大きく変わったのは浴室。貸切風呂が１つ増えた。でも最初は定番のところから。廊下の一番奥にマッサージチェアー。その前に麦茶などは置かれない。その代わりに新くつろぎ空間がある。まずは一番奥の岩風呂の貸切から。風みどりの湯というらしい。何も変化なし。この脱衣処にはマッサージチェアーがあ…… more る。浴室も変化なし。窓を閉めると内湯的だが、あちこち開けると風が通る快適な浴室に。笹濁りの掛け流し湯は、表面が熱くなり易いので注意が必要。隣の貸切。こんな仕切りあったかな・・・？浴室には変化なし。陶器風呂。そしてその隣、一番手前の貸切風呂。これが新設。ちょいと目隠しの衝立あり。脱衣処の空間はそれなりに狭い。かつての大浴場の洗い場の一部がこうなったのだから、空間的に狭いのは仕方なし。奥に浴室。手前に洗い場、奥に湯船。湯船の幅しかないので、それなりの圧迫感。かつての庭園大風呂に隣接した半露天風呂が、庭園大風呂と切り離されて、単独の貸切風呂になったというわけ。右側は窓だったわけだが、そこを壁に変更してある。浴槽の縁が黒い石に変わっていた。でもそのすぐ上の壁面は昔の名残がしっかり。浴槽内部も昔のままだと思うけど・・・？洗い場もしっかり新設されたが、浴室の出入り口にお湯がかかることは必須なので、それほど利便性が高いわけではなさそう。この貸切風呂は、入浴に徹するほうがいいのかも知れない。ともかく貸切風呂が３カ所に増えたので、いつもどこかに入れた。続けて大浴場。男女の交代制ではなくなり、固定された。冬になるとりんご風呂にもなっていた、庭園大風呂が女湯に。脱衣処は同じ感じらしい。そして浴室。正面に変わらず大きな浴槽。左側は窓の外に半露天風呂があったのだが、これが切り離されて貸切風呂になった代わりに黒壁に変更。さらに手前側には奥に伸びていたカランの列を壁と同じ向きに変えて、カラン数を１つに減らす。そして右側にも新たにカランを設置。そういうわけで、妻は出入り口付近では結構狭く感じたらしい。ともかく今後この風呂に男性は入浴不可能。写真で見るだけになった・・・一方の男湯は、かつての檜風呂を改修したもの。洗面の位置は不変。ただし脱衣処はほぼ半分に減少。脱衣処に入る風呂の入り口が新くつろぎ空間に密接して存在するために、女性には入り口の場所が不向きであろうとの配慮で、ここが男湯に固定されたとのこと。浴室への入り口も場所がだいぶ左に移動したような。ステンドグラスは変わりなく見えるけど・・・ステンドグラスの位置は変わってないだろうから、そうすると、浴槽の手前の縁が奥に移動しているように感じる。手前の空間が前より広くなっている。ここはかつては蒸気が出てくる部分だったはず・・・そして正面に浴槽。んっ？？小さくなっているぞ、だいぶ。はっきりとはわからないが横幅は、段差があった分が減ったような？　奥行きは浴槽の手前の縁が引っ込んだ分が狭くなったような？浴室右側にはカランが２カ所。この幅を確保すべく、浴槽の縁が奥に多少引っ込んだということなのだろう。源泉の注ぎ口は風情がなくなったけど、まあこれは許容範囲でしょう。かつての洗い場がなくなった分、それが新くつろぎ空間に変貌したというわけだろう。かなり大きな改修が施されたのだとわかる。最初はちょっと面食らった。結局混雑せず、ここもいつも一人利用だったので、問題なし。でもかつての檜風呂の風情、とくに床の感じが懐かしく感じられるなあ・・・ close

遠刈田温泉旬菜湯宿大忠　2020年8月（２）