鹿児島県霧島市の霧島温泉郷にある「霧島観光ホテル」の日帰り入浴レポートの続きです。（１）（２）も見てください。 　（３）は、展望風呂の続きからです。 　厳選掛け流しなので、湯口付近は結構熱めでした。 　「白い沈殿物は天然の湯の花です。」と書いてありますが、展望風呂のお…… more 湯はうっすら白い色をしているものの、沈殿物はほぼありませんでした。 　実は、南館１階の露天風呂のほうにはたくさんの白い沈殿物があったのですが、それは次の記事でレポートします。 　この展望風呂は霧島観光ホテルの温泉では目玉なんでしょうけど、温泉が好きな方なら露天風呂のほうにも行かないと絶対もったいないです。　 　湯口とは逆側の湯船のフチから、上澄みが放流されています。 　白色ですが、浴槽の底はうっすらと見えますよね。 　硫化水素臭も弱く、優しい温泉という感じでした。 　ただ、この展望風呂はお湯が熱めだったので、なかなか長湯はできなかったのですが。 　公式ホームページによれば、【この温泉の泉質は単純温泉で、本来は無色透明ですが、湧出する途中でガスが膨張し爆発する様に吹き出すため、微かな乳白色と成分の結晶（いわゆる湯の花）を多く含んだお湯となっております】とのことです。 　へぇ～。単純温泉なんですね～。 　単純温泉って言っても、やっぱり単純ではないですね。 　霧島神宮近くの「霧島神宮温泉」や「さくらさくら温泉」も単純温泉でしたけど、分類上は単純温泉でも、限りなく単純硫黄泉に近いのかも。 ↓　温泉分析書です。※画像をクリックすると大きな画像で見られます。 　源泉が高温のため加水して温度調整しているそうです。その割に熱かったですけど。 　源泉温度が８０度以上なので、加水は仕方ないのかもしれませんが、もったいないですね。 　あと、せっかくの源泉掛け流しなのに消毒しているのも残念。塩素臭さは感じませんでしたけど。大きなホテルですから大勢の人が入るので仕方ないのかな・・・。 　泉質は単純温泉（低張性・弱酸性・高温泉）。 　PH値は５．９の弱酸性で、温泉自体は体に優しい泉質となっています。 　ところで、丸尾温泉なのか塩湯温泉なのか殿湯温泉なのかって気になっていたのですが、この分析書は源泉名が空白で書かれていませんね。 　この分析書の他に、古い分析書もありました。 　こちらでは、源泉名は「九州館一号」となっています。ええっ？！ 　結局、源泉名は丸尾でも塩湯でも殿湯でもない？ 　公式ホームページには「約３００年の歴史を持つ　薩摩の殿湯」と書いてはあるのですが。 　１ｋｇ中の成分の量が、結構違いますね。でも、こちらは分析が平成５年なので、約２０年の間に成分量が少し変わったのかもしれません。 　展望風呂には他に、気泡湯（ジェットバス）の湯船もあります。 　こちらは温泉ではないようで、温度もややぬるめでした。 　バイブラは真ん中の１か所だけですが、他にお客さんがいない時間だったのでバイブラを背中や脚に当てて体をふぐすことができましたよ。 　他に、水風呂とドライサウナがあります。 　（４）では、南館１階の露天風呂をレポートします。お楽しみに～。 ↓　公式ホームページはこちらです。 「霧島唯一の展望温泉の宿　霧島観光ホテル【公式ＨＰ】」 http://www.kirikan.jp/ ★日本ブログ村のランキングに参加しています。 ↓　凸ぽちっと、応援お願いします。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★撮影場所＝鹿児島県霧島市 ★撮影時期＝2017年12月 ↓　九州地方の温泉宿・日帰り温泉のインデックスページはこちら。 「とある温泉宿・日帰り温泉の記事目次（インデックス）［九州地方編］ 」 close

霧島温泉郷「霧島観光ホテル」(３)うっすら白濁の湯と泉質　〔鹿児島県霧島市〕