今シーズンは本当に雪が少ない。山形の米沢辺りの道路情報を見ても雪の文字がない。そこで、小野川温泉に行ってみることにした。往路は東北自動車道で福島まで行き、東北中央道の無料区間を使って米沢へ。復路は国道を使って高畠・七ヶ宿経由で白石まで行き、東北自動車道で仙台へ。所要時間は往路が2…… more 時間、復路は2時間半といったところ。いずれも路面には全く雪がなく乾燥しており、快適に運転することができた。さて、今回訪問したのはやな川屋旅館。小野川の温泉街の中にあり、尼湯の近く。5階建ての新館と2階建ての本館からなる中規模の旅館。玄関前の表示によればすべてのお風呂が入浴可になっていたので中に入るが、実際は10時からだったとのこと。入館したのは9時ごろなので心配したが、快くOKとなった。最初に向かったのは展望露天風呂。フロント向かい側のエレベーターで5階に上がると男女別の暖簾がさがっている。脱衣所は狭くてシンプル。浴槽は5人程度が入れる広さ。洗い場等はない。岩の隙間から注がれるお湯は、協組4号泉。泉質は、含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉。MT泉だが、ほんのりとタマゴ臭が感じられ、うす塩味。湯温は最適温度で、長湯可能。湯使いは、加水なし・加温なし・消毒なしの源泉掛け流し。浴槽に浸かると浴槽の縁からも少しお湯が溢れ出すが、浴槽の隣に設置されたこちらの排出口からザーッと流れ出す仕組み。向かい側の山や温泉街を眺めながら、しばし寛ぎの時間を過ごす。お風呂から上がったところにはちょっとした休憩スペースがある。景色が良く、タンクの冷水がとても美味しい。エレベーターで1階に降り、フロントの前の廊下を奥に進んだところに斧川の湯がある。脱衣所は比較的ゆったりとしている。洗面台にはドライヤーが備えられている。浴室には10人程度が入れる広さの浴槽がある。左側の部分が浅くなっており、寝湯ができるようになっている。湯口からは、熱いお湯が注がれている。泉質は、含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉。展望露天風呂とは異なり、協組4号泉と5号泉の混合泉となっている。冬は4号泉70％5号泉30％、夏はそれぞれ50％となっている。比率を変えることで温度調節しているようだ。香りは微タマゴ臭。味は、露天風呂よりもさらに薄い塩味。湯温は高めで、長湯できない。浴槽の縁からは絶えずお湯が溢れ出している。きれいな掛け流し。洗い場は6箇所あり、シャワー・シャンプー類完備。やな川屋旅館は、安い料金で2度楽しい。展望露天風呂も内湯も大満足。当初ははしご湯の予定だったが、疲れたので止めて、ぼぬ～るでお茶して、道の駅米沢でランチをして帰ってきた。やな川屋旅館場所　米沢市小野川町2486料金　大人400円　子供200円時間　１０：００～２１：００ close

小野川温泉　やな川屋旅館