□　露天風呂ですが、純粋に露天風呂の解釈からすれば真上に空が見えるお風呂と言う　　ことです。構造的にそれが叶わない微妙な位置と言うものがありまして、窓を大きくして　　解放的にしたので、露天風と言うのもあります。中には露天風呂ですが、屋根がないと　　日焼けするので付けたとか、覗かれ…… more るので壁を設けただけで、基本的には露天風呂だ　　などと言うのもあったりします。　　本当に露天風呂であるのは、北海道では坐忘林しか思い当たりません。　　ハイクラスでなければ、秘湯の中にはありますが、果たしてあれはお風呂なのか。　　それで、過去に一度特集したことはありますが、ランキングではなくほぼ全てを　　アップしてみました。　　「鄙の座」　対面が湖なので遮るものもなくオープンです　「杢の抄」　下に川が流れているのでオープンです。正面の崖の上に　建物がありますが、人が住んでいないので、覗かれません。　杢の抄は高級感あります。　「湯宿だいいち」対面は森なので、ここは完全に露天風呂です。　野趣あふれ素敵ですが、欠点は札幌から遠い。　（道東の皆さんには良い処です）　「支笏湖萃山亭」一階にあって完全な露天風呂です。ただし　丁寧な庭造りの中にありますが、道路際にありますので　塀に囲まれてます。湖は見えません。　「宏楽園」完全露天風呂です、ただし前方に塀がありますが　　　　広大な敷地を持っているので、庭全体が楽しめます。残念なのは　部屋が狭いです。良く言えばリーズナブル。　「網走鶴雅」ここも完全に遮るものなく露天風呂ですが、　これだけ広いところに造った割には、お風呂が小さい。　この３倍くらいの大きさにしてくれれば、評価は絶大だったです。　「定山渓森のうた」コテージのほうですが、露天風呂でも　目の前が雑草生い茂る庭で手入れが悪いです。　「甘露の森」「びえい」もそうですが、正面に建物があるので　簾で隠すようになっています。開放感がありません。　「ゆから」かなりリーズナブルな旅館ですが、このように３方を　塀で囲まれてます。お湯は良いのですが。　「厨翠山」新しいコンセプトの厨ですが、建物が混んでいますので　覗かれないようになっています。でも葉がなくなる冬にはどうでしょう。　「滝の家」ここも高級感があり、窓もなく開放的な部分ではありますが　（ルーバの様な戸）そもそも温泉でなかったり、部屋によっていろいろです。　「エプイ」露天風呂ではありませんが部屋全体がスパになっているのは　楽しめます。ただし、自家掘りの温泉ではありません。　「海峡の風」野口観光のなんとかの風シリーズは、大きなお風呂に定評が　ありますが、窓がみんなこんな感じです。　「登別望楼」さすがに望楼だけはデザイナーの中山さんが譲れなかったのか　高級感がありますが、窓は同じです。　「翠山亭倶楽部」旗艦店の倶楽部ですがスイートのお部屋はもう小さな窓があるだけ。　「鶴雅ウイングス」やはり湖に面しているところは、オープンになっているところが　多いです。　「鶴雅本館別館」同じ阿寒湖に面していても、ちょっと狭いですね。　お部屋の眺望はL字型で最高だったのに。　　「ホテル大雪」高いところに有りながら対面は山だと窓が大きくて　露天風呂風です。　「花ゆら」登別ですが高い階層にあると、やや遮るものも　ないような。　「小樽ふるかわ」ここも最上階なので、下からは見えません　窓のところに行けば、通行人から見えるかも。□まだほかにもありますが、お風呂の位置と言うのは随分景観によって　制限されるので、完全にオープンで十分な広さを誇るところと言うのは　坐忘林以外にはそんなにないものですよ。こういう場所を選ぶという　のは北海道では可能ですが、そこに温泉を掘るとなると　博打みたいなもので、造ったはいいが温泉は出ないという　リスクも十分にあります。　大風呂でのんびりというのもありますが、たいていは消毒しているので　完全な源泉ではありません。しかも加水加温無しの掛け流しというと　非常に貴重だと言えます。温泉の数からいえば北海道は日本一ですが　お部屋に露天風呂があるというのは、そうはないという事です。　　　　「坐忘林」　１０月の写真から雪輪菱　　　　これ以上の望むものはないような気がしますが　　　　お庭に桜でも植えてくれれば、最高です。　　　　唯一の失敗と言えば、この桜を植えなかった　　　　事かも知れません。　　　　 close

露天風呂一気通貫全部みせます