温泉は6階に用意されている。宿泊棟の後背地は段丘状になっていて、その高さはおおよそ4～6階に相当する。この段丘状の高台に大浴場を設け、宿泊棟の6階とは渡り廊下で結ばれている。なお、この高さを活用して震災時の避難場所にもなっている。石の湯、木の湯と呼んでいる浴室があって、それぞれ趣…… more が異なることから日にちによる男女入れ替え制になっていて、入れ替えは午前6時。石の湯（この日は到着日は男性用）入口石の湯の内湯は大きな主浴槽とこれに続く源泉放冷部のみ。サウナや圧注浴といったものはなく、温泉を楽しむといったのんびりした湯浴み。窓際のスペースに源泉を流し込み、放冷して浴槽に入れるという源泉かけ流し。そのため湯の香が浴室いっぱいに漂い、これぞ温泉！といった感じ。ただし、浴室内で源泉を放冷することから湯気が多く発生し、冬場は湯気に霞んでいて、湿式サウナ状態かも。石の湯・内湯源泉を薄めないのは入浴客にとって嬉しい方式だが、浴槽の縁にスケールが付着する。空気に触れることで石灰化することから、常時水位のある付近にスケールが成長し、その先は細くとがっているので怪我をする可能性がある。とはいえ、結晶となり硬く付着したスケールは簡単に取り除くことができず、ハンマーでたたき割ることになるのだが取り除いてもすぐに成長するというイタチごっこ。メンテナンスが大変なんだよな～（＾＾；石の湯・源泉放冷部カランは8箇所という規模で、洗い場には仕切り版が設けられている。シャワーは水圧が強いので、後方にはご注意あれ。浴室アメニティーはボディソープ、シャンプー、リンスと必要最小限。石の湯・洗い場露天風呂へは内湯の奥に出入り口が設けられている。外に出ても眼前に露天風呂はなく、少し離れている。冬場は足元が冷たいので、内湯で十分に暖まったほうがいいね。石の湯・露天風呂露天風呂からの眺望は残念ながらなし。東屋風の屋根が部分的にかけられていて雨でも入浴ＯＫ。石の湯と木の湯の大浴場に囲まれた箇所に設けられていて、周りは屏。そのおかげで、冬場、冷たい西風にさらされことはないのだが・・・。石の湯・露天風呂脱衣場にタオル、バスタオルが用意されていてる。脱衣場はシンプルな構造で、入浴後の休息コーナーはないが、大浴場前には無料のマッサージ器（男女共用）が用意されている。脱衣場に掲出されていた温泉分析書 close

白浜温泉　柳屋（温泉編①）