宮城県大崎市、鳴子温泉郷の中の中山平温泉の「名湯秘湯うなぎ湯の宿 旬樹庵 琢ひで 」の日帰り入浴レポートの続きです。 離れにある露天風呂「鶴亀の湯」へ。 この日（土曜）のこの時間（１１時頃）は「亀の湯」が男湯、「鶴の湯」が女湯でした。 ここも時間帯で男湯女湯を交替するらしいので…… more すが、こちらは何時に交替になるのか案内パネルにもパンフレットにも公式ホームページにも書いてないようです。 鶴の湯には少し屋根がありますが、亀の湯には屋根が全くありません。 こんな豪雪地帯で屋根のない露天風呂を冬季閉鎖せずにやっている宿も珍しいですよね。 脱衣所の塀に「笠」がありました。 雪の降る日は笠をかぶって雪見露天風呂なんていうのも乙なものかもしれないですね。 よし！「浴場内での」だな！(^_^)b 脱衣所から浴場を撮るのはセーフでしょう！ まあ、「ご遠慮」「お願い」ですし、 もちろん、他に誰もいない時に撮ってますからね♪ いやはや、混浴露天のほうの男湯の脱衣所には１０人分ぐらい衣服の入ったカゴが並んでたのに、こちらの露天風呂には誰もいなくて貸切状態とは驚きでした。内湯「石橋の湯」も貸切状態で入れたしなぁ～。ラッキーでしたね。ってか、ホントに、男性の皆さんそんなに混浴が目当てで来てるの？(汗) 脱衣所から露天の湯船にズームイン！！ ほとんど透明なんですけど、やや緑色がかっていました。 この湯船、六角形なんですけど、長方形の湯船のほうが人の多い時は入りやすいんですよね。 このずっとあとに１人、もう１人と他のお客さんが来たのですが、足を伸ばしてゆったりと入れるのは３人までですね。足を伸ばさなければ６人ぐらい入れる感じですけど。 お湯はここもやや熱めでしたが、空気が冷たいのでちょうど良かったです。途中で半身浴になったり足湯状態になって休みつつ、長く楽しめました。 先に内湯のヌルトロに入った後なので、ここではそれほどヌルトロ感は感じなかったのですが、ここもヌルトロだと思います。 「石橋の湯」とは源泉が違うのですが、アルカリ性の度数やメタケイ酸の量はほぼ同じです。 脱衣所の隣りに洗い場。２人分のカランあり。 洗面所があってドライヤーまで備えられています。 (石橋の湯の脱衣所にもありました。) ↓ 以下、温泉分析書です。 少し暗かったのでぼやけていますが・・。 こちらの湯船には「石橋の湯」の源泉とは違う「白須５号」という源泉のお湯が注がれています。 泉質は同じで「含硫黄－ナトリウム－炭酸水素塩・硫酸塩泉 (低張性・アルカリ性・高温泉)」 PH値は９・２ 成分では、やはり炭酸水素イオンとメタケイ酸が多いですね。 この「入浴心得」は他のと同じかと思ったら何故か加水加温、循環か掛け流しかの欄が無かったです。 でも、 何故か石橋の湯の脱衣所の壁に、「鶴亀の湯」のこのタイプの温泉分析表示がありました。 やはり、鶴亀の湯も加水加温なし、源泉掛け流しですね♪ 鶴の湯の写真。こちらはパンフレットより。 鶴の湯も亀の湯と同じ源泉から注がれているようです。 琢ひでさんのタオル！ うなぎのマークがあって良いですね。 使っていませんが、一度洗ってしまいました。マニアなら使わず洗わずに保存しておきたいモノですね。 日帰り料金に含まれていますので、日帰り入浴者でも皆さんもらえますよ♪ ↓ オマケ。館内の通路にありました。 画像を大きくして読んでみてください。 山の神である大蛇と大ムカデが戦い、傷ついた大蛇が傷を癒したのが中山平温泉だった・・・ って、あっれ～～(ﾟДﾟ≡ﾟДﾟ)ﾞ？？？ どこかで聞いたことがあるような・・・ ってか、我が栃木県の奥日光に伝わる戦場ヶ原の、山の神である大蛇と大ムカデの戦いの話と同じ？！ しかも、その後に大蛇が温泉で傷を癒したっていうのも、お隣り群馬県側の老神(おいがみ)温泉に伝わる開湯伝説とクリソツそっくりじゃないですかぁ！！ パクリというわけでは無いのでしょうけど、戦場ヶ原と老神温泉の伝説が伝わって、形を少し変えてこの地でも伝承されてきたということなんでしょうね。 戦場ヶ原からでは結構遠いのに、なんだか親近感を感じてしまいました。 ↓　琢ひでさんの公式ホームページはこちらです。 「名湯・秘湯 うなぎ湯の宿 旬樹庵 琢ひで（公式ホームページ）」 https://www.takuhide.co.jp/ ↓　鳴子温泉観光協会のホームページはこちら。 「鳴子温泉観光協会のホームページ」 https://www.welcome-naruko.jp/ ↓　中山平温泉も含めた鳴子温泉郷の日帰り入浴等の状況はこちらをご覧ください。 「鳴子温泉郷休業状況」 https://narukoonsenkyo.web.fc2.com/ ※鳴子温泉公衆浴場「滝の湯」が２月２４日から３月１０日まで臨時休業です！ この期間に行かれる方には大変残念な話ですね。 ★日本ブログ村のランキングに参加しています。 ↓　凸ぽちっと、応援お願いします。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★撮影時期＝２０２２年２月 ★撮影場所＝宮城県大崎市 ↓　東北地方（南東北）の温泉記事のインデックスページはこちら。 「とある温泉宿・日帰り温泉の記事目次（インデックス）　［東北地方（南東北）編］」 close

中山平温泉「うなぎ湯の宿 琢ひで」4)露天風呂「亀の湯」〔宮城県大崎市〕