北海道の知床半島で遊覧船が故障し転覆、乗客の命が多数失われるという痛ましい事故が起こってしまいました。 背景に、コロナによる集客の減少があり、当該遊覧船会社のブラックな体質もあったようですが、だからといって、多くの人の命を預かる仕事なんですから、船体整備が十分にできていませんでし…… more たじゃ済むわけありません。 まだゴールデンウィーク前でその会社しか遊覧船をやっていなかったら、そこに飛びついてしまうお客さんも多いはず。客側が不信感を持って疑えるかといったら難しいでしょう。 他の会社の遊覧船も、競うように、ヒグマを見つけたら急接近するようなやり方をしていたようですが、これからは安全第一でやっていってほしいですね。そうでないと、しばらくはお客さんが寄り付かないでしょう。真面目にやっていた遊覧船の会社にはひどい飛ばっちりだと思いますが。 これを機に、全国の遊覧船、鉄道も、ロープウェイやリフトも、しっかり整備点検してほしいと思います。運営が苦しいのは分かるけど、それを理由に整備を怠ってはいけない。それで大きな事故が起こればその会社はつぶれることになるんです。 そもそも、今の時期の知床の海は海岸近くでも海水温が７度ほどしかなく、海に落ちれば数分と体が持たない、落ちただけでもショックで心臓が止まりそうな冷たい海です。 北海道は南西の函館市あたりでゴールデンウィーク頃から桜が咲くぐらいですから、北東の知床はまだ冬のような寒さのはず。 僕が行ったのは９月でしたが、軽いウインドブレーカーでもはおっていないと肌寒いぐらいでした。 ２０１５年の９月、知床のウトロ温泉と、知床五湖に行き、そして知床遊覧船にも乗りました。ブログでのレポートはその少し前の「知床天然温泉「ルートイングランティア知床－斜里駅前－」のレポートまでで止まったままになってしまっているんですけど。いつか知床の特集もしたいと思いつつ書けなくてお蔵入り状態になっていました。 この時、ウトロ温泉の「知床プリンスホテル風なみ季」の、知床遊覧船クルージングがセットになっているプランで泊まったのですけど、調べてみたら今はホテル名が「KIKI知床　ナチュラルリゾート」に変わっているんですね。 プランで予約にもなっているので遊覧船の会社は選べなかったのですが、この時に乗った遊覧船は「ゴジラ岩観光」社の「カムイワッカ号」という船でした。 今回の事故を起こしたのは、株式会社知床遊覧船の「KAZU I（カズワン）」という船なので、違う会社の違う船ではあったのですが・・・。 この「ゴジラ岩観光」の「カムイワッカ号」も２００７年６月に事故を起こしていて、知床岬の先端から８kmほどの地点で座礁し、乗客２６人が重軽傷を負ったそうです。 僕が乗ったのはその後年の２０１５年ですから、この会社は他社より無茶な運航をしていなかったのなら良いんですけど・・・今さらながら、ゾッとしてしまいました。 コースは知床半島の北東岸、岸壁を多くみられる岩場の多い場所を進んでいきます。 この時に乗ったカムイワッカ号のコースは、「カムイワッカの滝」の見える辺りまで行って引き返すコースだったので、半島先端の知床岬までは行かなかったんですけどね。 当時のヒグマの常連さん。 イケメンって（＾＾;;） 出航です！ ズームアップ！ 「救命胴衣着用！」って書いてある。 着たっけなぁ～？ チャンチャンコみたいな救命胴衣を着たような着なかったような・・・よく覚えてないです。 乗客のほとんどは船の甲板にいて、席に座っているんですよ。 遠くに知床連山が見えます。 この日は昼間に知床五湖に行ったんですけど、雲が多くて知床連山がよく見えなかったので、この時に見られて嬉しかったです。 ウトロ温泉の宿のうち数軒は高台にあります。（海岸沿いにある宿もあります） 知床プリンスホテル風なみ季も高台のホテルでした。 網走でレンタカーを借りたので移動は楽でしたが、レンタカー無しでバスと徒歩で移動では知床観光は大変ですよ。 道路は高台へと上がっていき、知床五湖へ、さらにその先のカムイワッカの滝の辺りまで通じていますが、ニュース番組でも紹介されていたとおり、知床半島の先のほうまでは道路が通じていません。 こちらはゴジラ岩ではありませんが、なんだか恐竜の顔みたいな岸壁ですね！ 高さもあって見上げる感じ。 やっぱり、結構、近付いてますよね～。 座礁しない場所を通ってはいるんでしょうけど。 （２）に続きます！ ★日本ブログ村のランキングに参加しています。 ↓　凸ぽちっと、応援お願いします。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★撮影時期＝２０１５年９月 ★撮影場所＝北海道斜里郡斜里町 close

緊急特集★知床遊覧船(1)ウトロ温泉から行く知床の海〔北海道斜里町〕