湯浜温泉三浦旅館は内陸地震で源泉が止まった事がある。 その後、新しい源泉を見つけられたと記憶している。 入浴料は５００円也。 「露天も入れますか？」 「内湯と露天に入っての値段だから入らなければ損だよ」 と、明るいご主人が…… more 入浴証明書をくれる。 簡素な脱衣室にはランプ。 お湯の温度を計ってらした奥様が、 「男性風呂は４０．５度とぬるいから女性風呂に一緒にどうぞ！」 夫は私以上に熱い湯が好きだ。 「熱いのが好きだからそうさせていただきます」 洗い場にはシャワーが１つ。 シャンプー類もあった。 突然お湯が豪快に音を立てて投入。 熱いお湯が好きだと言ったから、きっと奥様が大量投入してくれたみたい。 私達の好みの４３度くらいになった。 良い温度になったら再び静かに投入される源泉。 褐色の細かい湯の花が見られる無色透明のお湯。 特に匂いなど感じないがやさしいお湯である。 二方にある窓からは紅葉したブナ林が見える。 ３、４人規模の木の浴槽でまったり静かに湯浴み。 加水のみの源泉かけ流し。 奥様に熱いお湯のお礼を述べて露天風呂へ移動。 宿から３、４分の場所にある。 山道から川沿いに坂を下りる。 簡素な脱衣所。 落ち葉がいっぱいの露天風呂は２、３人規模。 お湯は６割くらいしか溜まってない。 とてもきれいとは言えない状態だが入る。 投入される源泉はとても熱いのだが浴槽では４０度くらいである。 上を見れば紅葉した葉っぱと青空。 対岸の紅葉を眺めての湯浴みもぬるいしお湯が少ないから快適とはいえない。 夫が浴槽で見つけたカニの死骸。 こんなの見たらもう出るよ。 着替え終わる頃に若い男性が来た。 宿の方からではなく、駐車場側からだ。 無銭飲食ならぬ無銭入浴かと思われる。 きれいな景色が見える場所で写真を撮ってた男性２人とおしゃべり。 私も同じ場所で写真撮影してから駐車場に戻る。 まもなく、先程の露天にいた男性が帰ってきた。 やっぱり・・・ アルカリ性単純硫黄温泉 ９７．３℃　pH８．８ close

湯浜温泉 三浦旅館