福島県いわき市の温泉地、いわき湯本温泉のレポートの続きです。 JR湯本駅には改札内の上り線ホームに手湯と足湯があることを先に紹介しましたが、駅前にも足湯はあります。こちらは地元の方も休憩がてら使っているようでした。この時はたまたま誰もいませんでしたが。 ここにもブロンズ像が座って…… more います。 泉質は、いわき湯本温泉はどこでもほぼ同じで「含硫黄－ナトリウム－塩化物・硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)」 駅前から前方の道をまっすぐ歩くとある温泉宿「うお昭」さんの前にも足湯があります。 ここも広場のようになっています。 いわき湯本温泉の由来が書かれてありました。 温泉街の中心地には、源泉掛け流しの足湯「鶴のあし湯」があります。 ぬるめの足湯と、熱めの足湯があります。 その間に手湯あり。 この時は誰もいなかったのですが、あまり時間が無かったので手湯だけしました。 あたたまる～～～♪♪ 温泉の香りも漂っていて良い感じです。 普段はこちらも旅行者と地元の方でにぎわっています。 人が少ないのは、やはりコロナの影響でしょうか。 熱めの足湯のほうには真ん中に手湯があります。 周辺地図です。細かくて分かりづらいかな？ いわき湯本温泉の温泉街は広いんですよ。 いわき市は福島県東部の浜通り地方の最南部にある大きな市です。 「いわき」は漢字で書くと「磐城」。 元々の語源は調べてないですが、江戸時代にはこの地を「磐城平藩(いわきたいらはん)」が治めていたそうです。 明治時代に、浜通り地方の南部は陸奥国(むつこく)から分かれて磐城国(いわきこく)になりました。 現在の茨城県に相当するのが常陸国(ひたちこく)。 茨城県の北東部と福島県浜通り地方は同じ太平洋岸で関係が深く、この南北を通る高速道路は常磐(じょうばん)自動車道、鉄道もJR常磐線(じょうばんせん)です。 いわき市にある有名な巨大温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」も、昔は「常磐(じょうばん)ハワイアンセンター」という名前だったそうです。もしかしたら、そっちの名前のほうがよく知ってるたいう方もいらっしゃるかもしれませんが。 １９６６年に常磐ハワイアンセンターがオープン。 １９９０年(平成２年)にスパリゾートハワイアンズに改名したそうです。 １９６６年は、大合併により「いわき市」が誕生した年でもあります。結構早い時期に大合併、しかも平仮名市名にしたんですね。 当時から栄えていた北部の磐城市(いわきし)が中心的存在で、他に、常磐市、平市、勿来市などなど１４の市町村が合併して、いわき市ができました。当時では全国でも最大の面積の市となったそうです。 大合併前の常磐市(じょうばんし)は、１９５４年に湯本町と磐崎村が合併してできたばかりの市でした。忙しいですね。 いわき湯本温泉は、この常磐市の前の湯本町の範囲にあります。 ★日本ブログ村のランキングに参加しています。 ↓　凸ぽちっと、応援お願いします。 にほんブログ村 にほんブログ村 close

いわき湯本温泉の街なか足湯と、いわき市の歴史 〔福島県いわき市〕