山田温泉の大湯は長野県上高井郡高山村にある山田温泉の共同浴場。また、山田温泉は信州高山温泉郷を形成する温泉の一つでもあります。場所は小布施町から県道66号線を志賀高原へと進んだ先。途中には子安温泉や蕨温泉などもあります。山田温泉は県道66号線沿いに中小の温泉宿が建ち並んでいるため…… more 、見過ごして通りすぎる事もないかと。駐車場は大湯から100メートルほど先に行くと村営駐車場があるので、そちらにとめて歩いて行きます。訪問時は11月初めで紅葉も見頃でした。少し歩くと直ぐに大湯が見えてきます。後からの外観もザ・共同浴場てな感じで良い風情です。大湯の前には足湯などもあって、散歩がてらやってきて、のんびりする事もできそうです。玄関を入ると左右に靴棚があり、正面に受付があります。受付脇に券売機がありますので、そちらで券を買って手渡します。脱衣場はこんな感じ。人が二人並ぶと通れないくらい細長いです。一番奥に洗面台があるのですがドライヤーがあったのは有り難かったです。◆浴室これぞ共同浴場といった浴室で、オール木造。湯舟も木製ですし、床はすのこがはられており、2ヶ所あるベンチも木製。天井は湯気抜き構造となっていて結構な高さがあります。もちろん、共同浴場のイメージどおり、男女浴室は板壁で仕切られていますが、天井は男女浴室共用の吹き抜けとなっています。入ると正面にぬるめの湯があり、その隣に熱めの湯があります。ぬるめの湯は2～3人サイズ程で足も伸ばせないぐらい狭いのですが、対して熱めの湯は足を伸ばして6～8人ぐらいが入れそうな大きさがあります。熱めの湯の先の壁際に変わった洗い場があります。シャワーやカランは無いのですが、熱めの湯に湯を注いでいる樋から小さな樋が4箇所分岐していて、その先に湯を止める板が付いています。これがカランの代わりでして、先端の板の上部を手で引くと板が回転して湯が出てきます。板から手を離すと傾いていた板は樋からの湯による圧力で元に戻ります。カラクリってやつですか!?なかなか良くできた構造です。◆湯湯は無色透明で薄塩味に控えめな硫黄の香りがします。それに加えて少しゴムの様な匂いもしました。浴槽の底には白い湯華が沈殿しています。湯温は熱めの湯が43～44℃ほどで、ぬるめの湯が40℃前後でしょうか。前出の情報では湯が熱いとの話でしたが、私としてはもう少し熱くてもいいかなと思いました。これぞ歴史ある温泉地の共同浴場といった佇まいに風情を感じました。浴室内は落ち着いた光が注ぎ込んでいて、リラックスしながら極上の硫黄泉に浸かることができました。どちらかと言うと、観光施設的な要素も強いですが、その分気軽に利用できます。また近くに行ったらふらっと寄りたいです。◆Data訪問日：2017/11/3施設名：大湯TEL：026-242-2314URL：http://www.vill.takayama.nagano.jp/life/institution/yamada.html住所：長野県上高井郡高山村奥山田3580地図：Googleマップ入浴料金：大人300円 小中学生150円営業時間：6：00～21：00定休日：毎月第三水曜日源泉名：「元湯」、「わなば」の混合泉泉質：含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉[硫化水素型]掛け流し：加温・循環・消毒なし加水あり鍵付ﾛｯｶｰ：貴重品ロッカーありﾄﾞﾗｲﾔｰ：ありｼｬﾝﾌﾟｰ類：無し露天風呂：無しサウナ：無しタオル：無し食堂：無し◆長野県の訪問施設一覧->長野県の温泉（一覧）人気ブログランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになりますので、よろしくお願い致します。温泉 ブログランキングへ▲TOPへ2018/4/20 close

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