宮城県大崎市、鳴子温泉郷の中の北西部、中山平温泉にある「蛇のゆ湯吉（ゆきち）」さんのレポートの続きです。 （１）も見てください。 （２）は温泉編です。 最初の写真の、左側に入り口とフロントがあるのですが、大浴場は右側の建物にあります。内湯のみです。見えているのは女湯の窓で、男湯は…… more 奥のほうにあります。女湯も景色を眺められる感じではありませんが。 まあ、川沿いに建設中の露天風呂が完成したらまた来たいです。 日帰り入浴可能な時間は１０時から２０時までと結構長めです。 脱衣所。まあまあ大きめなキーロッカー（ボックス型）があるのは嬉しいですね。大きなリュックサックでなければ入ると思います。 内湯（男湯）。わりと広めの空間ですけど、湯船は広くありません。同時に入れるのは４～５人までかなぁ。 湯気で写真がうまく撮れないので窓を開けてみたのですが、外気が寒いせいか余計湯気が多くなってしまい失敗！ 窓を開ける前に近くで撮った湯船です。 やはり桶のケロリン率が高い鳴子温泉郷。 透明なんですけど、見た感じはもっと緑色に見えました。 硫黄泉の香りは結構します。 入ってみると、ヌルトロスルスベ感があって、まったりできます。お湯加減もやや熱めぐらいで、気持ちよく入っていられました。内湯だけなので、あまり長居はしませんでしたけどね。 写真撮り忘れましたがカランも３か所ぐらいあってボディソープやシャンプーもあったと思います。 以下、「入浴心得」こと、温泉分析書です。 泉質は「含硫黄－ナトリウムー炭酸水素塩泉（低張性・アルカリ性・高温泉）」 ＰＨ値が９．３ アルカリ性の硫黄泉なので白濁になることは少ないですが、ＰＨ値と炭酸水素イオン、メタケイ酸の値が高いのでヌルトロスルスベなお湯が多いのが中山平温泉なんですよね～♪ 加水ありなのが残念ですが、それでもヌルトロ。 循環なしの源泉掛け流しです。 そういえば、この宿の旧名称が「鳴子らどん温泉」だったらしいのですが、分析書に「ラドン含有量」の項目はあるんですけど、多いのかどうかよく分からないですね。 中山平温泉駅の前にある看板。 ※クリックすると大きな画像で見られます。 ここにはまだ「鳴子らどん温泉」と書かれています。 蛇のゆ湯吉さんの看板に「鳴子峡　蛇のゆ湯吉」と書いてあるとおり、中山平温泉の中でも「鳴子峡（なるこきょう）」に近い場所。 鳴子峡は鳴子温泉郷きっとの紅葉の名所で、この辺りの道路は普段とても流れが良いのですが紅葉時期の休日は渋滞すると言われています。 鳴子峡は中山平温泉駅から歩いて行くこともできますが、中山平温泉駅と鳴子温泉駅の中間ぐらいの場所なので遠いです。 鳴子温泉駅から歩くと緩い上り坂になってしまうので、歩くなら中山平温泉駅からのほうが良いと思います。しかし、鳴子温泉駅～中山平温泉駅間の電車の本数が少ないのが難点ですね。 花渕山も登ってみたいんですけど、がんばって車で来たほうが良いのかな～。 地図の右端のほうを見て気付いたんですけど、ここに中山平温泉の開湯伝説が載っていました！ 花渕山のお姫様をめぐって？ クモ、カニ、カメ、大蛇、大ムカデが争った？！ えっ？そんなに出てきたんだ（＾о＾;;） 「琢ひで」さんの壁にあった開湯伝説では大蛇と大ムカデが争ったと書いてあったんですけどね。 そして、やっぱり大蛇が傷を癒した温泉なんですね。 「蛇のゆ」の由来はこの伝説と思われます。 クモとカニとカメと大ムカデはどうしたのかな？みんな大蛇が食べてしまったのかな？ 鳴子温泉郷自体が古来からの湯治場だったようですが、中山平温泉の歴史はそこまで古くなくて３００年前ぐらいに開湯したらしいです。 大ムカデと大蛇が争ったのは、栃木県奥日光の戦場ヶ原の伝説からインスパイア、 大蛇が傷を癒した温泉というのは、昔はもっと栄えていた群馬県の老神温泉の開湯伝説からのインスパイア、でしょうか？ 似たような伝説が他にもあるのか分かりませんけど。 鶴とか鷺とかが傷を癒していたという開湯伝説は全国的に多そうな感じしますけどね。 あれもインスパイア系なのかな（＾ー＾;;） ↓　公式ホームページはこちらです。 ［【公式】鳴子峡 蛇のゆ湯吉　公式ＨＰ］ https://hotspring.hebinoyuyukichi.com/ ↓　鳴子温泉観光協会のホームページはこちら。 「鳴子温泉観光協会のホームページ」 https://www.welcome-naruko.jp/ ↓　中山平温泉も含めた鳴子温泉郷の日帰り入浴等の状況はこちらをご覧ください。 「鳴子温泉郷休業状況」 https://narukoonsenkyo.web.fc2.com/ ★日本ブログ村のランキングに参加しています。 ↓　凸ぽちっと、応援お願いします。 にほんブログ村 にほんブログ村 ★撮影時期＝２０２２年３月 ★撮影場所＝宮城県大崎市 ↓　東北地方（南東北）の温泉記事のインデックスページはこちら。 「とある温泉宿・日帰り温泉の記事目次（インデックス）　［東北地方（南東北）編］」 ※各地方の温泉インデックスページを少しずつ更新しています。 　過去の記事で気になるものがありましたらぜひ見てみてください。 ※自分のメモ用でもあるので、鳴子温泉郷で最近湯めぐりしまくった温泉宿の、まだ記事を書いてない分も宿名など載せてあります。この全てのレポート記事を書き終えるのはいつになるか分かりませんが・・・。 　１ページのデータ量としても多すぎてしまうと思うので、後で「宮城県編」「山形県編」「福島県編」に分割するつもりです。 close

中山平温泉「蛇のゆ湯吉」(2)温泉と開湯伝説〔宮城県大崎市：鳴子温泉郷〕