鐘釣駅に近いもう一つの見どころは、鐘釣温泉です。 先程の万年雪展望台から更にもう少し先へ進むと無料で入れる露天風呂があるので行ってみたいと思います。 トロッコ電車のトンネルを跨ぐ感じで、河原へと降りる階段があります。 黒部の谷底へと下ってゆく階段、崖…… more を降りるようなものです。 ですが、割合しっかりとした階段が作られています。 階段は全部で141段あるようです。 下に露天風呂が見えてきました。同じ電車に乗ってきた方だと思います。 ようやく河原に到着。 露天風呂は2か所あり、有名な「河原の露天風呂」と、もう一つが「岩風呂」です。鐘釣温泉旅館が管理しているようです。 夏休み期間中は、見学だけの観光客や、川遊び客等が多くゆっくり入浴は難しいそうで、ここの旅館に宿泊し、トロッコ電車の最終電車が出発した夕方以降に楽しむか、季節外れに行くのが良さそうです。 こちらが岩風呂、階段を降りた左手にあります。半洞窟状になっている場所で、河原から岩場を降りたくぼみのような場所にあります。 景色を余り楽しめない反面、少し隠れたような場所にあるので周りからは見えにくい造りになっています。お湯は暑めのお湯でした。 こちらが河原の露天風呂。 お湯は透明ですが、岩の加減で若干青っぽく見えます。 最初、数名観光客がいましたが、次の列車に乗るためなのか早々に誰もいなくなってしまいました。 そのタイミングでちょっと入浴。更衣室、脱衣場等整備されていませんので、タイミングが大切です。 前回訪れた20代の頃には、旅館のお風呂しか入りませんでした。当時は、このようなお風呂に入ろうとは思いませんでしたがこの先、ここを何回訪れることができるのかも分かりませんしできることはやっておこうと、当時とは若干考え方が変わりました。 お湯が熱い場所と、そうでもない場所があると先程入っていた方に教えてもらい入浴。 温泉のお湯は、足元からブクブクと熱いお湯が沸きだします。これが結構熱い。源泉の温度は約60℃とのこと。 温泉からの眺めはこんな感じ。大きな岩がゴロゴロとした黒部川の風景は特徴的です。 反対側にはトロッコ電車のトンネルが見えます。トンネルといっても、スノーシェルターの様で風景が見えるようになっているトンネルです。 トロッコ電車の汽笛は遠くからでもよく聞こえ近づいてくると、ゴトゴト走り去ってゆく音が、川の音と共に響きます。 僕が乗る予定のトロッコ電車の時刻が近づいてきたので鐘釣駅へ戻ろうと思います。  日常生活のブログ「短パン洗濯中」もはじめました。合わせてよろしくお願いします。 http://ameblo.jp/singa9152/  にほんブログ村  にほんブログ村  にほんブログ村 close

黒部峡谷の旅16　鐘釣温泉