャージャー足したら入れないよ 不本意ながら加水しました(＞人＜;) う〜む、、初めての修善寺温泉はちょっと物足りないかなぁ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡フレッシュさも感じないし。残念ながらぴーぱーの好みのお湯ではありませんでした 朝食 プランは「素泊」なんですけどね。プラン内容に             　軽めの朝食をサービスさせて頂きます。(一部セルフサービスとな ります） *観光やビジネスにも気楽にご宿泊いただけます。 と書いてあったんですよ(｀・ω・´) そしてチェックイン時にも同じこと言われましたので、朝、朝食会場に行ってみましたよ。 行ってみるとそこは、昼間はレストランとして営業してる様子。そして「一部」ではなく「全部」セルフサービスで朝食が用意されてました。 売店の試食コーナーみたいσ(^_^;) 実際、中には道の駅等で売ってるパックの漬物や煮物みたいなものが並んでます。とても「文人・画人に愛された名旅館」の朝食内容とは思えません:(；ﾞﾟ’ωﾟ’): 温泉卵は宿泊客の人数分用意されてました。 お茶碗も人数分。鍋の中の味噌汁は具なし。お椀の中に乾燥した具が入ってて、そこに汁だけ入れるシステムです。 お水とお茶だけは飲み放題 全種類取って来たらこんな感じ。ご飯は固まってました それから（パック詰めであろう）千切りキャベツはやや色が変わってました！(◎_◎;) 最初、茶色いドレッシングがかかってるのかと思ったけど、、、違います。変色してました(Ｔ＿Ｔ) もちろん「サービス」の朝食ですから、文句を言ってはいけません。しかしながら、あまりに悲しい内容だと思います そこまでして「サービス」する必要あるのかなぁ、、？ 公式サイトによると、このレストラン「四季紙」は昼間はそば処として営業してるようです。そしてもう1つ「ロマン亭」というビーフシチューの店も系列店として公式サイトに載っていますが、よく読むと現在は「四季紙」で併設営業してるそうです。つまり「ロマン亭」はクローズ!? 宿泊プランの説明書きに ※ご夕食をご希望のお客様は ◎ロマン亭　ビフシチューセット ビーフシチュー＋サラダ＋ライス＋フルーツ+グラスワイン 消費税込　２，１６０円にてご用意させて頂きます。ご要望欄にお書き添え下さい。 と書いてあります。が、その下に注意書きとして ※ご依頼を頂いた後でも、仕入仕込みの都合によりビーフシチューのご提供ができない場合がございます。予めご了承下さいませ。 という記述も見られます。これって予約する意味あるんでしょうかね！？:(；ﾞﾟ’ωﾟ’): 泊まった感想 帰り際、周辺を散策するために小1時間車を置かせておいてもらうお願いをしようとコンシェルジュルームを覗いてみましたが、誰もいませんでした。コンシェルジュルームだけじゃなく、玄関周辺に人気がありませんでした。支払いもチェックイン時にすませてるし、もう用はないという事でしょうかね？ 「コンシェルジュルーム」って、、そういう場所？ 下記の案内が部屋に置いてありました。花小道のポリシーはわかりましたが、なんだかちょっと腑に落ちない点もあるような気がします。 普段は「放っておいてくれる宿」好きですが、花小道のサービスに関してはやや寂しさを覚えたぴーぱーでした(｀・ω・´) でも、じゃらんの口コミ読むと結構評判いいんですよ。興味のある方は1度行ってみてください( ^ω^ )/     空室確認＆予約はこちらをクリック⇩ 他の人のレビューも見たい方はこちらもオススメ⇩ close

湯の宿 花小道（修善寺温泉）