ブログの更新が遅れており、約1か月前の訪問記事。大きな仕事がひと段落着き、ちょっと時間が取れたので東鳴子温泉のホテルニューあらおに行ってきた。ホテルの前はしばしば通るものの実に6年半ぶりの訪問。どうも混んでいるイメージがあり、足が遠ざかっていたようだ。この日は珍しく駐車場にほとん…… more ど車が停まっていなかったので行ってみることにした。ホテルニューあらおは、東鳴子温泉の中ではもっとも鳴子温泉に近いところに位置する。玄関から中に入り、下足入れに靴を入れてフロントに向かう。フロントの右手にある券売機で入浴券を購入して係の人に渡す。館内には貴重品ロッカー等がないので、貴重品があればここで預かってもらう。お風呂は1階の左手奥の方にある。大きな暖簾を潜ってさらに進むと短い階段の先に男女別の暖簾が下がっている。脱衣所は広くゆったりとしている。洗面台にはドライヤーが備えられている。浴室には2つの浴槽があるが、2つは中央でつながっている。どちらも4人程度が入れる広さで木枠が施されている。左側の浴槽はジャグジーになっている。湯口は右側の浴槽の窓側にあり、管からお湯が浴槽の底の方に注がれている。また、当然ながらジャグジーからも注湯があるだろう。泉質は、ナトリウム‐炭酸水素塩泉で、PH7,7の弱アルカリ性のお湯。色は黒っぽい茶色で、匂いはモール系のアブラ臭。この周辺特有の香りにうっとり。ジャグジー側に排出用の切り欠けがあり、相当な量のお湯が浴室の床に流れ出している。洗い場は5箇所あり、シャワー・シャンプー類完備。浴室の床を見ると、浴槽からのお湯の通り道は黒く変色している。浴室右奥のドアから外に出て、奥に進むと露天風呂がある。石組の浴槽は8名程度が入れる広さ。湯口は太いパイプから湯溜にお湯が入り、そこから浴槽に入るようになっている。パイプの先には湯の花キャッチャーが取り付けられている。溢れたお湯は浴槽の低いところから外に流れ出している。ちょっとした庭園があるのが嬉しい。秋の涼しい風を受けながらまったりとする。この日は、珍しく先客さん1名のみ。早々に出られ、その後団体さんが入ってくるまでの20分ぐらいは独泉。アブラ臭に包まれながら至福の時を過ごすことができた。訪問日：2019年10月20日ホテルニューあらお場所　大崎市鳴子温泉郷赤湯40料金　大人６００円　子供４００円時間　１０：００～２１：００ close

東鳴子温泉　ホテルニューあらお