2018年のお話です。 はい、それでは今日もまた2018年10月11日～12日2泊2日？「長野・渋温泉」シリーズ「渋温泉 外湯9湯めぐり」の続きです。 五番湯「松の湯」を後にして、四番湯「綿の湯」で出会った地元の方が「いちばん好き」だとおっしゃって…… more いた六番湯「目洗の湯」の前までワクワクしながらやって来たところ……   あれ？あれ？あれ？何だか様子がおかしいぞ？ 道にはカラーコーンが立てられその向こうに軽トラが2台停まっていて、浴場はブルーシートで覆われています。 しかも、女湯の扉は開けっ放し。 めちゃめちゃ嫌な予感がする……   うわ！やっぱり！！！ 俺が訪問した時に限って工事中だなんて！ マジか～。何ともタイミングが悪い！！！ クッソー、地元の方のおすすめということで楽しみにしていたのに……。 この時点ですでに僕の渋温泉外湯9湯完全制覇の夢は儚くも潰えてしまいました（苦笑）。   なるほど、スタンプだけは七番湯「七繰の湯」で押すことができるわけね。 でもなあ、入浴もせずにスタンプだけ押すとか、そんなズルは俺はしたくない！いや、押すけども（笑）。   開け放たれたドアからちょっと女湯を覗いてみますと、業者の方が作業中でした。 「木でできていて好き」だと地元の方がおっしゃっていた六番湯「目洗の湯」の浴室はリニューアルされるようですね。 木の浴室はそのまま残るのか？それとも近代的に変わってしまうのか？ いずれにせよ六番湯「目洗の湯」はいつの日にかまた必ず訪れてきちんと入浴し、リベンジを果たさなくてはなりません！ ということは、渋温泉にはあと最低1回は宿泊しないとダメなんだよね？ んー、渋温泉は何回来てもいい温泉だし、まあええか……（苦笑）。 ゆうても、工事中ならしゃあない、六番湯「目洗の湯」はいっこ飛ばしでそのまま七番湯「七繰の湯」に向かったんですよ。 あ、「七繰」と書いて「ななくり」と読むんですが。 でね。 浴場の前まで行ってみるとまた五番湯「松の湯」で会ったシニア夫婦に出会ったんです。 シニア夫婦はまたも湯上りでして、五番湯「松の湯」では「20秒しか入れんかった」と言っていた旦那さんもここ七番湯「七繰の湯」は「3分入れた！余裕やで！」とか言ってドヤ顔をしてるんですよ！（爆） てか、「余裕やで！」とかこのシニア夫婦も関西人やん、渋温泉、なんぼほど関西人が多いねん！（大爆） しばし、シニア夫婦と会話した後、さて、七番湯「七繰の湯」の外観写メを撮ろうとしたところ……   宮司愛海と小澤陽子が、キター！！！！！（大爆）（いや、だから違うけど） ほら！ほら！ほら！左側の子は宮司愛海やん？まんまショートカットで！ 右側のスタイルいい子はまさに小澤陽子そのものやん？ てか、僕は20代後半と書いていましたが、見た感じもっと若いよね、20代前半くらいとちゃうの？ ちゅか、宮司愛海は横顔だけ見えていますがちょっとかわいいし！← いやいやいや、さすがに声はかけなかったですよ、リアルで話しかけたりなんかしたらガチでドン引きされるに決まってますから！（爆） あ、あとね。   七番湯「七繰の湯」は、パンイチダッシュにより1時間で5つの浴場を完全制覇した『かめや旅館』のお向かいなんですよ、いや、それだけのことだけども。 七番湯「七繰の湯」の外観にも少し触れておきますと（笑）、コンクリート造の四角い建物でこれまで回ってきた渋温泉の外湯の中では少し風情に欠ける気がしないでもない。   ここ七番湯「七繰の湯」は「七つの病気に効く」とか、「七回入れば病が全快する」などと言われているそうです。 「七繰」という名称から「七回繰り返して入るお湯」というイメージを受けますから、個人的には「七回入れば病が全快する」という謂れの方がしっくりときますね。   脱衣場は木造でシンプルに棚があるだけ。 先客がおられましたが、僕と入れ違いに出て行かれました。     源泉名：七繰の湯泉質：ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉　　　 （低張性中性高温泉）泉温：50.5℃pH値：7.3 注目すべきなのは源泉名＝浴場名であること。 しかも（自然湧出）と書いてあります！ つまり、ここ七番湯「七繰の湯」は自然湧出する自家源泉（単独源泉）であり、渋温泉の外湯9湯でもここでしか入ることができない独自のお湯だということなんですね。 あと、先に書いちゃいますが、源泉温度自体が50.5℃というのは渋温泉の外湯の中で最も温度が低い源泉だということになります。   なるほど、鉄分が酸化して赤茶色の湯の花になるわけですね。    浴槽も浴室の床もタイル貼り。浴槽の縁は石貼りでしょうかね。 んー、なんちゅうか、ちょっと無機質な印象を受けることは否めません（苦笑）。 浴槽は正方形に近く、4～5人サイズくらいです。 あと、ここは源泉投入口に投入量を調節する工夫がないんじゃないのかな？ ゆうても泉温が50.5℃しかありませんから、ちょろちょろと投入しっ放しでちょうどいい温度になるのでしょう。   天井には湯気抜き。   お湯の色は無色透明。 金気臭と鉄味、塩味がしました。 脱衣場の貼紙に書いてあった「赤茶色の湯花」は少なくとも僕の入浴時には沈んでいなかったように思います。 ただ、タイルの目地の部分が赤茶色に変色しているのは、温泉成分の鉄分のせいでしょうね。 で、浴槽内温度はといいますと……   45.0℃。 これまで回ってきた中では地元の方が加水されていた三番湯「綿の湯」に次いでぬるい温度です、しかもここ七番湯「七繰の湯」は加水されていない状態でこの温度ですからねー。 五番湯「松の湯」では「20秒しか入れんかった」あのヘタレの旦那さんが「3分入れた。余裕やで！」と言うのもうなずける温度ですね、ただし、ドヤ顔するほどの温度では決してありませんが！（爆）   pH値7.3の中性ということですが、数値よりもスベ感は感じられずやはり浴感はキシスベといった印象。   まあでも久々にぬるいお湯にゆったりと入ってちょっとひと息ついた感じです。 いや、通常だと45℃はむしろかなり熱めのお湯なんですが、熱いお湯ばかり連続して入ったせいか、すでにこの時点では僕の肌感覚は麻痺しています！（爆）   工事中で入浴できなかった六番湯「目洗の湯」のスタンプも七番湯「七繰の湯」の前に置いてありました。   節操もなく六番湯と七番湯、両方のスタンプを押しました。← 六番湯「目洗の湯」のスタンプデザインが実にカッコいい！！！ 目洗の湯が工事中で入浴できなかったことは不可抗力と言えるでしょう。 それでもなお！ 入浴もしないでスタンプだけ押すなんて、ズルしたことに変わりはない！ 実は目洗の湯のスタンプを押す際に僕はずいぶん迷ったのです、空白のままにしておいて次回の訪問時に押そうかな、とか。 ただ、ブログネタ的にはスタンプが揃っていた方がいいかな、とかも思ったりしてつい押しちゃったんだけども。 この渋温泉外湯9湯めぐりでは、いや、渋温泉に限らず例えば大分・別府の「別府八湯温泉道」にしても入浴もせずスタンプだけ押す輩が少なからずいるのは事実です。 俺がやったことはそんなやつらと変わらんじゃないか？ 僕にはそれが無念でなりません。 改めて六番湯「目洗の湯」への再訪・リベンジを固く心に誓い、次なる浴場へと歩を進めます。 close

渋温泉 外湯9湯めぐり⑥　七番湯「七繰の湯」〈外湯唯一の自然湧出・単独源泉は比較的ぬるめ〉