こんにちは、橋本です。今回紹介する温泉は、青森県の住宅地にある温泉好きの間で知られる名湯です。　温泉の名前は「新屋温泉」。住宅地の中に突然現れる別世界のような温泉と聞いていたので、ＯＫＲの合宿でいつか行きたかった温泉に行く機会を得られたのはうれしかったです。♨　♨　♨　ＯＫＲの…… more 合宿では、レンタカーに分乗して移動することが多い。僕たちの車は高速道路を使わなかったので、遅れを取った。渋滞を抜けてだいぶ近づいたかと思っていると、他の車に乗ったメンバーから「新屋温泉に着きました」とのメッセージがグループトークにあったことを同乗するメンバーが教えてくれる。ああ、楽しみだ！　　青森県は温泉が多い。多いだけでなく、生活に溶け込んでいる。朝から地元の人でにぎわう温泉や200円で入れる温泉など、地域に密着した個性豊かな温泉たちが、驚くほどたくさんあるのだ。　新屋温泉もその一つ。ローカル感満載の外観とエメラルドの湯は、地元の人だけでなく、全国からファンを集めている。　さて、そんな新屋温泉についに行けることにワクワクしていると、カーブを曲がった先に新屋温泉が見えてきた。駐車場には、先に到着した他のメンバーたちの車が停めてある。▲あたりにはほんのり温泉の香り　中に入ってみると、先に着いたメンバーたちが気持ちよさそうに風呂に入っている。ちょっと人数が多かったので、貸切状態で利用できたのは幸いなことだった。平日の真っ昼間から温泉に入れるとは、贅沢なものだ。　噂通りのエメラルドグリーンの湯は、硫黄の香りがほんのりする硫黄泉で、とろみが強いのが印象に残った。なめてみると、ほろ苦さとしょっぱさを感じる。後で分析表を見て泉質の「答え合わせ」をしたところ、アルカリ性の含硫黄 - ナトリウム硫酸塩塩化物泉であった。僕は残念ながら未だに香りや味から泉質を言い当てる境地には至っていない。　そんなことを考えているうちに体が温まってきた。温泉三味の合宿の一湯目。朝の体はまだ冷えているので、最初はお湯が熱いと感じた。でも、すぐに適温であることに気づく。熱い温泉が少なくない青森県にあって、熱い湯が苦手な自分には適温がとてもありがたい。　慣れてきてじっくり浸かっているうちに汗ばんできた。　半身浴に移行し、後輩とあれこれ話して過ごす。もっと長く入っていたかったが、湯疲れするわけにもいかないので早めに上がることにした。出発は同時だ。高速に乗ればよかったな、などと思いながら体を乾かす。　９月上旬に訪れた時も、青森は既に肌寒くなり始めていた。火照った体を徐々にクールダウンさせていく感覚もたまらない。温泉は一人で入っても楽しいし、みんなと入っても楽しい。みんなと入る温泉の醍醐味を久しぶりに味わえた。　風呂が貸切状態だったので、受付の人に撮影の許可をいただく。特別に許可をいただき、撮影タイム。真ん中から注がれる湯は、ゴボッゴボッと勢いがいい時とそうでない時が交互に訪れる。この湯の出方が自然の力を感じさせる。▲銭湯のような開放的な空間が心地よい▲湯量豊富な源泉かけ流し★温泉の撮影・投稿は許可をもらっています。撮影・投稿は施設の了承を得て行いましょう。　受付の人にお話を聞いてみた。時間によっても色は変わるし、男湯と女湯で色が違うこともあるとのこと。この日は男湯がより鮮やかだったそうだ。日によってはエメラルドグリーンでない日もあるというが、にわかには信じがたい話だ。自然の神秘を感じる。　新屋温泉をはじめとする県内５ヶ所の温泉で「青森県五色温泉協議会」を立ち上げたそうだ。2014年には、温泉巡りのスタンプラリー「お湯リンピック」を行っている。黒：東北温泉白：下風呂温泉（まるほん旅館）金：ふ老不死温泉茶：古遠部温泉緑：新屋温泉　こんな顔ぶれである。全部制覇したい！＜新屋温泉＞入浴料　大人：350円　小人：150円　幼児：60円　　　　（朝湯は大人200円、小人100円）営業時間　5時30分～21時30分（朝湯は7時30分まで）定休日　無休Twitter: @arayaonsen談、橋本  close

【青森県】エメラルドグリーンの極上湯「新屋温泉」