新鮮な魚介類と苺で有名な亘理町にある温泉です。宮城県のこのあたりはあまり温泉に恵まれていないので貴重な温泉施設になります。循環利用ですが、とても人気で、いつ行っても人がいっぱい。今回も例年同じことしているのですが、秋の風物詩、はらこ飯を食べに亘理町に行くついでに寄りました。 到着…… more すると、駐車場やっぱりたくさんの車が停まっています。 ［雨の中の訪問　今の営業形態で最後の訪問でした］ 日帰り入浴 料金：５００円 時間：１０時～２０時 　※平成２９年１２月１１日～平成３０年３月３１日（予定） 　　リニューアルオープンに向けた改修工事のため全館休館 平成２９年１０月　訪問 小雨の降る中、小走りで駐車場から建物まで行きました。広いホールの所に券売機があり、そこで入浴券を購入します。 １Fには椅子とテーブルが並べられた休憩室があります。自販機もたくさん設置。休憩室ですが、飲食しても良い場所とそうでない場所とに分かれています。実際、ここの休憩室は何度もお風呂を入るために利用できる休憩室ではなく、待ち合わせ程度に利用する休憩室の役割になっています。 券売機で購入した入浴券を１Fの受付の人に渡すと、プラスチックの札を渡されるのでそれを持ってエレベータに乗り５Fのお風呂に向かいます。エレベータ、結構狭い。 ５Fでエレベータを降りると、さらにまた係の人がいるのでプラスチックの札を渡してお風呂に向かいます。５Fにも少しだけ椅子が用意されていますが、それほど多くの人が休めません。自販機も確かあったはず。 脱衣所入ってすぐの所に、１００円リターン式ロッカーがあります。貴重品はここに入れてから脱衣所へ。 脱衣所は結構広めに作られており、入って右側が脱衣棚と脱衣籠がある着替えるスペース、左側が洗面台やベンチがあるスペースと分かれています。冷水機もあるので水分補給もできるのは良いですね。ドライヤーも完備。トイレもあります。 さて、脱衣所に行ってまず面食らったのは、あまりの人の多さ。１０人以上確実に脱衣所内にいるのです。それなりの広さでは有りますが、それでも狭く感じますね。 お風呂は男女別内湯と露天の構成。内湯は大きなタイルの湯船と、檜風呂になっているジェットバスなどの設備とになっております。 露天は沸かし湯。温泉じゃありません。 まずは掛け湯、入って真ん中に掛け湯用のお湯があります。これがぬるめになっていて、下の方を流す役割は果たしますが、温度に体を慣れさせるという役目はなし。なので、結局、湯船のお湯でもう一度掛け湯しました。 少し黄色というか茶色というか、そんな感じの色がついているお湯です。透明度は高く、色はついていても湯船の底ははっきり見える程度。ゆっくり体を沈めると、ツルツル感もあって、まあ、こういうお湯も良いかなとは思います。塩素臭有。これ、臭いの少ない消毒剤に替えればお湯の印象皆さん全然違うと思うのですが。経費的に無理なのかな。 温度は４３度ぐらいになっていました。人によっては熱いといい、人によっては温いと言っていました。こればかりはそれぞれの感覚だから。 檜風呂になっている部分は、ジェットバスの設備があります。１～２分程度利用しては次々と別の人が利用しています。中には長く利用している人がいますが、それはごく一部。正直、もう少しレイアウト工夫してほしかったというのが印象。というのは、背中に当たる部分と、足の裏に当てたら気持ちい部分とが離れすぎているので、同時にジェット水流を楽しむことができないのです。これがスーパー銭湯だったら、背中と足裏を同時に刺激できるよう作ってあるのですけど。去年も同じことを思いましたがことしもやっぱりこれは残念だなと思いました。 でも、久しぶりにこういうジェットバス使うとやっぱり気持ちいいですね。 シャワーは何台あるのだろう？２０台ぐらいあるのではないでしょうか。だいたい、３分の１ぐらい利用している人がいます。とにかくこの日は人が多い。今まで来た中で一番人の多い日になってしまった。それでも、水圧はそれなりに確保されているので、ひげ剃りしましたが、不自由なく利用できました。 内湯でかなり温まった後、露天風呂のスペースで一休み。沸かし湯なので湯船に入らず、置いてある椅子に座って外気に当たります。海が遠くまで見えてとても気持ちいい。普段、仕事でパソコンや書類など近くばかり見ているので、たまに遠くを見るのも良いですね。そういう意味合いでは、この水平線をみながら入れるお風呂というのはなかなかなのかもしれません。 一番利用したのが普通の大きな湯船の部分。とにかく、幅広い年齢そうがやってきていました。高齢者は勿論、小さな子もたくさんいます。孫連れてきたという感じですね。どうもうちと同じく、はらこ飯目当てで亘理まで来た人が多い用です。やっぱり。同じ行動している人が多いのか。 混んではいましたが、湯船にはしっかり浸かることできました。結構多くの人、体洗って５分程度お湯に浸かると上がっていってしまう人多くて。温泉にあまり慣れていない観光客という雰囲気でした。他の観光もしたいから、あまり長くここで時間とれないのかもしれません。 湯上り後、１Fの休憩室でマネージャーと待ち合わせ。温泉施設には似合わないようなオサレなソファーが用意されえいます。５分ぐらいそこで休んでから帰りました。やっぱり、待ち合わせ程度の休憩室です。寝転がれないし。休憩室は横になれるようなスペースほしいです。 このわたり温泉鳥の海、１２月１１日で一旦休館、平成３０年４月にリニューアルオープン予定みたいです。運営会社が、秋保の佐勘になるようで。震災後、とりあえず日帰り施設としてここをやってきていましたが、本格的に宿泊受け入れもやっていくのだと思います。それに向けて、一時的に休館し準備を整えるみたいです。 佐勘というと、若干品格的にランクが上がってしまいそうなのが気になる所。比較的低料金で地域の人が楽しめ、また、観光で訪れた人が良かったと思えるような施設になってくれれば良いなと願います。そして、この施設を拠点に、亘理町全体の観光が活気づくようになると良いなと願います。 主婦湿疹　△ 今回はらこ飯を食べたのは、「よかろう寿司」というお店。はらこ飯マップにも載っている店です。単純に行ったこと無いという理由だけで訪れてみました。 ここのはらこ飯は１６５０円、お店によって多少値段の差がありますが、他の店より若干安めかな。出てきたはらこ飯ですが、いくらの色は若干湯通ししすぎたかしら？という部分もありましたが、味はなかなかです。結構濃い目の味付けになっているお店が多い中、ここはそれほど味が濃すぎず、個人的にはなかなか気に入りました。有名店は駐車場にはいるのにも行列ができておりますが、この店は満席にもならず、だからといって客がいない状態にもならずという雰囲気で、途切れない程度に客がやってきています。 普通のお寿司ランチのセットメニューもあってそれもいいなと思いました。はらこ飯シーズン以外の時、利用することがあったらランチセット注文してみたいです。 close

わたり温泉　鳥の海（宮城）　　再訪２