2020年のお話です。 はい、それでは今日もまた「ヘタレと行く！」シリーズ第5弾、2020年4月7日(火)～4月8日(水)1泊2日「福岡～島根」温泉旅行レポ、1日目4月7日（火）の続きです。 「何が何でも撮影禁止」という対応にヘタレの「阿蘇山アホア…… more ホ攻撃！」で反撃し受付のバイトを困惑させた（笑）、『田主丸温泉 みのう山荘』を後にして、ヘタレ号は久留米市を離脱し、朝倉市の「原鶴（はらづる）温泉」へ。 まずやって来ましたのは……   『原鶴温泉 ビューホテル平成』です。 「ビューホテル」名前の通り、原鶴温泉の温泉街とは離れた高台にポツンと建つ一軒宿？一軒ホテル？のような施設です。    エントランスも高級感がありますね～。 日帰り入浴は受付時間：１２：００～１５：００料金：お一人様　大人８００円　小人４００円（2020年7月現在のHPより）となっています。 が！ 「九州温泉道」の「御湯印張」の提示で800円→600円の200円引きで入浴することができました。     その「御湯印帳」に通算42個目のスタンプをゲットです！   ロビーの奥の「1億5000万坪の借景」というパネルのところからは……   まさにパネルの写真そのものの、筑後平野を一望する素晴らしい眺望がひろがっていました！ てか、桜の花が咲いている分、僕の写メの方が絵になるかも？（笑）   日帰り入浴が可能な展望露天風呂の浴舎は駐車場の奥にありますよ。   「裸美絵 rabie」という名前のようです。いや、ノーコメントで（笑）。   浴舎入口には飲水所？がありました。井戸水だそうです。冷たくて雑味がなくおいしかった！   浴舎に入ったところ。 左側の壁の巨岩に目を奪われます！    雲仙普賢岳の土石流の岩なんだって！へー！ 露天風呂の浴槽もこの土石流でつくられているようです。   入口は奥にありますよ。        源泉名：原鶴温泉（源泉名：特になし）泉質：カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉　　　 （低張性中性温泉）泉温：37.8度pH値：6.43 てか、「源泉名：特になし」って（笑）。せっかくの自家源泉なんだから名前付ければいいのに！ 湯使いは加温・塩素消毒あり、加水・循環なしのかけ流しです。 が！しかし！！！ また後でご紹介しますが、滝のような湯口があってその滝から投入される源泉は加温・消毒もなしの源泉そのままなんですよ！（ホテルの方に確認済みです）   脱衣所です。   コインロッカーはリターン式。   露天風呂は2槽式で熱め（左）とぬるめ（右）があります。 左の浴槽に加温・消毒なしの源泉と加温・消毒ありの源泉の両方が投入されており、左の浴槽から右の浴槽へとお湯が流れ込んでいきます。 右の浴槽には源泉投入はありません。よって、まあ浴感だけで言うならば、左だけに入ればいいんですけども。   ゴツゴツとした土石流の岩でつくられたいう岩風呂風の露天風呂は野趣たっぷりですね！ あ、ちなみに先客には若い男の子が3人いたんですが、しばらくすると上がっていったので以下、掲載の写メは撮影順不同になります。   ぬるい方（右）から熱い方（左）を見たところ。 仕切りの岩の真ん中に水路のようなものがあってそこからお湯が流れ込んでいます。   絶景かな！絶景かな！ まさに展望露天風呂の名に恥じない開放感たっぷりの眺望です！   桜の花びらが舞う眼下には筑後川が悠々と流れています。 絵になりますね～。   さて、熱い方（左の浴槽）。 奥に湯口があり、滝のように源泉が流れ落ちています。   滝の湯口です。 先述した通り、この源泉は加温・消毒なしの手を加えていない源泉そのものです。   ぬるい方（右の浴槽）にスリットが切られ、そこからお湯がオーバーフローしていきます。 かけ流しで間違いないですね！   お湯の通りに道は焦げ茶色に変色しています！ フロアも析出物により千枚田のようになっていますね！ いかにも鉄分や土類が多そうな温泉といったところです。   さて、再び滝の湯口です。 まわりの岩は析出物でコーティングされ、また、赤茶色や緑色に変色しています。   非加温・消毒なしの源泉もそこそこの投入量がありますよ！   ブツブツ析出物、キッショ！（爆） 桜の花びらも張り付いていました。   投入されている源泉は35.2℃。 泉温37.8℃とのことでしたから、間違いなく加温はありません。   源泉は金気臭がします！ 味は炭酸味が強いですね！もちろん鉄味、エグ味もあります。   とりあえず源泉そのものを頭から浴びてみました！（笑） ちょうど湯口の下に座れるような岩があるんですよ、打たせ湯として利用できるよう配慮されているのでしょうね。   また、浴槽内には塩ビパイプが突っ込まれており、このパイプからはおそらく加温・消毒ありの源泉が投入されているものと思われます。 写メではわかりにくいかもですが、お湯の色は深い緑色でした。   お湯の中にはオレンジ色の湯の花がたくさん舞っていましたよ。   熱め浴槽の浴槽の真ん中辺りの温度は43℃弱。 確かに人によっては少し熱めかも知れませんね。   浴感は軽いキシキシ感がありますね～。肌に引っかかりがある感じです。 ヘタレはまた頭の先が尖ってビリケンさんのようです！（爆）   さて、右側のぬるい方の浴槽。   桜の花と眺望のコラボは何度見ても素敵です！ 桜の花びらがはらはらと散って湯面に浮かんでいるのもとっても風情がありましたよ！   開放感たっぷりの展望露天風呂に、個性たっぷりのお湯。 はらはら舞い散る桜の花びらが頭上から降り注いでくる入浴は、この季節ならではの印象的な思い出になりました。   close

原鶴温泉 ビューホテル平成(九州温泉道)〈筑後平野一望の展望露天風呂〉@福岡県朝倉市杷木