2019年のお話です。 はい、それでは今日もまた「ヘタレと行く！」シリーズ第3弾、2019年4月4日(木)～4月7日(日)3泊4日「別府・大分」温泉旅行レポ、1日目4月4日（木）の続きです。 さて、九州道 古賀SAの『峠庵』で思ってもみないデカ盛り…… more に驚いた「カツカレー・ご飯大盛」を食べた後は、今回の旅行で最初の温泉へ。 やって来ましたのは……   福岡県は朝倉市、「甘木」という駅の近くにあります『あさくら温泉ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯』です。 グランスパアベニューというのはいわゆるビジネスホテルですね。 このビジホに「幸楽の湯」という温泉浴場があって立ち寄り入浴も受け付けている、というわけなんですよ。 でさ。 もう先に書いちゃいますが、この幸楽の湯の立ち寄り入浴時間は朝は午前6時30分からなんです。 ちょっと早く着いたこともあって、上の写メのように相変わらずヘンな色のヘタレ号を正面玄関の真ん前に駐車して車の中で仮眠していたんですよ。 6時20分にセットしたアラームで僕が起きて時間まで待っていると、（上の写メの撮影時間は6時22分）何だか様子がおかしい。 僕らの横を車が素通りしてどんどん立体駐車場を登っていくんですよ！ アホみたいな顔をして幸せそうに寝ていたヘタレをあわてて叩き起こし、僕らも立体駐車場に登っていってみますと……   何と立体駐車場の3階にフロント・大浴場への連絡通路があるじゃないですか！ 地元の常連の方？はもちろんこの連絡通路のことをご存知なわけなんですね、だから営業時間前にもかかわらずここからフライング気味に入っていかれたわけです。 しまった！！！先を越された！ ゆうても上の写メの撮影時間は午前6時25分になっています、ほんとうならまだ営業時間の5分前なんですが、かなり多くの方に先を越されてしまいオープンアタックは儚くも失敗に終わってしまったわけです（苦笑）。   改めまして営業時間をご確認ください。（2019年4月現在） 中休みの時間がありますのでご訪問の際にはご注意くださいね。   フロントです。 そう！グランスパアベニュー 幸楽の湯は「九州温泉道」の対象施設なんですよ！ 大分県・別府市に入る前に、福岡県にあるこの浴場にわざわざ僕らが立ち寄ったのは実はそのためなんです。 と言いますのもですね、「九州八十八湯めぐり」の最高段位（称号）となる「泉人」に認定されるためには、「スタンプを88個押印する」だけでなく、「異なる7県のスタンプが必要」との条件があるんですよ。 つまり、やみくもに88個のスタンプを集めるだけではダメで、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の九州7県で各県少なくとも1湯は入らないといけないというわけなんです。 僕らはすでに大分、熊本、宮崎のスタンプを押印済みですし、鹿児島は避けては通れませんので来年あたり行くことになるでしょう。 ここで福岡を押印しておいて再来年にでも佐賀・長崎攻めをすれば、残り88個までの数をこなすだけなら大分・熊本だけで何とかなる、との計算が僕にはあったんです。 その点、別府への通り道である大分自動車道「甘木IC」から比較的近いこのグランスパアベニューは福岡県のスタンプを稼ぐのに絶好の浴場だというわけなんですね。 しかも、ですよ。   九州温泉道のスタンプ帳「御湯印帳」を提示すれば、通常の入浴料800円が600円に割引される特典まで付いているんです！   券売機で入浴券を購入し……   入浴券入れに入れます。 あー！！！ほら？ほら？ほら？ すでに数枚の入浴券が入れられていますよね？ んー、出遅れちゃったのが実に痛い…… もう先に書いちゃいますが、グランスパアベニュー 幸楽の湯はかなり人気のある施設のようで、すでに先客が何人もおられましてほとんど満足な写メを撮ることができませんでした（泣）。 ごめんなさい。   まあ何だ、とにもかくにも「御湯印帳」に通算26個目のスタンプをゲットです！   グランスパアベニュー 幸楽の湯には男女別の大浴場（内湯）が各1と女性専用の露天風呂があります。 男性用の露天風呂はありません。   すでにお客さんでいっぱいですが、とりあえず行きますか……（苦笑）。   ※画像はHPより拝借 脱衣場からしてすでにたくさんのお客さんがおられて写メは撮れませんでした。 広々と清潔な脱衣場には鍵付きロッカーが完備。 無料のウォーターサーバーもあります。      源泉名：幸楽の湯泉質：アルカリ性単純硫黄泉　　　 （低張性アルカリ性低温泉）泉温：31.0℃pH値：9.98 泉温が低いため加温はされていますが、加水・循環・消毒等はなしの源泉かけ流しです。  ※画像はHPより拝借 もちろん浴室内の全景写メはとてもじゃないけど撮れず。 僕の記憶が正しければこちらが男湯だったはず。 浴槽は逆L字型のようになっていて、窓側にひとつ、手前側にひとつある2槽式。 それぞれに湯口が設けられていたように思います。 で、窓側の浴槽が「あつ湯」で手前側の浴槽が「ぬる湯」でした。 お客さんがいっぱいですでにやる気がなかったので、温度計で浴槽内温度を測ってないんですよ（苦笑）。   ※画像はHPより拝借 で、たぶんこっちが女湯。   シャワーブースは区切られており、アメニティの類も完備。 シャワー・カランから出てくるお湯は温泉ではなく、白湯でした。   浴室には大きな窓があり、内湯でありながらも閉塞感はありません。   窓からはのどかな甘木の町並みと、遠景に名前を知らん山（笑）を眺めながらのんびりと入浴できます。   pH値9.98（試験室での試験成績は10.0）という高アルカリ泉、かつ、アル単の泉質ということもあって、かなり強烈なニュルスベ感！ いわゆる「ウナギ湯」と言っても差し支えないと思います、僕がこれまで入浴した温泉の中でもトップクラスに入るほどのトロトロツルツルの浴感なんです！ 実はこういう感じのお湯は僕の大好きなタイプのお湯なんですよ、朝いちばん、そして、今回の旅行でいちばん最初に入ったお湯としてとっても印象的で気持ちのいい温泉でした。   浴室内から直接行けるサウナもありますよ。   ※画像はHPより拝借 サウナ内部はこんな感じみたいです。 僕はサウナは苦手ですので、入っていませんが（苦笑）。   ※画像はHPより拝借 ちなみに女性専用の露天風呂はこんな感じみたいです。 『あさくら温泉ホテルグランスパアベニュー幸楽の湯』。 正直言いますと、福岡県のスタンプが欲しいがために立ち寄った温泉なんですが、ビジホ温泉と侮るなかれ！ 個性たっぷりのニュルスベ湯は記憶に残る1湯となりました。   close

ホテルグランスパアベニュー 幸楽の湯(九州温泉道)〈pH10のニュルスベ湯〉@福岡県朝倉市甘木