□　お部屋続きます。　　　　お部屋は3階で角部屋の３０９になります。プレートがいろいろ各お宿で　　　　工夫のあるなか、ここは石山の軟石をそのまま使っています。　　　　大理石と違って加工しやすいので、軟石と言われます。石山と言う地域は　　　　ここ定山渓の近くにあります。石山と言う地…… more 名なんですよ、同じ南区の。　　　　藍のお部屋は５３㎡、紅は５８㎡です。今や１２０㎡が普通に現れる時代　　　　ですので、全室スイートをうたうなら,2部屋分を一つにして１室にした部屋　　　　を作っても良かったです。ロイヤルスイートかプレミアスイートとかでね。　　　　気に入れば、アップグレードをしていく楽しみが作れます。　　　　　　　　　でもリビングがあって、寝室があってお風呂もあってで５３㎡なら　　　　１２０㎡ってどんだけ広いんですかね。　　　　　　　家具は旭川家具です。低迷した家具業界でデザインに特化した　　　　高級品に狙いを当てた旭川家具は後にブランドになりました。　　　　リビングに置かれる４分割のテーブルは、二つを椅子にすること　　　　ができます。　　　　床はフローリングに畳です。　　　入口は上がって左右に収納されたクローゼットとコーヒサーバとか　　　冷蔵庫があります。ここの扉もあります。気兼ねなくすっぽんポンで　　　どうぞ。　　　中身はあまり飲まないので、無料だったか有料だったかは記憶　　　にありませんが、無料だったような気がします。割と入ってます。　　　あとはお風呂場とトイレが続きます。　　　お部屋の感じですが、モダン風にしているのは分かりますが、入室　　　して感じたのは、さほどの感激がありません。　　　寝室の壁を中山さんが良く使う、コンクリの板目とか、大胆に藍を　　　配色しても、そこだけをのぞけばマンションです。　　　その違いを考えてみたのですが、間接照明を使ってないからでは　　　ないでしょうか。　　　例えば・・・・・・・・　　　あの狭い蔵群の寝室ですが、壁をこうすることによって、もう一つ　　　むこうにもお部屋があるように感じさせます。　　翠山亭倶楽部なんかの１室は、ベッドの下に照明を置いて室内の　　豪華さを演出してます。純和室を標榜しながらモダンなのはこの　　技術によります。　　もちろん坐忘林なんかはルームライトで直接光を当てるという事は　　なく全て彫り込ませた奥から、間接で照明を当てています。↑写真。　　左隅に見える和室にもその配慮がなされています。部屋全体が　　ひとつの照明装置として捉えられています。スポットではありません。　　総工費１４億らしいですが、お部屋のデザインは中途半端ですかね。　　誰もこれを指摘する人はいませんが、よく見ればそうだという事が　　分ってもらえると思います。自分は建築家ではありませんが、もう少し　　壁を彫り込んでも良かったんじゃないでしょうか。□　ちなみにお部屋の表札というのか看板と言うのか分かりませんが　　 下記のものはどのお宿か、分かりますか？分かる方は相当な人　　　です。　　　　　　答えは・・・順不同で　翠山亭倶楽部、宏楽園、定山渓ふるかわ　　　　　　　　　　　　　滝の家、登別望楼、鄙の座のどれかです。 　　　　　　　　　　 ここの石山軟石のプレートはいいアイデアだったです。　　　　　　　　　　では次はお風呂のご案内です。 close

126-2 奥定山渓温泉　佳松御苑（２）１０月２４日　お部屋編