1月13日(土）に、いわき湯本温泉みゆきの湯に行ってきた。いわき湯本温泉には「さはこの湯」に続いて、２度目の訪問となる。みゆきの湯には駐車場がないので、湯本駅隣の市営駐車場を利用する。駐車料金は最初の30分は無料、その後は30分ごとに100円と、良心的な設定。ここからみゆきの湯ま…… more では徒歩１分程度。当日は、常磐道と国道6号線で行ったが、予定よりも早く着いてしまう。みゆきの湯が始まるまで30分以上もあるので、駅付近の散策をすることに。まずは、駅前の愛湯物語広場のあし湯。浸かることはしなかったが、お湯はなかなか良さそう。湯口付近からはタマゴ臭が感じられる。駅前を散策しているとブロンズ像があることに気づく。しかも、楽器を演奏する人たちの像。これは、たぶんピッコロを吹くおじさん。（体型が自分に似ているかも）ベンチに座ってトランペットを吹くおじさん。遠くから見たときには、本当に人が座っているように見えた。サックスを吹くおじさん。左手の人差し指で「１」を示しているように見える。後で調べたら、「ワンモアタイム」という作品だった。フルートを吹く女性。ハワイのレイのような首飾りを付けている。気になってググってみると、ブロンズ像は他にもまだあるようだ。次回この辺りに来たときには、探してみようと思う。駅前から高台にある御幸公園の方に少し向かうと、いわき湯本温泉の由来が書かれた立て札がある。それによれば、いわき湯本温泉は平安時代の延喜式に「さはこの湯」として記載されており、有馬温泉・道後温泉と並ぶ日本三古泉の一つ・・・云々。立て札の隣には、チョロチョロとお湯が出ているオブジェがある。足湯と思って近寄ってみるが、どうも違うようだ。お湯に香りはあるが少し温かった。この日は良く晴れていて、仙台に比べるととても暖かく感じられた。30分ほどの散策を楽しんだ後、みゆきの湯に向かう。入口付近にはすでに10名ほどのお客さんが待っている。皆さん常連さんのようであいさつを交わしたり話しをしたりしている。10:00ぴったりにドアが開き、一斉に中に入る。常連さんたちは回数券を持っていて、それを受付に出してお風呂に向かう。私は券売機で入浴券を買ってそれを受付で渡して、後を追う。脱衣所には、棚と籠の他に鍵付きのロッカー（コイン不要）がある。洗面台にはドライヤーが2台備えられている。急いで服を脱いで浴室に向かう。何とか一番乗りを果たす。写真を２～３枚撮っている間に次々にお客さんが入ってくる。浴室には、大小２つの浴槽がある。右側の浴槽は10人サイズで、湯温は42℃と電光表示されている。左側は5人サイズで、44℃。それぞれの浴槽に設けられた湯口からお湯が注がれている。大きな浴槽の注湯量は多く、小さな方の浴槽は少ない。これは加水量の違いだと思う。泉質は、含硫黄－ナトリウム－塩化物・硫酸塩泉で、弱アルカリ性のお湯。色は、緑がかっていて若干白濁しており、小さい浴槽の方が色が濃いように感じる。匂いは、微タマゴ臭を含んだ複雑な香り。掛け流しになっていて、溢れたお湯は浴槽に設けられた切り欠けから絶えず外に流れ出している。洗い場は8箇所あり、シャワー付きのカランが設置されている。シャンプーや石鹸はないので、洗う場合には持参するか受付で購入する必要がある。この日はちょっと熱めの44℃のお湯に長く浸かった。お客さんが絶えず入ってきて常に賑わっているが、熱い方にはほとんど入ってこない。汗をかくほど長湯してお風呂から上がった。駐車場まで歩く間、冷たい風がとても気持ちよかった。いわき湯本温泉　みゆきの湯場所　いわき市常磐湯本町天王崎1-8 料金　大人２５０円　子供１２０円時間　１０：００～２１：００ close

いわき湯本温泉　みゆきの湯