今日は久しぶりの週末温泉。小原温泉の旅館しんゆに行ってきた。しんゆへは約２年ぶりの訪問。場所は、白石市内から七ヶ宿に向かう国道沿い、２つ目のトンネルを出てすぐのところにある。玄関から中に入ると館内はし～んと静まり返っている。「ごめんください」と大きな声をかけると、奥から女将さんが…… more 出てきて対応してくれる。いつもながら、とても感じが良い。帳場から奥に進み階段を降りて、さらに奥に進む。突き当りが女湯、手前が男湯、さらに手前のドアから外に出ると露天風呂がある。ドアの向かい側に貴重品ボックス(100円リターン式)がある。ドアから外に出て、スリッパからサンダルに履き替えて先に進む。石段を下りたところに男女別の露天風呂がある。脱衣所はとてもシンプル。2段の棚のみが設置されている。岩造りの浴槽は４人程度が入れる広さ。竹製の湯口からは熱いお湯が注がれている。泉質は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で弱アルカリ性のお湯。無色透明なお湯からは石膏臭がふんわりと感じられる。朝一のこともあり、お湯はとても新鮮で心地よい。岩の隙間からは絶えずお湯が溢れ出している。加水なし・加温なし・循環濾過なし・消毒なしの源泉掛け流し。今日は天気が良くて暖かい。お風呂からの眺めは最高！しばらく素晴らしいお湯を楽しんで、内湯に向かう。いったん服を着て、来た道を元に戻る。脱衣所は狭くシンプルな造り。100円リターン式のロッカーがあるのはありがたい。洗面台にはドライヤーが備えられている。浴室に入ると、季節柄、少し湯気で煙っている。浴槽は小さく、４人程度が入れる広さ。パイプの湯口からは熱めのお湯が注がれている。泉質・湯使いは露天風呂と同じ。浴槽が小さいので、ザブンとお湯に浸かると、浴槽の縁から一斉にお湯が溢れ出す。この瞬間が大好き。洗い場は２箇所あり、シャワー・シャンプー類完備。風呂から上がった後、女将さんに勧められて冷水を飲んでみる。とっても美味しい水に感激。今日は、男女ともに終始完全に独泉。久しぶりのしんゆのお湯を十分に堪能することができ、大満足だった。小原温泉のかつらやがお休みしているという情報があったので、帰りに確かめに行ってみる。以前は賑わっていたが、人の気配がまったく感じられず、寂しい限り。玄関には、管財人の張り紙が貼られている。平成２９年１０月３１日付の張り紙を読んでいると悲しくなる。大震災の影響はいろいろなところに出ているのだろうなと改めて思う。旅館しんゆ場所　場所　白石市小原字新湯5-3料金　５００円時間　１０：００～１５：００ close

小原温泉　旅館しんゆ