2019年7月27（土） 参加メンバー：ＴＯＭＯさん・ちゃっぷ 　浦富海岸の遊覧船のりばの駐車場を出て、岩井温泉へ。海から山方面に向かいやす。 　途中、山陽線のどっかの駅前（岩美駅だったか？）を通った時に駅の写真を撮っているオタクっぽいやつを発見！　なんだあいつは？　ちゃっぷは…… more ＴＯＭＯさんに聞きやした。 「何でこんなしょぼい駅を撮っているんですかい？」 「ここの辺りを舞台にしたアニメがあるんですよ。放火されちまった京都アニメーション関係のやつで。この駅もそのアニメに出てきたんで聖地巡礼でしょうね」 ですとよ！　へえ？ 　その後は低い山とか田んぼが続くのどかな風景の中を走り、住宅街っぽくなったと思ったら、すぐに右手に岩井温泉駐車場が出現。 　ただ、ゆかむり温泉（岩井温泉の共同浴場）はそこから２５０ｍ先の表示が出ていたので、もう少し先に駐車場がないか、ゆっくり走りましょうってことで先に進みやしたぜ。 　すると、左手に『ゆかむり温泉』の看板が出ている建物があって、その建物を過ぎた所に狭いですが駐車場があったので、そこにＴＯＭＯさんは車を突っ込みやしたよ。 　岩井温泉は、1300年の歴史を誇る山陰最古の温泉だそうですぜ？　ゆかむり温泉の場所はこのリンク。 　 　ゆかむり温泉の建物と駐車場をセットで撮影。 　「湯かむり」とは、頭に手ぬぐいをのせ柄杓で湯をかむる、という岩井温泉独特の風習です、ってことですが、そいつは栃木の那須湯本温泉の超メジャーな共同浴場、鹿の湯のかぶり湯と同じですな？ 　　岩井温泉の案内図。 　宿と店、さんぽ道、公園、展望台等、宿泊すればのんびり散策できそうですな！ 　こっちは岩井温泉の位置の説明図。 　駐車場の様子。 　駐車場の一角に岩井温泉歴史絵巻と、おっぱい出して走っているみたいな女の像と、神棚みてえな奴が設置。 　これは岩井温泉歴史絵巻に書いてあった、岩を杖で打って岩井温泉を出したという神女ですかい？ 　では、顔とおっぱいをどアップで！　抱えているモノは何なんだ？ 　およし道路と岩井軌道の解説ですな。 　これによると、明治４３年に岩美駅ができたんですが、駅から岩井温泉に行くには新井ってところを迂回しなきゃならねえ。そいつは面倒くせえってことで、温泉宿の女将のおよしさんが、岩井駅と高山を結ぶ直線道路（これができれは岩美駅から岩井温泉まで最短距離で行ける）の建設を鉄道院総裁に直訴して明治４５年に道路ができちまったんですとよ？　この道路を通称『およし道路』と今でも呼んでいるそうで？ 　で、『およし道路』は大正になってさらに拡張、大正１５年にはおよし道路の脇に岩美駅から岩井温泉までの岩井軌道を引いたんですとよ！ 　しっかし、昭和９年の岩井温泉の大火事と第二次世界大戦で軌道の維持が困難になり、客も減っちまって昭和１９年に休業・廃線となったのでありやす・・・・ 　神棚の、どアップ。 　では、ゆかむり温泉へ。 　入口ですな。 　似たような画像ですが、色々と撮ったので載っけやす。 　アニメのキャラクターがおっ立っていやすぜ！ 　海水浴場から来た客は、砂を洗い流してから入ってくれってことで、本当に流している客がいた！ 　海からここまでわざわざ来るんですな？　だとすると、車の中は砂だらけになるんじゃねえのかよ？？ 　ゆかむり温泉の看板ですな。 　入浴料３１０円の券を買い、受付に出しやす。 　では、脱衣所へ。 　脱衣所の前に加水の掲示。源泉が４９．５℃で、そいつを４５．０℃にしているそうで？　夏でしたし、冷めないんでしょうなあ・・・・ 　脱衣所ロッカーの様子。鍵付きロッカーは小銭がいらないタイプだった様な？ 　洗面所。我々しかいなかったので撮影したら、珍宝が鏡に写っちまったんで修正しやした。 　トイレは和式を改造したような洋式で、ケツ洗いマシーンは付いていねえ・・・・ 　脱衣所に掲示のゆかむり唄。民謡みたいなやつ？　ハァ～っではなく、ヤレヤレですが？ 　泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。成分総量は１．７３５ｇ／ｋｇ！　前日に浸かった『豪円湯院』の温泉成分総量は０．１９３ｇ／ｋｇですからな！　９倍も濃いですぜ？？　こいつはいいですな！　でも加水ですが・・・・ 　では、浴室へ。　洗い場の様子。 　浴槽は２つ。これは手前にあるぬるめのやつ。 　かけ湯ですな。ここで頭にかむるのでしょうか？　そんなことをしている人はいやせんでしたが・・・ 　別角度から浴槽を撮影。なお、浸かっているのはＴＯＭＯさんですよ。 　浴室には壁画。銭湯の雰囲気ですな！ 　で、奥にある円形でお湯が溢れまくっている浴槽はあつめと書いてあり、確かにあちい！ 　源泉かけ流しですな！　ぬるめの浴槽の方には源泉かけ流しとは書いていなかったので違うんですかねえ？ 　浴槽の中の様子。うっすら緑色がかっているのはタイルの色なのか、源泉の色なのか、イマイチ分かりやせん・・・・ 　お湯はツルスベ感はあんまりなく、サラッとした感じ。 　まあ、汗を流してスッキリしたので良かったですよ。 　汗臭いパンツ・シャツから、洗濯したやつに取り替えて、気持ちいいですぜ！ 　風呂から出たあとは、冷たいドリンクを買って休憩部屋で休みやす。 　休憩室の様子。 　湯かむり唄の歌詞ですな。 　脱衣所に掲示してあったやつとヤレヤレは同じですが、それ以降の歌詞は違いやすぜ？　 　いなば温泉郷の湯けむり川柳も掲示。何だ、岩井温泉のやつじゃねえのかと思いやしたが、岩井温泉を含むこの近隣の５つの温泉地のことをまとめて『いなば温泉郷』と言うみたいですよ？ 　この展示物は何なんだ？ 　姐さんが岩井温泉に入っているポスター。どこの宿なんですかねえ？　 　岩井温泉の旅館は３軒しかなく、家に帰ってからホームページで風呂画像を調べると、『明石家』の内湯の様な？ 　で、調べていて知ったのですが、３軒のうちの『岩井屋』は、日本秘湯を守る会の宿なのですな！　もうちょっと散策してよく見ておけばよかったですぜ・・・ 　もう１軒、『花屋旅館』は、ホームページが無くなっていた・・・・ 　『明石家』は、『ゆかむり温泉』の斜め向かい側だったので、ちょっと見たのでありやす。 　よさそうな宿でした。 　 　つづく・・・ close

ゆかむり温泉（岩井温泉）　鳥取出張ついでの旅２０１９（１５）