浴場棟の左側は男性用大浴場。女性用大浴場とは洗い場の壁を隔てて対称形になっている。脱衣場は畳敷きで、入り口正面に脱衣籠右側には浴室が広がり、隔壁がないので広々とした雰囲気になっている。最初に入ったときは「？？？」ってなり、やがて脱衣場と浴室の間に隔壁がないのに気づく。インパクトが…… more 強い珍しい造りのようで・・・。男性用脱衣場から見る浴室浴室は木がふんだんに使われ、温かな雰囲気だし、浴槽も木製で湯が柔らかく感じる。でも、木製はメンテが大変だと思うのだが、きれいに保たれている。浴槽は広く、10人くらいは余裕をもって入浴できるが、滞在中、常に貸し切り状態で、木々を眺めながら静かな湯浴みを堪能。温泉は自家源泉他の混合のようだが、かけ流しになっている。なお、オーバーフローは露天風呂に流入する造りだが、客室数から勘案すると利用者は多くて20人くらいなので問題はないと言えるだろう。男性用内湯からの眺め洗い場はカランが5カ所あって、仕切板はなし。浴槽の縁は高いのでシャワーを使っても浴槽に入ることはないと思われる。男性用洗い場露天風呂へは浴室の一番奥にある扉から直接出るようになっている。扉を開けると露天浴槽は目の前なので、冬場も冷たい石の上を歩かなくても済みそう。石組みの浴槽で周囲の木立にうまく溶け込んでいる。湯の音を聞きながらのんびり、まったり。男性用露天風呂脱衣場は先にも触れたように畳敷き。脱衣籠と洗面台があるだけで至ってシンプル。飾り気がないとなんだか湯治場に来たような落ち着いた雰囲気になるネ。脱衣場には飲料水設備がないが、冷水を入れたポットとがさりげなく置いてある。大浴場玄関脇で目につきにくいが、風呂上りには正面で見ることになる。脱衣場の冷水ポット close

新平湯温泉　松宝苑（温泉編②）