こんにちは！温泉ソムリエeriです。 先日吉祥寺で開催されていた『奥飛騨観光展と絶景のパネル展』へ行ってきました。 わざわざ、この為だけに吉祥寺駅まで行ったほど、すごく楽しみにしていたイベントでした。 『奥飛騨観光展と絶景のパネル展』に参加した理由 今年の春に初めて訪れた「奥飛…… more 騨温泉郷」。 一度訪れただけでとっても大好きになって、でももっともっと私が知らない魅力がたっぷりあるんだろうなあと思っていて、もちろん地元の方がいらしてPRされているんだろうと思ったので、「ここが素敵なんです」「秋はここの紅葉が綺麗ですよ」とか地元ならではのお話が聞けるのかなあ〜なんてワクワクしていました。 こーーんな素敵なイベントに足を運んだら「奥飛騨温泉郷に行きたい病」が炸裂しちゃって、イベントの帰りには勢いで宿泊予約とかしちゃいそう・・・今月旅行行きまくってるのに＞＜ そんな風に思いながら参加してきました。 想像と違った温泉PRイベントだった。 私が訪れたのは最終日。あいにくの天気でしたが、スタッフの方々は皆さん元気な声で呼びかけを行ってらっしゃいました。 商売っ気が見えちゃった 私が来たのは「物産展」ではなく「観光展」。 ・・・のはずが、お米や山椒、入浴剤などが並んでいるのを見て「今日は奥飛騨の名産が買いたかったわけじゃなくて（買ったけど）、行きたいって気持ちを高めて欲しかった」のに！！と思いました。 主催者さんたちもイベントを開催するからには、場所代やスタッフの方々の交通費・宿泊費などがかかっているわけですし、収益を上げなくてはならないですよね。 そういった主催者側の事情を全く無視してみたら、とにかく商売感が強くてがっかりしました。 （ごめんなさい・・・。でも物販してくださったおかげで桃太郎トマトのトマトジュースを購入出来て今日美味しく飲むことが出来ました。ありがとうございます。） 手湯、気持ちいい。でも・・・涙 奥飛騨温泉郷の源泉を持ってきているんだそう！ こちら「手湯」です。そりゃ、気持ちいいのです。肌寒い日に温かいお湯なんですもの。 でも、ただの通行人がこの手湯で温まったとして、家に帰りつく頃には「奥飛騨温泉郷」ってことを覚えているのか？　そして「手湯が気持ちよかったからあの温泉に行ってみたいな」となるのだろうか・・・と考えてしまいます。 手湯の発想が悪いってわけじゃなくて、例えばSABON。 SABONは私の大好きなボディケアコスメのお店なのですが、友人にプレゼントを買うために行くと、100%に近い確率で手を洗ってくれます。 この『手を洗う行為＝スクラブのお試し』なのですが、店内にあるウォータースタンドで私の手を取ってスクラブ剤を塗りながら手のマッサージをしてくださって、その間にスクラブの良さや使用頻度・商品の効果などを猛アピールされて、スクラブ剤を水に流すとあらびっくり。１トーン明るくなったもちもち肌に大変身しているではないですか！というのが一連の販売ルーティンなのです。（そして私は自分用にも購入してしまうのがいつものオチ） これと同じで、 実際に商品（温泉）に触れてみる 商品価値や知識を共有する 購入したいと思わせる （行ってみたいと思わせる） が大事なのではないかと！！ ただ「手湯って温かいですよね〜」の言葉だけでは、商品価値（温泉地の魅力）を伝えきれていないように思えたのです。 露天風呂の宝庫であるという、奥飛騨温泉郷の強み、素晴らしさをここでアピールして欲しかった。 お土産に頂いたのは、パンフレットたち 一番がっかりポイントだったのは、お土産にいただいたパンフレットたちです。。 なんでこれにしたのですか！？季節感のない、１年中同じ印刷をされたパンフレットをなぜ同封したのですか！？せっかくワクワクしてお家で開けたのに、、ホテルなどに大量に置かれているパンフレットが見たかったわけじゃないのです。。   主催者側がお客さんに抱いてほしい感情ってなんだろう。 私の夢の一つに『温泉EXPOをやりたい！！！』と言うものがあります。 しかし実際私はこう行った『温泉PRイベント』を主催したこともなければ、なんのプロでもありません。 でも、今回この温泉PRイベントに訪れてみてイベントに来てもらったお客様に「ここへ行ってみたい」と思ってもらうことがゴールなのではないのかな？と思っていました。 先ほども書いたように、物産展ではなく観光展。 観光客の誘致が目的ではなかろうか。。 【まとめ】どんな観光展だったら私は嬉しかったのか 色々とがっかりポイントを書いてしまいましたが、じゃあどんな観光展だったら嬉しかったのかを真剣に考えてみました。 観光展に参加した人限定の特別宿泊プラン（絶対必要！） これから行楽＆温泉シーズンが始まるので「来月行ってみようかな」と思ってもらえるような秋〜冬の観光モデルコース 遠いイメージを覆せるように実際に行くことをイメージづけるための吉祥寺駅から奥飛騨への行き方マップ 手湯をして温まりながら実際に入浴している心地になるように露天風呂たちの写真のスライドショーを見せつつ温泉の効果効能の話をして「あなたにとってプラスな情報」ということをアピる ご当地品を置くなら販売している理由がわかるように明示する。この美味しさを伝えたすぎて岐阜から持ってきちゃいました、みたいな。 こんな感じかなー、総じてやっぱり私は「行きたい」という気持ちを高めてもらいに参加したので、宿泊しているイメージ・滞在しているイメージをとことん与えてほしい。 普段自宅のお風呂しか利用しないトウキョウの人々へ、露天風呂の宝庫だということや奥飛騨温泉郷の素晴らしい魅力を大いに自慢してもらいたかったです！ 【最後に】主催者様、色々言ってごめんなさい。 もし主催者さんがこの記事を読まれていたら、またこの記事を読んで気を悪くした方、生意気に色々書いてしまってごめんなさい。私、奥飛騨温泉郷大好きなのです。多くの人にこの魅力を知ってほしいと思っているのです。だから出過ぎた真似をして本当にごめんなさい。   close

『奥飛騨観光展と絶景のパネル展』へ参加。温泉PRイベントがどんな内容だったら嬉しかったのかを真剣に考えた。