越後湯沢温泉の「雪国の宿 高半」は新潟県南魚沼郡湯沢町にある旅館。由緒ある旅館で、川端康成が小説「雪国」を執筆した宿として有名です。今回はたまたま利用する機会がありまして、素泊まりではありますが宿泊させていただきました。場所は共同浴場山の湯のすぐ近く。玄関を入ると右側に受付ロビー…… more があります。浴室などは左手にあるエスカレーターを上がった上の階になります。エスカレーターを上がった先は広々とした書斎の様なスペースとなっていて、自由に読書ができる様です。また、卓球台や子供の遊び場なども一角にありました。更に奥にはソファーが並んだシアタースペースがありました。ここでは定期的に「雪国」の映画が上映されているみたいで、お風呂あがりにまったりと観賞するのも良いかもしれません。浴場は先程のシアタースペースから振り返った先になります。正面が女湯の「桂姫の湯」。手前にはコインランドリーなどもあることから、長期滞在にも向いてますし、ビジネスユースにも使用できそうです。右側の奥へと進んだ先が男湯の「お六の湯」になります。こちら、利用した際は誰も居なかったのですが、浴場は撮影禁止であった為、残念ながら写真はありません。脱衣場は宿の規模に見あった広さで脱衣スペースは畳敷となっていました。豪華さはないですが、代わりに落ち着いた雰囲気があります。◆浴室男湯はかなり広々としていて、壁や床はレンガ調のタイル張り。入ると左右と手前の壁に沿ってシャワー付混合栓が13基ならんでいて、途中にサウナがあります。浴槽は窓際に沿って小浴槽と大浴槽があり、一番右側には水風呂があります。そして、浴室の中央には椅子が並んでます。洗い場は浴場の広さの割りに数は少ないですが、そのぶん隣との間隔が広く、ゆったりと利用できるのではないかと。小浴槽は4人サイズ程の広さ。元々はジェットバス&ジャグジー風呂だったみたいですが、保健所から消毒をしなければいけないと促された為なのか源泉掛け流しにこだわる当ホテルとしては只の浴槽にしてしまった様です。水風呂も元々は温泉の打たせ湯だったみたいですが、上記理由と同じで、清水を使用した水風呂にしてしまったみたいです。大浴槽は6～7人サイズ。こちらは最初から普通の浴槽だったみたいです。女湯は露天風呂があるそうですが、男湯はありません。しかし、浴場は一階でありながら、実質的には二階であり、更には宿自体が高台に建っているので、眺めはかなり良いです。そういった事から露天風呂が無くても満足できます。しかも、男湯は朝日が差し込む為、朝風呂がかなり気持ち良いです。◆湯湯は無色透明無味で、僅かに硫黄の香りがします。特筆すべきは、pH9.6が示す様にツルスベ感が結構あります。小浴槽は40℃前後のぬるめで、大浴槽は41℃前後の適温。両浴槽共にゆっくりと景色を眺めなが入浴するには最適なのではないかと。源泉名からも共同浴場山の湯でも同じ源泉を使用しているみたいです。なんでも初代が約800年前に発見したそうな。その為か湯にはこだわりがあるようで、正直、山の湯よりもこちらの湯の方が浴感は良かったです。思いの外、良い湯が楽しめました。利用した際に通された部屋は東館6F（最上階）で、和室10畳の広縁付でした。今回は暗い時間にチェックインし、チェックアウトも朝早く薄暗かったので、眺めは楽しめませんでした。再度、時間のある時にゆっくりと利用させていただきたいと思います。◆Data訪問日：2017/12/7施設名：雪国の宿 高半TEL：025-784-3333URL：http://www.takahan.co.jp/住所：新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢923地図：Googleマップ入浴料金：大人1000円営業時間：（日帰り入浴）13：00～18：00 最終受付17：00定休日：未確認源泉名：湯沢温泉「湯元」泉質：単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)43.3℃ pH9.6(平成25年11月)掛け流し：完全掛け流し(加水・加温・循環・消毒なし)鍵付ﾛｯｶｰ：浴場手前にありﾄﾞﾗｲﾔｰ：ありｼｬﾝﾌﾟｰ類：あり露天風呂：女湯のみありサウナ：ありタオル：部屋にあり食堂：未確認◆宿泊予約【じゃらんnet】 ->越後湯沢温泉　雪国の宿 高半 【楽天トラベル】 ->越後湯沢温泉　雪国の宿　高半◆新潟県中越の訪問施設一覧->新潟県中越の温泉（一覧）◆周辺の温泉施設記事->越後湯沢温泉　山の湯->湯沢上神立温泉　神泉の湯人気ブログランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになりますので、よろしくお願い致します。温泉 ブログランキングへ▲TOPへ2018/06/24 close

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