赤湯温泉の山口館は新潟県湯沢町にある苗場山の5合目にある山小屋。場所やここに行くまでの行程は別記事にしてありますので当記事では省きます。山口館に付いたらまずは料金を支払います。宿の方が居れば直接支払うのですが、居ない場合は玄関前に掛けてある湯銭入れでも良い様です。その後に玄関前の…… more ベンチにて荷物を下ろし、備え付けのサンダルに履き替えます。後はタオル等必要な物を持って先ほど通ってきた道を戻って各湯に向かいます。◆浴室宿に内湯は無く、お風呂は玉子湯、薬師湯、青湯の露天風呂のみ。薬師湯と青湯は屋根が掛かっています。それ以外あるのは温泉と大自然のみで、あとは何もありません。まずは薬師湯。こちらは少し小屋みたいになっているので、玉子湯を利用する場合も薬師湯で脱衣するのが良いかと思われます。薬師湯の湯舟はこんな感じ。4人位が限界でしょう。こちらは薬師湯のすぐお隣にある玉子湯。川の目の前なので、湯温などが川の影響を受けやすいとの事です。サイズは6、7人位でしょうか。一番奥は適度な深さがあるのですが、全体的に浅くてぬるめです。しかしながら、開放感の影響か私はこの湯が一番気に入りました。それと、この湯は手前にある橋から丸見えです。実際、私の入浴中、若い男女のグループが橋の上からこちらを見物していて少し恥ずかしかったです。これは玉子湯の一番奥のところにあった謎の穴。湯口かと思いましたが、実際にここから湯は出ていませんでした。何でしょうか？こちらが青湯。訪問時は女湯の時間帯だったのですが、前述した男女のグループがこの浴槽の目の前でお弁当を広げていた事から、誰も入浴していないと判断して写真を撮らせてもらいました。大きさは4人サイズほど。確かに他の湯に比べ、全体的に綺麗ですし、囲いも多く女性向けであることが伺えます。◆湯湯温は季節などにもよると思いますが、玉子湯、薬師湯共に39℃～41℃ほど。薬師湯は湯温が均一でしたが、玉子湯は下流側がぬるく、上流側が一番湯温が高いように感じました。青湯は味見していませんが、玉子湯と薬師湯は僅かな塩味に鉄味の効いた味。色は玉子湯と薬師湯は少し透明感のある黄土色で濁りあり。それと僅かに青みがかっています。青湯も基本は同じ様な色合いなのですが、他の二つよりも青みがかっていました。正直、玉子湯は橋から丸見えであり、人から裸を見られて気になる方は入れないと思いますし、設備面でも湯舟以外に何もありません。季節によってはアブも寄ってくると思われます。それが良いんだよと言う方には最高の温泉でしょうし、それが嫌な方には最低の温泉にも成りえます。赤湯温泉という秘湯を求めて行かれるのならば、最低でも自分が前者に当てはまる人間である事を自覚してから行くべきものと考えます。私はもちろん前者になるので最高でしたが。あと、湯温が結構ぬるめですので、ぬるい湯が苦手な場合、寒い時期は避けたほうが良いと思われます。短い時間ではありましたが、天気にも恵まれ、最高の湯でした。次回は宿泊込みで苗場山山頂まで行ってみたいものです。◆Data訪問日：2017/9/24施設名：山口館 TEL：025-772-4125(現地の電話番号ではありません)URL：http://akayunaebasan.sakura.ne.jp/住所：新潟県南魚沼郡湯沢町 苗場山5合目地図：Googleマップ入浴料金：500円営業時間：24時間<朝～18：00>男湯=玉子湯・薬師湯女湯=青湯<18：00～20：00>男湯=青湯女湯=玉子湯・薬師湯<20：00～夜間>混浴=玉子湯・薬師湯・青湯定休日：未確認（5月～10月頃まで営業)源泉名：玉子の湯薬師の湯青の湯泉質：<玉子の湯>ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性中性高温泉)56.6℃(平成20年8月)<薬師の湯>ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)49.0℃(平成20年8月)<青の湯>ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)50．4℃(平成20年8月) 掛け流し：加水・加温・循環・消毒なし 鍵付ﾛｯｶｰ：無し ｼｬﾝﾌﾟｰ類：無し 露天風呂：全て露天風呂（内湯無し）青湯と薬師湯は屋根ありサウナ：無し タオル：無し(少々貸出し有りとの事)食堂：無し ◆新潟県中越の訪問施設一覧->新潟県中越の温泉（一覧）◆関連記事->赤湯温泉　山口館(登山編)人気ブログランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになりますので、よろしくお願い致します。温泉 ブログランキングへ▲TOPへ2018/01/04 close

赤湯温泉　山口館(温泉編)