新平湯温泉は岐阜県・奥飛騨温泉郷の中にある温泉地。平湯温泉から新穂高方面に向かって少し走ったところにあり、国道沿いに温泉街が細長く連なっている。かつては一重ケ根温泉といわれいたのだが、知名度の関係か、平湯温泉に「新」の字をつけている。平湯温泉の知名度にあやかろうということかもしれ…… more ないが、泉質は全く別物。ここは大型旅館は一軒だけあるが、中小規模の宿が多く、家族的雰囲気の中で温泉を楽しむことができる穴場的存在（^^）平湯温泉から新穂高温泉や富山方面に通じているので、比較的よく通るところ。車窓から宿を物色していることもあり、以前から道路から少し上がったところに庄屋かはたまた豪農といった重厚な建物が気になっていて、期待感がたかまる。これが今回紹介する「松宝苑」。駐車場からのアプローチ松宝苑玄関棟外観松宝苑のチャックインは14時で、一般的な15時より少し早くなっている。宿を目的にする者にとってこの1時間は落ち着けること間違いなし。14時少し前に到着し、一番乗りに成功（笑）玄関棟（母屋）にはフロント、食事処があって、ここでお茶とお茶菓子が供され、その後、フロントの案内で客室棟に案内される。エントランスフロント提茶コーナー玄関から土間のような廊下が続き、スリッパ等に履き替えるのではなく土足のまま移動。廊下からは中庭を見通せることができ、敷地の広さに驚く。母屋内通路（通路の左側にベンチあり）エントランス前の中庭宿泊棟への渡り廊下 close

新平湯温泉　松宝苑（概要編）