藤三旅館と言ったならばやはり外せないのがこちらの白猿の湯。入口を開ければその眼下に見える浴室は圧巻の一言！「下るアプローチに名湯あり」の格言に然り、ここもまた名湯だとは誰もが思うのではないでしょうかね。※基本的に藤三旅館のお風呂は撮影禁止ですが、お宿にお願いし撮影許可を頂いており…… more ます。こちらは湯治部側から下ったアプローチ。中央に位置するのが深さ1.25Mもある白猿の湯で、左奥側に見える小さな円形湯舟が子猿の湯になります。旅館部側、湯治部側いづれも石段を下りた先に脱衣スペースがありますが目隠しされているのは極一部ですので、混浴タイムだと女性はちょいと厳しいかもしれません。ただし、6：00～7：00・14：00～15：00・19：30～21：00の間は女性専用タイムとなりますのでその時間帯を有効活用するのも一つの手だと思います。シャワーはなくカランのみの洗い場が白猿の湯浴槽を挟みこむようにして2ヵ所ありますがここを洗い場として利用している方を私は見たことはないですし、桂の湯を洗い場として利用するのが良いのかなと。メインの白猿は先にも書きましたが深さのある小判型浴槽になっており基本的には立って入る形になるのですが、浴槽全体がその深さになっているわけではなく段差や一部底上げになっている箇所もありますので、自分のスタイルにあったポジションをお好みで選択することも可能です。湯口は浴槽の底中央より注がれ、これだけの広さと深さのある浴槽を満たしかけ流し利用されています。当然浴槽の脇には充分なスペースもあるので空いてさえいればトドタイムも満喫出来ちゃいます！これだけ独特で、ある意味荘厳とも呼べる空間でのトド湯は至高の一言に尽きましたね。これもやはり宿泊者の特権と言えるのだと思います。最後にオマケ程度に取らえられがちな子猿ですが、これが実を言うとなかなか侮れないんです。40℃を下回るであろう絶妙の温湯でジャスト一人サイズの浴槽。肌触りも優しく一度入ったら出たくなくなるのがこの子猿です。実際に混んでる時はこの子猿の争奪戦になる程ｗあまりにも立ち湯の白猿が有名ですが、子猿も決して引けは取っていないと私個人は感じますし、人気もありますので白猿⇔子猿のループもぜひ堪能してみるのを強くオススメしたいと思います。次回朝食編に続きます！鉛温泉　藤三旅館 白猿の湯住所　岩手県花巻市鉛字中平75-1　電話　0198-25-2311（代表）/0198-25-2901（湯治部直通）泉質　単純温泉（桂の湯源泉+下の湯源泉）料金　700円（日帰り入浴）※2021年6月湯治部宿泊利用営業時間　7：00～21：00（最終日帰り受付20：00）※金曜日の10：00～14：00は清掃タイムにより白猿の湯は利用不可 close

鉛温泉　藤三旅館 （お風呂編その④白猿の湯）