こんにちは、橋本です。今日は、南九州の中心都市・鹿児島のナイトスポットを紹介しましょう。　ナイトスポットと言っても、バーやクラブではなく、もちろん温泉です。日本屈指の源泉数を誇る鹿児島県は、市内にもたくさん温泉があり、銭湯として市民に親しまれている銭湯も多くあります。♨　♨　♨…… more 　桜島フェリーターミナルの近くに、村役場があるというので見に行った。鹿児島市内に村役場があるのは、その村が群島からなっていて、一つの島に役場を置くよりも定期船の発着する鹿児島市内に置いたほうが合理的だからだという。その十島村も三島村も、今目の前に見えている桜島に比べるとはるかに遠いところにある。　遠く鹿児島の離島に思いを馳せながら、夜の帳がおりたばかりのわずかに明るさの残る市内を歩いていると、温泉銭湯にすぐたどりつく。今回の目的地、「かごっま温泉」だ。かごっま、というのはおそらく鹿児島の方言なのだろう。レトロだとは聞いていたが、入口の前まで演歌が聞こえてくるとは意外であった。　番台でお金を払い、中へ。こぢんまりとしながらもなるべくロッカーを多く配置したいという心遣いが感じられる。さいわい、晩飯時で客は少なかった。▲富士山ではなく桜島が壁に。（県の公衆浴場組合HPより）　泉質は塩化物泉、入るととろみを感じ、舐めるとミネラル味を強く感じる。市街地にありながら、源泉かけ流しで温泉が楽しめる。ぬるめの浴槽の横には塩が置いてあり、塩を体に塗って発汗を促してから温泉につかるという珍しい体験ができる。脱衣所横のサウナと行ったり来たりしている常連さんもいる。　シャワーのお湯も温泉水で、備え付けのシャンプーがよく泡立ち、洗ったあとのなめらかな感じが心地よい。市内を散策して少し火照った体をぬるめのお湯で落ち着かせ、熱めの入浴剤入りの風呂に移動して温まり直した。　冒頭ではナイトスポット、と書いたが、この銭湯は24時まで営業している上に朝は８時から営業している。ランナー用の設備もあるというので、朝ジョギングしてからひとっ風呂、なんていうのも気持ち良いだろう。　すっかりサッパリして、僕はもう少し鹿児島の街を歩くことにした。談、橋本＜かごっま温泉＞営業時間：8:00～24:00料金：大人390円、中人150円、小人80円定休日：毎月15日  close

【鹿児島県】かごっま温泉