★単純温泉の魅力！ 単純温泉は２０１４年の適応症見直しまで、療養泉に共通する「一般的適応症」はあったのですが、 その泉質独特の効果「泉質別適応症」がありませんでした。 そんな意味では、８年ほど前までは単純温泉は格下に見られていました。 でも、単純温泉は素晴らしい！ ●単純…… more 温泉は心を癒す！ ２０１４年に適応症が見直された際、「泉質別適応症」が３つ認められたのです！ ・自律神経不安定症 ・不眠症 ・うつ状態 しかも！いずれも「心」に関わる適応症で、これは約８年前まではなかったのです。 が！喜びもつかの間・・・ この３つの泉質別適応症は療養泉に共通する一般的適応症にも入っているので、その泉質としてのオリジナルの効果とは言い難いように思えたのです。 でも、よく考えたら！ 温泉は温熱効果、薬理効果だけでなく、温泉地という自然環境による効果「転地効果」があるのです。 そこでわかりました！ 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態は、療養泉に共通する効果でありながら、単純温泉は優しいゆえに長く自然環境の中にいられるため、他の泉質より心を癒しやすいのです。 海の温泉なら・・・ 波の音が「１／fのゆらぎ」という脳波をアルファ波にしてくれる波動を持っています。 そして、潮風には「海塩粒子」という癒し物質が含まれています。 単純温泉でじっくり長湯すれば、波の音で脳波がアルファ波になりやすく、潮風で癒されやすいのです。 山の温泉地なら、「標高３００～８００ｍの森林の多い所」が転地効果が高いと言われています。 木は（特に針葉樹は）「フィトンチッド」という癒し物質を発しているので、山の単純温泉の露天風呂で長湯すれば、当然癒し効果が増します。 ●薄い温泉ほどツルツル効果が高い美人の湯！ アルカリ性の溶液は他の物質が溶け込みにくくなっています。 ですから、一般的には薄い温泉ほどpHが高くなりアルカリ性になります。 アルカリ性の温泉は肌の角質を分解する「ツルツル＆美白効果」があるので、薄い温泉ほどツルツル感が得られる傾向にあります。 なので、単純温泉や泉質名のつかない温泉はアルカリ性の「美人の湯」になっていることが多いのです。 「落とす」という意味で「クレンジングの湯」と言えますね。 山梨県の日帰り温泉「ほったらかし温泉」は溶存物質が８０mg／kg程度しかなく、入浴剤の半分の濃さがないのですが、pH１０くらいです。 pH７.５以上で「美人の湯」ですが、ツルツル感がはっきりするのはpH９くらいからなので、pH１０だとかなりツルツル感が得られます。 埼玉県の「都幾川温泉」は、泉質名がつかない温泉（療養泉ではない温泉）なのですが、pH１１超です。 濃い温泉はそれだけで「名湯」と言われますが、優しい温泉は心を癒したりツルツル＆美白効果があるので、すての温泉は誰かの役に立つようにできているのです。 「絶対的に良い温泉もない。絶対的に悪い温泉もない。その時に自分に合っている温泉が一番良い温泉です。」 （温泉ソムリエのテキストより） さあ！温泉ソムリエになろう！ 　↓↓↓ 【温泉ソムリエ】 close

薄い温泉ほど心を癒す！？薄い温泉ほどツルツルする！？