お気に入りの温泉は何度も何度も足を運んでしまいます。この鳴子らどんもその一つ。記憶だと、現在鳴子温泉全体で日帰り休憩最安値なのではないでしょうか。５００円で入浴と休憩ができるのは山形の公共系日帰り温泉施設並です。 最初名前を聞いた時は、怪獣でもいるのかと勝手なイメージをもっていま…… more した。どうもラドンと聞くと怪獣みたいなイメージがある。 いつもどおり、到着すると最初に籐治朗でお蕎麦を食べてからお風呂に行くのでした。 ［清掃時間はこのようになっています］ 日帰り入浴　 料金：５００円　　湯巡りシール２枚 時間：１０時～１７時 　　　　休憩室利用時間　１０時～１５時 平成２８年　６月 平成２８年１１月　訪問 入浴券は券売機で買うのですが、いつも湯巡りシールで入浴のためまっすぐ受付に行きます。シール渡して２Fのお風呂にさっさと向かうのでした。何度も来ているので迷うこともなく。 最初、内湯の空き状況を確認しあんまり混んでいるようだったら露天風呂から入るつもりでしたが、まあ、数名程度だったので内湯から入ることにしました。 ここの脱衣所、鍵付きロッカーなのはとても良いと思います。ただし、鍵がおかしくなっている場所とか、ゴム紐がダメになっている場所もあるのでコンディションの良い部分を選ぶ必要がありますね。そのへんは、行く度に違うからよく選ばないといけません。 ［脱衣所　ゴムがしっかりしている所を選ぶこと］ 脱衣ロッカーの反対側にはベンチと手洗いがあります。洗面台ではなく手洗い。温泉施設では珍しいですね。 ［手洗いなのでちょっと使いにくい］ お風呂ですが、出入口右手側にシャワー、左手側に湯船があります。円の一部をカットしたような形のタイル貼り湯船、なんか慣れ親しんでいるので見るとすごく落ち着くのはごまちゃんだけでしょうか。 ［内湯　以前はもうひとつ湯船あった］ 掛け湯すると、だいたいいつも４３℃強ぐらいになっている事が多いです。首まで浸かるとふぅ～っと大きく息をはいてしまいますね。包み込まれる熱さがこれまた心地よいのです。お湯はその日によって微妙に色が変化します。透明に限りなく近い時もあれば、若干色づきがある時もあります。平成２８年１１月に訪れた時は微妙に緑色がかった色になっていました。これもまた美しいものです。 少しとろんとしている泉質は肌にも優しい。硫黄成分も入っているのでホントか嘘か分かりませんが美白効果もあるのでしょうか。とあるメーカーの洗顔用品はイオウ成分配合で美白になるみたいな事を謳っています。 ［この日のお湯は少し緑かがって見えた］ 最初はお湯のとろんとした感じが良く分かるのですが、入っているとだんだんとわからなくなりますね。香りも硫黄成分入っている湯独特の香りがします。これがすごく好き。そして、喘息持ちのごまちゃんにとっては、この湯気を吸入しているだけで鼻や喉が少し楽になるのでした。科学的根拠は分からず。 ほどよく温まった頃シャワーを利用。ここのシャワーは水圧も十分で使いやすいです。ただ、置いてあるアロエボディーソープ、前から思っていたのですがこのボディーソープを使って髭を剃ると、どうも肌が痛みやすいのです。基本、剃刀で髭を剃る時はボディーソープダメなの分かっていますがついつい利用してしまいます。 ［シャワー　子供用の風呂椅子も準備されている］ 内湯を楽しんだ後は一旦、広間の休憩室でおやすみ。麦茶飲んで軽くごろんとなります。ここの休憩室、４組が休めるようテーブルが置いてあります。結構利用率高いので、空いていないことも多いです。 少し体が冷えてきたかなと思った頃、今度は露天風呂を利用。 露天風呂の脱衣所は屋外。この日は結構風が強かったため服を脱ぐ時寒かったです。 ［脱衣所部分　天気に左右されます］ 露天風呂の脱衣所部分に椅子もあるのですがこれ使っている人見たことないですね。 ［風が強いとこの椅子転がるのではと不安になる］ お風呂は木で出来ている湯船。そこそこの広さがあり１０名以上入れます。でも、実際にここで一緒になったことあるのはいつも３名程度。意外と皆さん露天風呂は利用しに来ません。 ［露天風呂　入ってしまうと心地よい］ 少し熱めに設定されていることが多いです。とろんとした湯は内湯と変わらないはずなのですが、透明度はいつも露天風呂の方が高いですね。木の湯船、結構滑るのも要注意。 お空を見上げながらの入浴はそれなりの開放感があって気持ち良いです。 ここの湯口、なんでしょう、グレているのでしょか？この角度はちょっとと思うのですが何かしら意味があるのだと思います。温泉成分もびっしりついています。この湯口付近はほんとに危険！かなり激熱の湯が出ておりますので火傷に注意です。子供は絶対に近づかせちゃダメ。 ［湯口　世の中に正面向けないようです］ 反対側の湯船の縁には水道の蛇口。すっかり黒く変色しています。これも湯の成分が原因でしょう。丸太に穴を開けたような部分、女湯が覗けないように中に詰め物がされています。 ［加水用？の蛇口］ ここの男女の仕切り、一部どうしても見えやすい部分があります。あまり仕切りに近づきすぎると見えちゃうと思うので要注意。これのせいなのか、女性はあまり露天風呂利用しませんね。 ［男女の仕切り板　下の隙間部分要注意］ ブログアップまで２度訪問。６月の時は内湯がぬるめで露天が熱め。そのせいか、内湯に人が集中しています。誰か加水でもしたのかな？おかげで、露天を利用する時間が長かったのですが、この日の露天風呂は鮮度を感じるフレッシュな湯に思えました。なんかそれだけは得した気分。 １１月に訪れた時、この日はかなり次々と人がやってくる日。学生さんかと思われるような若い人も来ておりました。勿論、高齢者もいましたけど。幅広い年齢層がやってきます。しかも、初めてきたような雰囲気の人多いです。自販機で飲みのを買う人も多く、宿側とすれば売上良かったのではないでしょうか。 休憩室もテーブル４つ全部うまるぐらい利用率高かったです。休憩室の近くにあるちょっと休めるスペースで休んでいる人もいれば、１Fのこたつ？オンドル？みたいになっている部分で休んでいる人もいます。隣の籐治朗もそこそこ人が来ていたようで、駐車場に車が結構停まっていました。人気があるというのは良いことだ。 ただし少し残念に思うことがあります。震災以降、どうもこの宿やる気があるのかないのか不安になる時あるのです。ここのお湯、とても気に入っているからやめないでずっと続けてほしいのですが、なんとなくいずれ廃業してしまうのではないかという不安があります。それは、補修をするというよりどんどんだめな部分を切り捨てて営業が縮小傾向にあること。こういう状態だと廃業に向かっている気がしてなりません。 宿側にやる気があるのであれば、場合によっては取り壊した東蛇の湯の所に新しい施設を再建し、こちらはいずれ取り壊してまた別な形でこの土地を利用することも有だと思います。なかなか金銭的に厳しいのだと思いますが、なにか知恵をしぼれば一度借金をしても採算が確保可能な営業方法もあるのではないでしょうか。 とにかく、ここには頑張って欲しい。頑張って欲しいので、これからも度々訪れて湯銭を落とすようにしたいと思います。 主婦湿疹　○ close

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