2018年のお話です。 それでは今日もまた「ヘタレと行く！」シリーズ第2弾、2018年4月18日～20日2泊3日「熊本・大分温泉巡り旅」、続きを進めていきます。 『昇陽館』の露天風呂と展望風呂で素晴らしいオーシャンビューを満喫した後は、次なる温泉へ…… more 。 てか、ここ、湯の児温泉共同駐車場から見えるんじゃなかったかな、とにかくすぐ近くなので歩いて向かった先は……   雑貨屋さんぽい感じの『中村酒店』です（笑）。 いやいや、買い物するわけじゃありませんよ。 「酒・たばこ」と大書してある下に「家族湯受付所」と書いてありますよね。 「貸切湯」の看板も出ています。 そう、この中村酒店で入浴料を支払うわけですね。 受付をしてくれた奥さんは僕とヘタレの地元・堺市の隣市である松原市に3歳までおられたとかで、話が盛り上がりました。 その奥さんに案内されお店から10数m歩いてやって来ました1日目2018年4月18日14湯目は……   『湯の児温泉 中村温泉（寿湯）』です。 ちゅうか、普通の家にしか見えん（笑）。   建物の手前にはポンプとタンクがありました。   中村温泉は貸切の家族湯専門の浴場です。 一応、予約制となってはいますが、空いていればいつでも入れるとのことでした。 実際、僕らも予約してなかったです。 営業時間は午前10時～午後10時となっていますがわりとアバウトなようです（笑）。 入浴料金は1人500だったと思います（要確認）。   ドアが2つ並んでいます。 右側が小浴場で、左側が大浴場とのこと。 僕らは大浴場に入らせていただきましたが、松原市出身？の奥さんにお願いして小浴場の方も見学だけさせていただくことに。   うわ！！！ 扉を開けたとたん信じられない風景が！（笑） さっきまで誰かがここで昼寝でもしていたのか！（爆）   椅子に子ども用としか思えないバスタオルがかけてあります。 他にもタオル類が積み上げられていたり、ソファが置いてあってバスタオルが広げられていたり、棚と壁の間に脱衣カゴがはさまっていたりで、何だかもうわけがわかりません！（笑） いくらなんでもカオスすぎるやろ！（爆） てか、これらのものは中村酒店一家の私物なのでしょうか？（苦笑） んー、とてもお客さんを迎え入れる浴場とは思えません。 潔癖症の方ならちょっと厳しいんじゃないかな？（笑）   浴室の入口。   小浴場です。 思っていたよりぜんぜん大きい！ ブルーを基調としたタイル貼りの浴室は、部屋の散らかった、いや（笑）、雑然とした雰囲気から想像していたよりも清潔感がありました（笑）。 湯口からは源泉が注がれ、かけ流されていました。   さあ、ドアの札を入浴中にして大浴場に入るよー。   脱衣場には棚と脱衣カゴがあります。 小浴場よりも整然としている感じ……   でもないか！（大爆） やはり大浴場も小浴場に負けず劣らずのカオス空間です！（笑） 脱衣棚の横の小さなベッド？は奥さんがおっしゃるには「赤ちゃんを寝かしたり……」する場所だそうです。 赤子を連れてここに来る人がいるのか！（笑） 衛生面は大丈夫か？（大爆）     源泉名：中村温泉泉源泉質：ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉　　　 （低張性中性高温泉）泉温：46.8℃pH値：7.1   おおお！デカイ！！！   スマホのカメラでは浴槽の横全体が入りません！ まさに「大浴場」と言っても言い過ぎではないのかな、と。 下手な旅館の浴場よりも広いくらいです！   長方形の大きな浴槽は一度に7～8人くらいは入れるのではないでしょうか。 小浴場はブルー基調でしたが、大浴場はピンク基調のタイル貼りとなっています。 浴槽の左側に湯口があり、無色透明なお湯がかけ流されています。 もちろん加水・加温・循環・消毒などは一切ありません。   上向きの湯口。 飲泉用のコップが置いてあります。   飲んでみますと、うっすらと甘いような塩味。 なかなかおいしい温泉です。   浴槽の縁にスリットが切られており、お湯がオーバーフローしていきます。   レバーを全開にしてみると源泉が思いっきり勢いよく噴き出してきました！ もうドッバドバです！ あ、もちろん帰る際にはレバーを元に戻しておきましたよ。   源泉投入直下の温度は44.5℃。   浴槽の真ん中付近では43.2℃でした。 ちょっと熱め適温、といったところでしょうか。 まあ僕はこの時点でレバーを全開にしていますので、熱いと思われる方は源泉投入量を調節すればいいのかな、と。   浴感は軽いツルスベ感はあるものの、福田共同浴場や昇陽館と比べると少しあっさりめの感じですかね。 お湯自体も福田共同浴場や昇陽館で感じた土類系のクセのようなものが比較的希薄な印象でした。   まあでもこの広々とした浴槽を独り占めして手足を思いっきり伸ばしてのびのびと入浴できたのはとっても気持ちよかったです！ レバー全開の源泉ドバドバでお湯のフレッシュさも最高でした。   帰る際にはまた札を「空」にして。 いやー、ここ中村温泉もお湯の鮮度が素晴らしく、また、とても素敵な思い出になりました。 何だかんだ言っても俺はこんな浴場が好きだ（笑）。 皆さんもご家族連れでいかがでしょうか？ 何なら赤ちゃんを連れてきても大丈夫ですよ？（笑） close

湯の児温泉 中村温泉(寿湯)〈広々浴槽に源泉ドバドバの貸切家族湯〉@熊本県水俣市大迫湯の児