2019年のお話です。 はい、それでは今日もまた2019年3月26日（火）～3月28日（木）2泊3日「伊豆 湯ヶ島・伊東・熱海」温泉旅行シリーズ、2日目2019年3月27日（水）の続きを進めていきます。 宿泊した湯ヶ島温泉『落合楼村上』で朝食をたっ…… more ぷりと食べ、サービスのコーヒーを飲んで、相変わらずバタバタと午前9時10分頃に出発。 まずは約35kmほど離れた『昭吉の湯』というところに行ってみたんですが、新しくつくった私道？というのが垂直か！断崖絶壁か！と思うほどものすごい急坂のアプローチで。 下手したらこの急坂を車がずり落ちそうになるんですよ！（爆） この時の新よしのや号は10日前くらいに納車されたばかりのピカピカの新車でしたからねー。 事故でもしたら大変だとばかりに速攻で昭吉の湯をあきらめまして、次に予定していた温泉へと向かうことに。 昭吉の湯からわずか2km足らず、やって来ましたのは……   『観音温泉 観音プリンシプル』です。 写メ右に観音像がありますね？ 昭和38年、創業者が信仰していた観音様が夢枕に現れ、そのお告げにより温泉掘削をしてみると、工事中の土中からこの観音像が出土したそうです。 ほんとかなあ？（笑） でね。 観音温泉は広大な敷地に温泉施設が①「ひょうたん風呂・乙女風呂」　　（宿泊者専用・第1号源泉使用）②「ガラティア観音乃湯」　　（宿泊者専用・第1号源泉使用）③「観音プリンシプル」　　（日帰り施設・第3号源泉使用）と、3つありまして。 当然、僕は日帰り施設の観音プリンシプルに入ることになるわけです。 ちなみに第2号源泉というのがどの浴場で使われているのか、また、使われていないのかはHPを確認しても不明でした。 でさ。 観音プリンシプルの営業時間は午前10時30分からなんだけども。 僕は昭吉の湯に入らなかったおかけで、営業開始10分前には到着したんですよ。 そこで上の写メの本館で受付をしようとしたところ、営業開始時間前にもかかわらずバイクツーリングの3人とどっかのオヤジ1人の計4人がすでに待っていたんです。 日帰り入浴料はHPで確認すると平日の一般大人が1300円。（休日前・休日は1500円！）（2019年7月現在） 入浴券を券売機で購入するんですが、その券売機はまだ「準備中」。 そこで僕は……   売店？のおばちゃんに声をかけ、「まっとうな温泉」の無料入浴手形にスタンプを押してもらいました！ 無料で入らせていただく上に、フライング気味に受付までしてもらったわけです。 さあ、この機に乗じていちばんに浴場へ向かうぞ！   観音プリンシプルの浴場へはこの案内板に従って来た道を戻るように進みます。   あった！浴舎だ！！！ ……と思ったら、これは実は女湯でして（苦笑）。   男湯へは女湯横のこの小道をさらに少し進んでいきます。   今度こそ男湯の浴舎に到着！   これは貴重品ロッカーかな？   あれ？あれ？あれ？ いちばん乗りだと思ったのに靴が置いてあるよ？ 先に書いちゃいますが、脱衣場に入ると誰もいなくてやっぱり僕がいちばん乗りでした。 じゃあこの靴はなんなの？忘れて裸足で帰ったのか？（爆） で、下足箱の上に紙が貼ってあるでしょう？   「温泉の成分、禁忌症、適応症」でした。 脱衣場にたぶん温泉分析書があると思ったんですが、（もしかしたらあったかも知れませんが）見当たらなかったので、この掲示の内容を記しておきます。 源泉名：観音温泉3号泉（横川17号）泉質：アルカリ性単純温泉　　　 （低張性アルカリ性高温泉）泉温：42.6℃pH値：9.4   脱衣場は広く清潔で鍵付きロッカーも完備。 あっ、壁掛け時計が見えますかね？ 僕がすでに脱衣場に到着した時点でようやく営業開始時間の10時30分になったところです！（爆）   洗面台もスタイリッシュ。  んー、メタケイ酸の数値がさっきの「温泉の成分、禁忌症、適応症」とは微妙に違うんだけど？ まあええわ、100mgを超えているので一応メタケイ酸が豊富だと言える、とは思うんですが、そこまで推しまくる数値でもないような気がします（苦笑）。   タオルは使い放題。 まあ入浴料がそこそこしますからね、俺はタダで入ってるけど（笑）。 はい、じゃあ以下は誰も来ない間にバーッと撮った写メと他のお客さんが来てから撮った写メを順不同に織り交ぜながらご紹介していきます。   内湯です。 ワイドな2面の窓から明るい光がさんさんと差し込み、また、露天エリアをはじめその先の自然景観を望むことができ、開放感が素晴らしいです！ 写メ下側の暗くなっているところにかけ湯槽があります。   浴槽は2槽式。 2つの浴槽それぞれに湯口が設けられています。 浴槽は総檜風呂だそうですが、檜の香りなどは気にならなかったかな、と。   別アングルから。 間に仕切りがありますが、お湯はその仕切りを超えて行き来しています。   洗い場には仕切りがあります。アメニティ類もありましたよ。   天井が高く、柱は丸太のままで太く、また、梁もごっつい感じで。 総檜風呂の浴槽と併せて浴室全体がウッディな空間になっています。   で、こちらが手前側の浴槽。   アールを描くかけ湯槽は重厚なブラウン調タイル貼り。    かけ湯槽の横に湯口があります。 加水・加温・循環・消毒なしの完全な源泉かけ流し（のはず）です。   お湯の色は無色透明。 浴槽底の木目もいい感じです！   手前側の浴槽の浴槽内温度は42℃。 ぬるめ適温ですね。   アル単、かつ、pH値9.4ということでかなり強烈なトロスベ感がありますね～。 ニュルニュルの「うなぎ湯」と言ってもいいくらいだと思います。   俺、アル単、好きなんだよね～。 個性的なお湯もいいけれど、こういったニュルスベのお湯はとっても気持ちがいい！ 観音プリンシプルが大人気な浴場なのも納得です。   さあ、奥側の浴槽にも入るよー。   コーナーに湯口があるのはわかるんですが、この浴槽中央に突き出ている十字型のヘンな突起物はいったいなんなの？？？   実はこの突起物も湯口なんですよ！ つまりは奥側の浴槽には湯口が2カ所設けられている、ということになります。 飲泉用のコップが置いてありましたので……   飲んでみますと、甘みのある薄い塩ダシ味。かすかに苦味もあります。   奥側の浴槽の浴槽内温度は44℃ちょっと。 手前側の浴槽より2℃ほど高くて少し熱めのお湯ですね。 湯口が2カ所ありますから手前側よりも温度が高いのは納得できるんですが、もともとの泉温42.6℃よりも高いのは日光によりあたためられているからなんでしょうかね？ この日は天気が良かったからなー、そういうこともあるんでしょうかね、知らんけど（笑）。   奥側の浴槽は内湯でありながら、お湯につかったままで自然景観を眺めることができます。   この内湯の奥側の浴槽が観音プリンシプルにあるすべての浴槽の中でいちばんニュルトロ感が強いように僕には感じられました。 奥側の浴槽は2つの湯口から源泉が投入されているためお湯がいちばん新鮮である、との先入観が僕にはありましたのであまり信用しないように！（笑）  まあでもこの奥側の浴槽のお湯がいちばん気持ちよかったですよ、なので、写メの俺の顔が半笑いでキモい！（大爆）   続いては露天風呂だよー。   露天風呂は手前に普通の浴槽があり、奥に3人分の寝湯があります。   露天風呂の湯口。   浴槽内温度は42℃足らずとぬるめ。   投入される源泉を浴びるように入浴しているんですが。 何だか浮かない顔ですね……   と言いますのもですね、寝湯のスペースをバイク乗りの3人のおっさんがずーっと占領したままぜんぜん動かんのですよ。 ぬるめのお湯ですからねー、20分以上ずっとこのままでおっさんのくせにしょーもない話とかして笑ろとるんですわ。（それは別にええやろ笑） にしても、皆さん露天が好きですねー、内湯には誰もいないのにみんな速攻で露天に行きよる（苦笑）。 で、ついに3人のうち1人がトイレかどっかに行ったんですよ。   その隙にささっと写メを撮りました（笑）。 僕の頭の後ろにあるタオルはどっかに行ったおっさんのものです。 場所取りしてるつもりかも知れんが、そんなもん知るかー！！！ まあどうせ僕はおっさんが帰ってくるまでにすぐに退きますよ。   寝湯に寝っ転がった状態での視界はこんな感じ。 でね。 寝湯の先には……   こんな1人用？の浴槽があるんですが……   実はこれ、バブルバスなんです！ バブルバスまでかけ流しなのはいいですよね～。 ここもどっかのオヤジがずーっと占領していて、オヤジがようやく出た瞬間急いで撮ったものですから指が写ってるけど気にするな！（笑）   まあバブルバスというものはあんまり落ち着かんよね、俺の顔も実に微妙！！！（大爆） だから指は気にするなって（笑）。   あと、バブルバスのそばにはサウナまでありました。 サウナ嫌いなので入っていませんが。 まあアレだ、何だかんだ言っても内湯のお湯（特に奥側の浴槽）がいちばん良かった気がしますが、そこまでこだわりのない方なら露天にもいろんな浴槽があって十分楽しめる施設だと思いますよ。   観音温泉は「飲む温泉」として温泉水の販売も行っているのですが、脱衣場のウォーターサーバーでは温泉水を無料で飲むことができます。   やわらかな口あたりですね、冷たくておいしかったですよ。 でね。 オカンと待ち合わせしていた本館まで戻ってみると、玄関の横に来た時には気付かなかった……   なに？なに？なに？   ミーアキャット！！！ 僕が見てたらこっち寄ってきた！   あ、立って舌出してこっち見とる！！！ かわいいですね～。 いや、温泉関係ないけども（笑）。   close

観音温泉 観音プリンシプル〈観音様のお告げで掘削したニュルトロ湯〉@静岡県下田市横川