こんにちは、橋本です！すっかり秋らしくなってきましたが、今回は、夏休みに家族で訪れた温泉を紹介します。訪れたのは「肘折温泉」。山形県大蔵村という山の中にある温泉地です。　昭和レトロが色濃く残り、湯治場風情が漂う温泉街。そこから車でしばらく行ったところに、今回の目的地「カルデラ温…… more 泉館」があります。♨　♨　♨　宿泊客限定の入館割引券を手にして、家族一同「カルデラ温泉館」へ。家族で乗る車は、僕と父で交代で運転している。今回は僕の番。父は助手席で心配そうにしている。何しろせまい旧坂の先に目的地があるのだ。　カルデラ温泉館は、村の温泉施設らしいかわいらしい造りをしている。ログハウス調の建物の中は、どこか懐かしい雰囲気をした受付がある。　露天風呂は男女の入れ替えが１時間ごとに行われている。ちょうど男性の時間があと15分くらいで終わりそうだったので、早速露天風呂へ。★温泉の撮影・投稿は許可をもらっています。撮影・投稿は施設の了承を得て行いましょう。　形はユニークだが、広々として気持ちいい。夏だが風が涼しく快適である。　あまり長く入っていると女性専用時間になってしまうので、早々に引き上げて内湯へ。　内湯の入り口には、飲泉できるスペースが。析出物が出ているのもうれしい。びっくりするほど冷たい温泉水だ。こんな冷たい冷鉱泉に全身浸かれるだろうか、とビクビクしながら男湯へ。　冷鉱泉はあまりにも冷たいからか、足湯としておかれていた。上の方は手をつけられるが、冷たすぎて数十秒が限界だ。とりあえず熱いお湯で体を温めてから挑戦しよう。　建物の形に合わせて、四角くない湯船。中は天井が高くて気分がいい。お湯は露天風呂よりも熱めだが、ちょうどいい。　こちらのお湯はNa-塩化物炭酸水素塩泉。クレンジングと保湿両方が期待できる美肌の湯だ。なめてみると少ししょっぱくて、独特の香りをもっている。なんだろうこの感じ……と考えていたら、だんだん体が温まってきてそろそろ水風呂にも挑戦できるかな、と思った。　父は一足早く水風呂に足を入れていたが、つらそうな表情で戻ってきた。やはり冷たすぎるようだ。　炭酸泉の源泉温度は９度。サウナ好きの間では、温度一桁台の水風呂は「シングル」と呼ばれ、コアなファンに喜ばれるそうだ。　僕は普通の温泉好き。シングルはけっこう厳しい。足だけでもやはり厳しかった。１分も入れていると足がジンジンしてくる。慌てて温かい風呂に戻ると、足の血管が拡張するような、ジワ～っとくる感覚がする。この感覚、たまらない。　帰り際にペットボトルを購入して炭酸水を持ち帰ることに。特製のラベルが貼ってあるためお土産にももってこいだ。一口飲んでみると、炭酸泉にしては珍しく鉄臭さが薄く、飲みやすい。　後日、シロップをソーダ割にして飲んだり、ウイスキーを割ってハイボールにしたりして美味しくいただいた。シュワシュワがしっかり残っていたので、炭酸水と同じように使えた。　　肘折の温泉街はカルデラにできているらしい。行きも帰りも、急な坂道を越えていく。＜肘折温泉カルデラ温泉館＞入浴料　大人：450円　小人：200円　幼児：無料営業時間　夏期（４～10月）： 9:30～18:30　　　　　冬期（11～３月）：10:00～16:30※露天風呂は男女１時間ごとに入れ替え（50分～00分は入れ替え時間）。　夏は15時50分まで、冬は14時50分まで。積雪量が多い場合等は入れないことがあります。談、橋本  close

【山形県】極寒足湯ヲ体感セヨ！肘折温泉 カルデラ温泉館