こんにちは、橋本です。「カルルス温泉」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか？　僕はこの温泉の名前を、ツムラが販売している「日本の名湯」という入浴剤で知りました。実は、僕は入浴剤は使わない派なのですが、お店で温泉地の名前があるとついつい目がいってしまいますよね。▲画像は公…… more 式ページのキャプチャ　そして、友達から教えてもらったのが、アニメ「美男高校地球防衛部」のキャラクターとしてのカルルス。ストーリーもキャラも知らないのですが、こんなかわいい？かっこいい？キャラがカルルス温泉をイメージして作られているそうです。▲画像は公式ページのキャプチャ　前置きが長くなってしまいましたが、そんな北海道の名湯をご紹介します。♨　♨　♨　「温泉観光実践士」の認定講座に参加すべく、登別に来た。昨年の夏合宿で一度第一滝本館と天然足湯は訪問している。一緒に旅行したのは、同じく再訪となる副代表と、北海道は初めてという留学生メンバーだった。彼女は講座は受けず、一人で登別を散策していたので、結局三人とも、夕方になると、登別以外の温泉にも行ってみようということで話がまとまった。　レンタカーで山道を20分ほど走れば、カルルス温泉に着く。着いた頃にはすっかり暗くなっていた。「オロフレ荘」の駐車場に車を停めて中へ。地下の大浴場は、湯舟の多さが特徴的だ。▲画像は公式ページより　５つの湯舟があって、温度が選べる。無色透明の温泉水がたっぷりと注がれていて、湯舟の淵から湯があふれ出している。単純泉ということで、無味無臭な上、正直に言うと手触りもあまりわからなかった。しかし、しばらく浸かっていると、名湯と言われる理由がわかってきた。　次第に体がポカポカと温まって、額に汗の粒が浮かび始めた。まさか無色透明無味無臭の単純泉でこんな温まり効果があるとは全く予想していなかった。これには本当に驚いて、あらためて温泉の奥深さを感じた。カルルスの名は、チェコのカルルスバードに泉質が似ていることからついたのだという。世界の名湯と比肩する素晴らしい温泉である。　ぬる湯が注がれている寝湯にじっくり浸かっていると、若干の金属臭を感じたが、鉄分は多くない。説明によると、芒硝（硫酸ナトリウム）が多いらしいが、こればかりは味や匂いにほとんど現れないのでわからない。終始不思議な気持ちで入浴していた。　露天風呂もあって、５月の北海道の夜は冷えるから、火照った体を冷ましながら入ることができる。湯舟からドバドバとかけ流されていく温泉水の音を聞きながらぼんやりする時間は、至福である。▲画像は公式ページより　夜まで日帰り入浴を受け付けている温泉宿は、夕食の時間帯が狙い目である。宿泊客がいないので比較的すいているのだ。　そんなことを考えながら三人で車に乗って移動していると、目の前に光る点がいくつか現れた。すぐにそれらの正体がわかった。鹿だ。鹿の親子が道路を横断している。お互いに驚きながらすれ違った。＜カルルス温泉　湯元オロフレ荘＞日帰り営業時間　12:00～22:00入浴料金　大人500円　小人200円談、橋本  close

【北海道】あこがれの名湯「カルルス温泉オロフレ荘」