長野県高山村の山田温泉。 道路沿いに旅館が建つ落ち着いた静かな温泉街。 その中心的な場所にあるのが共同浴場の大湯。 すばらしい外観である。 券売機で入湯券購入して番台に渡す、３００円也。 広くて細長い脱衣室。 ちょうど出てきたおばちゃんが「熱いよ～今日は特別に熱い！！！…… more 」 おばちゃんの体は真っ赤だ。 「あの人、よく入ってるよ」と、入浴中のおばちゃんの事を言う。 入ってビックリ。 広くて細長い浴槽にきれいなお湯がど～んと目に飛び込んでくる。 感動モノだ。 高い天井。 洗い場。 カランやシャワーは無く、樋を流れる適温のお湯を木の蓋を上げてお湯を出す仕組み。 おばちゃんが「熱くて入れないから向こうがいいよ」 と「ぬるい」と書かれた小さい浴槽を指差す。 「熱い湯が好きなんですぅ」と言いながら２人規模の浴槽に。 ぬるい　４０度と書いてあるがどう見ても４３度か４４度ある。 熱い浴槽にも挑戦しようとそっと足を入れるがアッチチ！！！ 絶対に無理と再びぬるい浴槽へ。 ところがおばちゃんが熱いと言いながら浴槽に入って桶で湯もみ中。 いっぱいかき混ぜてから「入れるよ！」と誘ってくれる。 そっと入ると熱い！ おばちゃんがせっかく湯もみしてくれたので入る。 飯坂で経験した熱さだ。 ビリビリするがとっても良いお湯。 白色の大きい湯の花がいっぱいだ。 少し青みがかった澄んだ透明。 新鮮さを実感できる。 長くは入っていられないから上がる。 番台のおじちゃんに熱いと言うと「今日はいつもより熱いよ」 それに入った事を告げると「それはおめでとうございます」と笑う。 別れ際に又来てくださいと見送られ大湯を後にする。 足湯は適温というよりぬるめだった。 すぐそばにも共同浴場があるが宿泊者と地元民専用だそうな。 こちらは適温らしい。 含硫黄-ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩泉 ６６・５℃　pH７・０ close

山田温泉　大湯