1年以上周回遅れでお届けしております(笑)、2017年4月13日（木）～12日（金）の1泊2日「岡山・鳥取温泉ひとり旅」。 今日もその続きです。 『真賀温泉館』を後にしまして1日目4月13日の3湯目にやって来ましたのは……  &…… more nbsp;『真賀温泉館』からわずか1km足らず、旭川の対岸側にあります……   これまた「湯原温泉郷」のひとつ『足温泉 足温泉館』です。 「足」と書いて「たる」と読みます。 足温泉のお湯は旭川の川床から湧き出ていてとくに切傷、皮膚病に効能があるとされています。 「たる」の名前は元亀年間（1570～1572年）、戦いで負傷した武士たちを癒すため、こちらのお湯を「足（樽）」詰めして送ったという故事に由来するとか。 足温泉にはこの足温泉館を中心に4軒の旅館があるとのことですが、現在各旅館に内湯はなく、この足温泉館を利用しているそうです。 足温泉館は平成11年にリニューアルされたまだ新しい感じがする市営の共同浴場で、鄙び系の浴場を期待していた僕は少々肩透かしを食らいました（苦笑）。   泉質はアルカリ性単純温泉。 泉温、pH値、温泉の利用状況などその他の詳細は不明です。   入浴料は600円とそこそこのお値段（苦笑）。   ロビー空間がありましてマッサージチェアの横に……   女子マラソンランナーの足型が3つ並んで置かれていました。 これは「足」というめずらしい温泉名にちなんでのことなんでしょうね。   左は松尾和美選手。 ごめんなさい、この選手のことはよく覚えていません（苦笑）。   真ん中がかの有名な有森裕子選手の足型。 バルセロナオリンピックで銀メダル、アトランタオリンピックで銅メダルを獲得された、偉大な選手です。   そして右は山口衛里選手。 元「天満屋」の選手ですね。 シドニーオリンピックでは高橋尚子選手が金メダルを獲得したため影に隠れちゃいましたが、7位入賞は立派です。 てか、この選手は美人なので僕は好きでした！（爆）   せっかくなので有森裕子選手の足型と足の大きさを比べてみました。  俺の方がちっちゃいし！（大爆） 俺は24.5cmしかないからねー。   はい、アホなことばかりやってないで風呂に入るよー。   んー、結構お客さんがいるし。 これでは写メは無理だなあ、と思っていたんですが……   皆さんとても協力的な方ばかりで浴槽全景を撮ることができました。 浴槽は2つあるんですが、つながってはいません。 右側が主浴槽で左側がジェットバスのようです。   シャワーやカランはありますが、市営の共同浴場ということもあって石鹸やシャンプーなどは各自持参する必要があります。   主浴槽。一度に10人くらいは入れそうですね。 お湯の色は無色透明。   ジェット噴流は2カ所だったかな？   1人のおっさんが「写真、撮ってやろうか」と声をかけてきてくれまして、入浴中の写メを撮ってくれました！ スマホに慣れていないのかおっさんの指が写っていますが（笑）、慣れないスマホでも写真を撮ってやろうというその気持ちがうれしいです。 こうした現地の方々との心あたたまる交流が生まれるのもひとり旅の醍醐味ですね！   浴槽内温度は適温です。 特別な個性があるといったお湯ではありませんでしたが、アル単らしいツルスベ感が気持ちいいです。 あと、浴室の床がやたら滑って危ない！（笑）   ジェットバスにも入りましたが、やっぱり落ち着かんね！（笑）   足温泉館には小さいながら露天風呂もあります。 左の格子窓？からは……   旭川の景観が望めます。   露天のお湯の方が内湯よりも熱めでさっぱりしているように感じました。 上がって館外に出ると、写メを撮ってくれたおっさんが休憩所で飲み物を飲んでいて「せっかくだから外湯（露天）で撮ってやればよかったなあ」といってくれました。 いやいや、おっさん、内湯でも十分うれしかったですよ、ありがとう！ 前回記事の真賀温泉館で少し憂鬱な気分になっていたところでしたので、このおっさんのやさしさが沁みた思い出深い一湯となりました。 close

足温泉 足温泉館〈有森裕子さんの足型がある市営の共同浴場〉@岡山県真庭市都喜足