北海道の旅、美瑛（びえい）編の続きです。 　路線バスで、JR美瑛駅前から白金温泉（しろがねおんせん）にやってきました。 　白金温泉は、JR美瑛駅から南東へ行き、十勝岳連峰のふもとにあります。十勝岳連峰の中でも一番近いのが美瑛岳（びえいだけ）で、空が晴れ渡る日なら、このバス停近く…… more の場所からでも美瑛岳が見られるようです。 　標高は５００ｍ～６００ｍ程度。この辺りの紅葉の見頃は１０月上旬頃でしょうか。（この時は９月下旬） 　※画像をクリックすると大きな画像で見られます。 　この図では左が南東、右が北西、上が南西、下が北東になります。、　 　ざっくりと、左が東、右が西、上が南、下が北、と考えたほうが分かりやすいでしょうか。普通の地図とは方角が１８０度回転しています。（実際は１８０度ではありませんが） 　この先、連峰に向かって「白金コース」か「ウグイス谷コース」を歩いていくと「望岳台（ぼうがくだい）」という十勝岳連峰のよく見える場所があるようなんですけど、標高９３０ｍですから、そこまで行くのはちょっと、軽い登山になってしまいますね。 　前記事で紹介したとおり、美瑛の名所「青い池」へ行く、或いは青い池から白金温泉に来る散策道「白樺遊歩道コース」もあり、時間があって天気も良ければ、周辺を散策して一日楽しむのも良さそうです。 　※画像をクリックすると大きな画像で見られます。 　先ほどの地図の看板の裏側には、白金温泉の各宿の位置が示された地図がありました。 　こちらは先程の地図とは逆に、普通に上が北、下が南、左が西、右が東になっています。（おおむね、ですが） 　白金温泉は小さな温泉街で、宿は７軒あるとされていますが、日帰り入浴のできる温泉旅館・ホテルは６軒です。 　西から東へ順に、「ホテルパークヒルズ」、「大雪山白金観光ホテル」、「湯本白金温泉ホテル」、「白金国民保養センター」、「森の旅亭びえい」、「美瑛ゲストハウス白金の湯」。 　美瑛ゲストハウス白金の湯は離れているようで、図示されていませんが、「びえい白金温泉観光協会」のホームページでは紹介されています。 　宿が少ないおかげか、源泉掛け流し温泉の宿がほとんどのようです。 　看板は、白金温泉バス停から近い、大雪山白金観光ホテルの前の駐車場の道路際にあります。 　この時、午後１時頃。平日だし、宿泊客がチェックインしないうちに、大きなホテルで日帰り入浴させていただくことにしました♪ 　こちらは、「大雪山白金観光ホテル」です。 　完全放流式～♪　つまりは、循環ろ過なしの、源泉掛け流しということです。 　日帰り入浴は、１１時３０分から２１時まで。（日曜・祝日は１１時から） 　料金は大人＝１０００円、小学生＝４００円、小学生未満＝無料です。 　脱衣所前に返却式コインロッカーあり。 　大きなホテルだけあって、大浴場は広いです。 　内湯は、広めの「中温浴槽」と、ややせまい「高温浴槽」が１つずつ。他に、サウナあり、外側には露天風呂があります。 　中温浴槽は、うっすら透き通る、白みをおびた緑色の美しいお湯。 　北海道でも珍しいタイプの濁り湯です。 　温泉マニアなら入っておきたい温泉ですよね！ 　中温浴槽といっても湯口付近はやや熱めですが、湯口から離れた場所は適温・ややぬるめぐらいなので、ゆっくりのんびり入っていられて、とっても気持ち良かったです。 　こちらは高温浴槽。かなり熱めなんですけど、少しの間なら入っていられます。 　こちらのほうが何故か茶色っぽい色のお湯。 　湯船の底に茶色の湯の花がうっすら溜まっていたので、足でかき回しながら湯船を回ったら、さらにお湯の色が茶色っぽくなりました。それでも、湯船の底が見える程度には透き通っています。 　温度が高いと成分が結晶化しやすいのか、ちょっとよく分かりませんが、こちらのお湯のほうが濃そうな感じがしたので、熱いのをガマンして何度か入りましたよ。 　足でかき回しながら湯船を歩くだけでも効能がありそう。 　高温浴槽と中温浴槽では明らかに色が違います。 　※画像をクリックすると大きな画像で見られます。 　もしかして、中温浴槽のほうは加水しているんじゃないか？と思ったのですが・・・・ 　こちらの説明書きによれば、内湯の高温浴槽だけが約５％の加水で温度調整をしていて、他の浴槽（中温浴槽と露天風呂）は加水なしの源泉１００％、自然流入で完全放流式の源泉掛け流しなんだそうですよ。 　ありゃりゃ、ガマンして高温浴槽に入る必要はなかったってことですね。 　でも、高温浴槽のほうが湯の花がはっきりしていたので、お湯が濃い感じがしたんですよね～。 　お湯の温度の他、光の当たり具合によっても幾分、色が違って見えるようです。 　露天風呂については次の記事で紹介しますが、露天風呂はやや青白く見えました。 　「青い池」のある美瑛らしい、どこか不思議な温泉です。 　泉質は、「ナトリウム・マグネシウム・カルシウム－硫酸塩・塩化物温泉」ですね。 　（２）に続きます。 ◆日本ブログ村のランキングに参加しています。 ↓　凸ぽちっと、応援お願いします。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★撮影時期＝２０１８年９月 ★撮影場所＝北海道上川郡美瑛町 close

美瑛・白金温泉「大雪山白金観光ホテル」(１)日帰り入浴・内湯編★不思議な濁り湯　〔北海道美瑛町〕