旅行1湯目は泡付き湯！ 2019年のお話です。 はい、それでは今日もまた、2019年9月9日（月）～9月11日（水）、2泊3日「長野～上諏訪・下諏訪」温泉旅行レポの続きです。 長野自動車道 梓川SA（下り線）で山賊焼き定食を食べた後は、い…… more よいよこの旅行1湯目の温泉へ。 まずやって来ましたのは、青木村の山あいにありますひっそりとした温泉街「田沢温泉」。 飛鳥時代に発見されたと言われ、老舗旅館も立ち並ぶ田沢温泉で僕が目指した浴場は……   田沢温泉唯一の共同浴場である『有乳湯（うちゆ）』です。   まずは浴場の手前を右折し、浴場の裏側に回り込むようにしてさらに左折した先にある専用駐車場に車を停めます。 赤い郵便ポストと足湯が目印になりますよ。    専用駐車場はちょうど有乳湯を正面から見て左側の高台にあります。 僕が一番乗りでした！    先ほどの足湯。無料で利用できます。      温泉分析書が掲示してあり源泉は田沢温泉　1号泉となっているんですが……   温泉の成分・禁忌症・適応症では田沢温泉2号泉、田沢温泉3号泉混合となっていました。 どちらが正しいのか、僕にはわかりません。 あと、足湯には入ってません（笑）。   さて、改めまして『田沢温泉 有乳湯』です。 どっしりとした風格ある建物ですね～。 写メ左端によしのや号が写っているでしょう？これを見れば専用駐車場との位置関係がおわかりかと思います。 ちゅか、この写メを撮った時刻はまだ早朝5時38分。 有乳湯の営業時間は確か朝6時からのはず。 いや、ここはね、温泉マニアならみんな知ってる、地元の方にもめちゃめちゃ人気のある浴場なんですね。 なので、オープンアタックを目指して少し早めに到着したんですよ、しかも、この日は台風だよ？（結果的にこの時点では小雨の状態でしたが） それなのに、すでにのれんが出ていて建物内には照明がついていますね？ 嫌な予感しかしない！（爆）   有乳湯の名前の通り、「子宝の湯」とも言われているそうですよ。 ちゅか、、こんな看板撮ってる場合やないっちゅうの！（笑）   はらー！！！やっぱりもう開いてるし！   営業時間をご確認ください。（2019年9月現在） ただし、少なくとも僕の訪問時は朝5時38分には開いていました（苦笑）。   ねー？この時点でまだ5時40分です（笑）。   入浴料をご確認ください。（2019年9月現在）      源泉名：田沢温泉2号泉と3号泉の混合泉泉質：アルカリ性単純硫黄温泉　　　 （低張性アルカリ性温泉）泉温：40.0℃pH値：9.4 ただし、この温泉分析書はメイン浴槽のものらしいです。   受付の左手が男湯の浴場。   脱衣場は棚とカゴがあるだけ。 実は写メの手前側にも同じように棚とカゴがありまして、この時すでに先客が1人いて僕が来た後しばらくすると上がって帰っていったんですよ。 このおっさん、いったい何時から入ってたんや、ちゅか、それ以前にここはいったい何時から開いてるねん？（大爆） てかさ。 僕とほぼ同時にお客さんが1人来て、その後そう時間をおくことなく続々と後客が6人も来たんです！ もうね、とにかく必死でバーッと写メを撮りました、なので、満足な写メは少ないです、でも、有乳湯でこれだけ写メ撮ったのはがんばってる方だと思うよ、ほめてくれ！（笑）   浴室に一歩入ると甘いような硫黄臭がプンプン漂っています。 いい匂いですね～、うれしくなっちゃう！ 浴室には手前にかけ湯槽があり、その奥にメイン浴槽があります。 切れている写メ左側にシャワーブースが並んでいます。 浴室のフロア・壁、浴槽内ともにタイル貼りで、浴槽の縁は御影石貼りですかね、全体的に清潔感があります。   かけ湯槽のお湯をご覧ください。 左のメイン浴槽のお湯がほぼ無色透明なのに対し、緑色をしていますよね？ 実はかけ湯槽の源泉はメイン浴槽の源泉とは違って「田沢温泉　1号泉」なんだそうです。（未確認） お客さんが多くて写メはこれだけですが、後からザバザバと何度もかけ湯しておきました。 メイン浴槽に比べるとかなりぬるい印象でしたね。 ほんとはここにつかりたかったくらいなんだけど、そうもいかないしね～（笑）。   シャワーブースはちゃんと仕切りが設けてあってモダンな印象です。 実はこのシャワーとカランから出てくるお湯もかけ湯槽と同じ1号泉らしいです（未確認）。 後から飲んでみましたがその時の写メはないんですよ、とにかく、無人の浴槽を先に撮らないといけませんから、シャワーやカランはどうしても優先順位が低いんですね。 ちゅか、いちばん左の鏡を見てよ、俺、まだこの時点では服を着たまま必死でバーツと写メ撮ってるんです！（爆） あ、ちなみにカランのお湯はタマゴ臭・タマゴ味でしたよ。   メイン浴槽は三日月を半分に切ったような形で、8～10人サイズくらいでしょうか。 奥側のコーナーに石積みのような湯口があります。   はい、その湯口。源泉ドバドバ！！！   オーバーフローもザンザン！川にようにフロアを流れていきます。 もちろん、加水・加温・循環・消毒一切なしの完全な源泉かけ流しですよ。   源泉投入直下はお湯が泡立っているんですよ、写メがはっきりしていなくて実に残念です！（苦笑）   例によって有乳湯でもオープンアタックに人生を捧げた数多くの湯口ジジイどもによる熾烈な湯口争奪戦が行われています！（大爆） とにかく浴槽や湯口の写メを撮るのは困難を極めるんですよ、いや、マジで！（笑）   はっきりとしたタマゴ臭、タマゴ味があります。 メイン浴槽のお湯は2号線と3号線の混合泉ですが、1号源泉（カラン）との臭い・味の違いは僕にはわかりませんでした。   湯口付近の温度は40.3℃。かなりぬるめのお湯です。   いやー、ツルスベ感が気持ちいいですね～。 あ、シャワーブースに人がいませんが、この時、僕の左側の浴槽内はお客さんでいっぱいです！（爆） みんな壁にもたれてつかってるんだよねー。   ぬるめのお湯なんですが、じっくりゆっくりつかっているとめちゃめちゃよくあたたまるんですよ。 上がった後は汗が流れるくらいでした。 でね。 この後、お客さんたちに頼んで少しの間だけ湯口のすぐ近くにつからせてもらったんです。 するとね……   細かい泡が身体中にびっしりと！ いやー、写メがボケボケで俺は悲しいよ（笑）、実際はかなりしっかりと泡が付きます。 でさ。 その泡を手で拭うとプチプチとはじけるようで。 手触りもツルツルですし、ほんと素晴らしいお湯です！   帰る頃には専用駐車場は1台分のスペースを残すだけでほぼ満車状態。 おそらくは、みんながみんなフライング入浴にやって来るので、否が応にも営業開始時間が早まってしまったんでしょうね（笑）。 『田沢温泉 有乳湯』、ツルスベプチプチの泡付き新鮮湯は我先に入りたくなるのも納得の、噂に違わぬ名湯でした。   close

田沢温泉 有乳湯〈子宝の湯として知られる極上泡付き湯！〉@長野県小県郡青木村田沢