久方ぶりでございます。4期の村尾です。色んなものがうつろうこのご時世いかがお過ごしでしょうか？  今は気軽に行けなくともいつかまた行きたいなと思う温泉の紹介でもしようかなということで北海道の豊平峡温泉の紹介をしたいと思います。地名では豊平とかいて「とよひら」と…… more 読むことが多いですが「ほうへい」と読みます。豊平峡温泉は札幌駅からバスで1時間ほど揺られて到着するような札幌の奥座敷と言えるような温泉で、豊平峡温泉へバスで向かう手前には定山渓温泉という河童伝説がある温泉地もございます。近くには豊平峡ダムという冬季は手前の道が通行止めになるので入れませんがそれ以外の景色ではなかなか良い景色のダムがございます。ただ、公共交通機関だけで行こうとすると豊平峡温泉から歩いて往復となってしまうので足に自信のある方は行かれると良いでしょう。おっと、脱線しすぎる前に温泉の話に戻りましょう。車やバスで向かうと写真のような看板がみえ、敷地の周りには敷地の建物以外はないというふうな駐車場の広い温泉という風体の建物に着きます。ここが豊平峡温泉です。中に入ってみると、冬にはブーツが入るだろうなという靴箱が目に入ります。受付に券売機で買った券を渡して入ってゆき、浴槽のドアをガララと開けると... 目に飛び込んでくるのは豊平峡温泉の大きな特徴と言えるまるで鍾乳洞に温泉が湧いているかのような不思議な空間。画像は記事の最後にあるリンクの公式ホームページを見ていただきたいのですが、源泉に含まれる炭酸カルシウムや鉄分などが結晶化し、床、浴槽の縁などに付着した石灰華がさながら鍾乳洞の地形のお皿が積み重なったもの(秋吉洞なら百枚皿に相当)のように析出していて国内の温泉地でも独特な浴槽を織りなしています。浴槽を見た時の初めて見た際の感動はひとしおでした。開放的な露天もあり雄大な景色を眺めながらゆったりとお湯に浸かれます。 さらに、ここの温泉は水で温度調節をしたり、追い炊きしたりせず、源泉のまま浴槽へ注がれており、それがまた露天が40℃ほど、内風呂が42℃程度でぬるめに長く入っていたい筆者にとってはとても良い湯加減で筆者はバスがくるまでの時間調節もありますが2時間ほど浴槽でゆったりとしてものぼせないくらいのちょうど良い温泉でした。 そして温泉を上がると食堂があるのですが何故か温泉のお食事処としては異色のインドカレーを売りにしています。タンドールで焼き上げられたこのインドカレーのナンがこの為だけにもいってもいいかなと思えるくらい美味しいです。札幌から往復2時間くらいかかっちゃいますが北海道に来た時にお時間に余裕が有れば是非よってみるといいと思える温泉地です。時期によるかもしれませんが入浴券と札幌駅からの往復乗車券のセットも販売されているので北海道旅行のプラスワンとしていかがでしょう？今日はこのところで筆を置かせていただきます。ではまた〜(？)＜豊平峡温泉＞公式HPhttps://hoheikyo.co.jp/onsen/ [アクセス]JR札幌駅のバスターミナルから「じょうてつバス」の「かっぱライナー号」または「豊平峡温泉行」に乗車、80分で終点「豊平峡温泉」で下車。地下鉄真駒内駅から無料送迎バスあり(１便/日）[料金]大人1000円　子供500円、札幌駅からのバスとセットで2200円の券あり営業時間 10:00~22:30 (最終受付21:45)年中無休 インドカレーカレー+ナンなら1000円ほど談、村尾  close

【北海道】豊平峡温泉