えー、さて。 長々と続けて参りました、1年以上周回遅れの2017年4月13日（木）～14日（金）1泊2日「岡山・鳥取温泉ひとり旅」もいよいよ最後の記事となりました。 『湯郷鷺温泉館 療養湯』を後にしてやって来ました2日目4月14日の6湯目となるこの…… more 旅行で最後の温泉は……   岡山県赤磐市（あかいわし）にある『天然温泉 ツルの湯』です。 見た感じはちょっとプレハブみたいな建物ですよね。 こちらの温泉は建設業を営むオーナーさんが掘り当て、その勢いで施設をつくっちゃった（笑）という温泉なんだそうです。   券売機の横には地元で採れた農作物でしょうか、野菜などが販売されています。   入浴料は700円。（2017年4月現在） ただね。 実はツルの湯はですね……   普通の液体の温泉（笑）だけでなく、「嵐の湯」という石風呂もありまして。 むしろ地元の方なんかには嵐の湯の方が人気なんだとか。 この嵐の湯と液体の温泉をセットで両方入ろうとすると入浴料2100円かかります。 僕は石風呂にはあまり興味がありませんので、普通の温泉だけにしておきました。   受付にはお母さんがおられました。思いっきりカメラ目線ですね！（笑） この方に入浴券を渡します。 受付の上の高い場所に温泉分析書が貼ってあって写メの撮りにくいことよ！（苦笑）   泉質：アルカリ性単純温泉泉温：25.5℃pH値：8.6 泉温が低いため加温されてはいますが、加水・循環・消毒はなしの加温源泉かけ流しです。   畳敷きのロビー空間があってここで休憩をしたり、食事をしたりできるようです。（飲み物・食べ物持込可※要確認） あと、外部のお店から出前を取ることもできるとか。（※要確認） つまりは2100円の入浴料で嵐の湯や普通の温泉に交互に繰り返し何度も入って、半日くらいは十分楽しめるんですよ。 そう考えると安いのかな？   嵐の湯の説明がありましたが、読んでもよくわかりません（苦笑）。   受付のお母さんのご厚意で嵐の湯を見学させていただきました。 床には小さな石が無数に敷いてあります。 蒸気？といいますか、熱気と湿気がすごい！！！ 写メ右上をご覧いただくと石の枕？が並んでいるのが見て取れるかと思います。 ここに寝っ転がるのでしょうね。 んー、まあ、なんちゅうか、「岩盤浴とサウナを合体させました！」みたいなイメージでしょうか。（間違ってたらすみません） サウナが嫌いな僕はちょっと遠慮したいです（苦笑）。   さあ、普通の風呂に入るよー。   小ぢんまりとした脱衣場は清潔感があります。 とりあえず先客はなし。（ちょうど上がった時に後客1）   浴室にはスクエアな浴槽がひとつ。  中庭とつながっていますが、露天風呂はなく内湯のみとなっています。   浴槽は4人サイズくらいでしょうか。 決して多くはないものの、オーバーフローもしっかりとありましたよ。   お湯はかすかに白濁しています。   シャワーやカラン、シャンプー類も完備。   源泉投入量はお世辞にも多いとは言えません。 だからこそ露天風呂をつくらなかったんでしょうね。 この湧出量で露天をつくれば加水・循環は必須ですから。 泉質を第一に考えたその姿勢にはむしろ好感がもてます。 投入される源泉を手で受けて飲んでみましたが、ほぼ無臭でかすかに出汁味、弱い塩味でした。   源泉投入口付近の温度は47℃弱。   浴槽の真ん中辺りは43℃弱くらいでした。 まあちょっと熱めの適温ですね。 お湯から上がって着替えていると後客が1人やって来られまして「熱かったか？」と尋ねてきました。 その方によりますと「熱くて入れん日もある」そうです。   アル単らしいツルスベ感がいいですね～。 お湯の鮮度も悪くないように僕には感じられました。   あと、窓が天井までありますので内湯につかっていながらも半分露天風呂感覚の開放感が味わえますよ！   庭の前はテラスのようになっていて椅子が2脚置いてありました。   この椅子に座って可憐な花などを眺めながらお湯で火照った身体をクールダウンするのもいいかも知れませんね。 寒くなったらまたお湯につかったりしてのんびりと過ごせそうです。 はい、ではこれで2017年4月13日（木）～14日（金）1泊2日「岡山・鳥取温泉ひとり旅」もいよいよおしまいです。 長い間お読みいただきありがとうございました。     帰りの高速でどこのSAなのか忘れちゃいましたが、「大山牛乳ソフト」を食べました。 とにかく暑かったので冷たくて甘いソフトがとってもうまかったです！ さて。 次の新シリーズでは「2泊3日青森メイン東北温泉巡り」が始まります。 お楽しみに～。 close

天然温泉 ツルの湯〈半露天感覚でのんびりできる微白濁湯〉@岡山県赤磐市酌田