2018年のお話です。 はい、それでは今日もまた2018年10月11日～12日2泊2日？「長野・渋温泉」シリーズ「渋温泉 外湯9湯めぐり」の続きです。 さて、宮司愛海（妄想）、小澤陽子（妄想）と女湯の仕切り越しに会話した四番湯「竹の湯」を後にしてや…… more って来ましたのは……   四番湯「竹の湯」のすぐ近くにある五番湯「松の湯」です。 四番湯「竹の湯」とこの五番湯「松の湯」とはいわば「ペア」の浴場ですね。 ちなみに前回記事でも書きましたが、渋温泉の外湯9湯に「松の湯」と「竹の湯」はあるんですが、なぜか「梅の湯」はありません。 でね。 実は上の外観写メを撮る際に僕と同じく外湯めぐりをしておられるシニア夫婦の旦那さんの方が奥さんが出てくるのを建物の前で待っておられて、なかなか無人の写メを撮ることができなかったんですよ。 その旦那さんと少しお話させてもらいましたが、「（ここ五番湯「松の湯」は）熱くて20秒しか入れんかった」とおっしゃっていました（笑）。 ちなみに先に書いちゃいますと、五番湯「松の湯」以降の浴場前でもこのシニア夫婦とは夫婦が湯上り後、僕が入浴前の状況で何度か出会うことになります。 限られた時間で9つの浴場を回るわけですから、ひとつの浴場当たりの滞在時間は誰もが同じくらいになるんだなあ、とちょっと可笑しくなりました（苦笑）。   以前この松の湯は集会所の役目を果たしていたようで、昔の人は洒落で「あなたを待つ湯」と言っていたとか。 昔の人もなかなか粋なことを言いますね！   男湯と女湯との間にスリットがあり、そこに源泉を汲むためのバルブ？が設けられていました。 他の方が書かれたものにはこれを「洗濯場」だというものもあり、なるほど！こういう隙間があれば洗濯がしやすいのかも知れませんね。 あと、右横の注意喚起の貼紙は「熱湯」に「ねつゆ」とルビを振っているところが味わい深いです（笑）。   入浴時間の掲示があったのは五番湯にして初めてのことじゃないかなあ（曖昧）。   脱衣場は新しい感じ。 棚とベンチがありました。       源泉名：横湯第一ボーリング、横湯第二ボーリング、熱の湯の混合泉泉質：ナトリウム・カルシウム-塩化物・硝酸塩泉　　　 （低張性弱アルカリ性高温泉）泉温：86.5℃pH値：8.0 温泉分析書の内容は四番湯「竹の湯」と日付も同じで同一のものと思われます。 すなわち、竹の湯と松の湯は使用源泉が同じという点でも「ペア」の浴場であるわけです。   浴室の床はタイル貼り、浴槽もタイル貼りで浴槽の縁は御影石ですね。 これまで回ってきた浴室の中では最も近代的な印象を受けました。 浴室右奥に木製の源泉枡と樋。 そのすぐ左側に加水用の蛇口があります。 また加水用蛇口と同じパイプが浴室左側の壁にも伸びていることから、浴室左壁に設けられた蛇口からは水が出てくるものと推測されます。（なぜに確かめない？苦笑）   浴槽は4人サイズくらいでしょうか。 入りやすいようステップが設けられており、また、そのステップ部分はタイルがデザイン貼りされていてモダンな意匠性を感じます。   お湯の色は無色透明。クリアに澄んで美しいです。   天井には湯気抜き。 頭上にも開放感があります。   源泉がちょろちょろと投入され、僕の入浴時には加水はされていませんでした。 先述の通りシニアの旦那さんの方が「20秒しか入れんかった」とおっしゃっていましたので、おそらく旦那さんも加水することなくこのままの状態で入られたのでしょう。 事前に調べたところではこの五番湯「松の湯」も激熱だという記述が多かったのですが、さて、「20秒しか入れんかった」湯とはいかほどの温度なのか？？？   …………46.5℃。 正直、俺にとってはどうってことない温度なんだが。 旦那さんが出てから少し時間が経っているので浴槽内温度もさらに多少は高くなっているはずなのに、それでも46.5℃。 んー、これしきの温度のお湯に20秒しか入れないとは旦那さんもヘタレだなあ（苦笑）。   もちろん加水の必要などなく、100％源泉かけ流し状態のまま入浴しました。 浴感は四番湯「竹の湯」とほぼ同じでスベ感よりもキシ感を強く感じるキシスベとでもいった感じ。 まあ源泉が同じですので浴感も同じなんですけども（笑）。 でさ。   僕がそろそろ上がろうかと思ったその時、またもや女湯から悲鳴のような声が聞こえてきたんです…… 「あっつ！あっつぅ！！！」「なんでどこもみんな熱いん？？？」聞き覚えのある関西弁です！（爆） まあ何だ、宮司愛海も小澤陽子も（前回記事参照のこと笑）ヘタレはヘタレなりに外湯めぐりを楽しんでるようですね！（大爆）   スタンプも忘れずに押して次に向かうは六番湯「目洗の湯」。 三番湯「綿の湯」で出会った地元の方が「いちばん好き」だとおっしゃっていた浴場です。 楽しみ～。 close

渋温泉 外湯9湯めぐり⑤　五番湯「松の湯」〈昔は集会所だった「あなたを待つ湯」〉