さらに30キロ弱移動して到着したのが、この日のお宿　奥たまかわ温泉もてなしのかくれ家すわや　さん。入口までたどり着くと、女将さんがすぐに出てきて、フロントに向かって、左側の空間へと誘われる。そこでジャスミン茶をいただいて、チェックイン作業。泊まる部屋はフロントに向かって右側の階段…… more を上がった2階から、数段上がった月ノ瀬という部屋。引き戸の向こうにはまっすぐに伸びる畳廊下、その先に籐の椅子が２脚。この部屋は３部屋が連なる巨大な部屋。入ってすぐ右にテーブルのある部屋。テレビはここにしかない。食事はここで。奥には鶴の屏風、畳廊下との仕切りには鶴の衝立、と鶴尽くし。透かし彫りも鶴。この鶴の部屋の屏風脇から段差を下ると右に冷蔵庫、さらにその奥に、トイレ。広々。左側には洗面台。使いやすい。鶴の部屋から奥をみれば、和室が手前に、一番奥にベッドルームがみえる。和室部分も広い。部屋の隅に作務衣やタオルあり。ベッドの横にはそれぞれ照明。あちこちに照明器具がある。どこにスイッチがあるか、確認するのも結構手間。でもこれだけ室内に照明があれこれあるのはありがたい。籐椅子からは庭を見下ろせる。紅葉時期はきっと真っ赤なんだろうなあ・・・和室の座卓には冷水とお菓子。葛饅頭みたいな。カスタードクリームだったような・・・？浴室棟はフロント右手の方に続くのだが、こちらのお宿は部屋と特定の浴室とが紐付きの関係になっていて、どこの浴室でも勝手に使えるわけではない。月ノ瀬の部屋に対応するのは、石風呂となっているので、その鍵を持って浴室棟へ。下足箱の脇に売り物がちょこちょこ並ぶ。その先、廊下を進んで砂利風呂の隣が石風呂。脱衣所は右手に籠、正面に洗面。左が浴室入り口。そして浴室に踏み込むと、かなり広めの内湯がどどーーんと。富士山の透かし彫りだね。奥の方から掛け流しのお湯が溢れていく構造のよう。冷鉱泉を温めているらしいが、お湯は結構熱めかな。どうしても表面が熱くなるので、かき回す必要がある。右側に洗い場あり。奥から溢れたお湯が流れてくる。内湯奥の窓は１面のみ開放可能。いい風が入る。中庭がみえて、そこには鯉がいた。浴槽は手前に段差あり。４人くらいは並んで入れる大きさ。これを夜中も制限なく、自由に使える。他の宿泊客がここを使うことはないから、部屋風呂みたいなもん。ありがたや、ありがたや。 close

奥たまかわ温泉もてなしのかくれ家すわや　2019年6月（１）