2021年6月某日、この日のお宿は花巻市にある鉛温泉 藤三旅館の湯治部へ一泊二食付きで宿泊することに。みなさん御存知だとは思いますが、藤三旅館は湯治部・旅館部・高級路線の別館十三月と3つの宿泊部に分かれ、旅館部には時間入れ替え制の4つの浴室があるのですが日帰り入浴だと全ての浴室に…… more 入ることがなかなか難しいのですよね。なのでいつかは泊まりたいなと思っていたところに、やっとチャンス到来と相成りました。以前は湯治部専用の玄関と受付がありましたが現在は統一され、全て旅館部のフロントにて受付となります。フロントの右手を進み有名な「白猿の湯」の手前からさらに右に折れると湯治部になります。湯治部は1～3階まであり上の階へいくにつれ鄙びた印象が増していきます。この日案内されたお部屋は湯治部2Fにある21号室。入口は扉ではなく格子戸の開閉式で踏み込み有り、ところどころ格子がなかったりしますがそんなのはご愛敬で目隠し代わりの布もまたなんとも言い難い雰囲気が出てます。ちなみに南京錠ですがちゃんとお部屋の鍵も付いてます。お部屋に入る前にすこしだけ湯治部散策と行きましょうか！当然お部屋にトイレはありませんのでトイレ・洗面・炊事場は共同での利用となります。建屋そのものは古いままですがトイレはしっかりとウオシュレット対応されております。炊事場も同様で古めかしい感じは否めませんけれども、お馴染みの手回し式コンロや電子レンジもあるので、普段から自炊湯治に慣れている方であれば問題はないと思います。（今回は２食付きプランだったので炊事場は使用しませんでした。）それではお部屋へ戻りまして21号室は６畳和室+広縁付き。1～2人で利用する分には充分な広さでしょう。お布団は押し入れに入っているのでセルフ方式となりますが、湯治部の食事は部屋食（時間制での一斉配膳）になりますので、この広さだと食事前にお布団を敷くのはちょいと厳しい感じかなと思います。プランによりますが浴衣やアメニティーセットも用意されておりました。不足なものは基本的に料金積み上げ式でレンタルは可能ですよん。あと、館内はWi-Fiが飛んでいますし、湯治部は部屋での喫煙も可です（これほんと重要だから）お部屋の備品はTVとお茶セット、エアコンや冷蔵庫はありませんので持ち込みの場合は時期を上手く調整するか、オプションで冷蔵庫を借りれば良いと思います。その他におつまみ・追加料理や飲み物はとくに豊富に扱っていますので、到着し一風呂浴びたらプハーといくのも大いにアリなんじゃないのかなと！温泉宿での過ごし方なんて個人個人で当然異なりますし、私の場合は基本的に部屋でタバコ吸えればその時点で天国ですからねｗお次は夕食編に続きます！鉛温泉　藤三旅館 (湯治部）住所　岩手県花巻市鉛字中平75-1　電話　0198-25-2311（代表）/0198-25-2901（湯治部直通）泉質　単純温泉/アルカリ性単純泉料金　700円（日帰り入浴）※2021年6月湯治部宿泊利用営業時間　7：00～21：00（最終日帰り受付20：00） close

鉛温泉　藤三旅館 （湯治部お部屋編）