上州、四万温泉、長静館に12度目の投宿。 　 毎度、館内とかブログに書いているので、今回はシンプルに夕食編。 　 ここの楽しみは、南シェフの料理。 イタリアンでフレンチで和モダンで 食材を活かし また　ここまでやるのか？　という手のくわえ方、調理に舌鼓を打つ。 　 お品書き 　 …… more 　 テーブルはこの状態から始まる 　 　 　 ここはワインがメインなんですけど、 私は日本酒党なんで、 そのことも女将さんたちご承知で、 　 今回は誕生月だったので、 「最初っから日本酒飲もうかな？」というと 「こんなの用意しましたよ」と出てきたのがこれ。 　 　 　 大盃の限定品 グラスに並々と 注いでるところは画像ありませんけど、 南シェフ、ワインを注ぐように片手で底を持ち、 「手が滑りました」と並々、ギリギリまで注いでくれるのです。 いつも、手を滑らせてくれてありがとう。 　 前菜 　 冷製トマトとズッキーニのフォンダン 　 　 フォンダンとはフランス語の「融ける、とろける」です。　 　 トマト風味のゼリーが上にいて 中にはズッキーニや　 　 　 トマト 　 　 この前菜は、かなりおいしいです。 実は、胃腸の調子はそんなに良くなかったんで、やや量が多いここの夕食、食べきれるかな、酒飲めるかな、などと多少、案じていたんですけど、 　 大盃が旨いのと、 このフォンダンが実にさわやかで、 胃腸も喜び、もっと食べたいと絶好調モードに入らせてくれました。 前菜としては最適でしたよ。 　 彩菜 　 ここの看板料理です。 　 　 ただの野菜盛り合わせじゃあありません。 　 食べてみればわかります。 　 全部、手間かかっているのですよ。 　 （立体的に） 　 側面から 　 　 火加減、ゆで加減、素材の部位、選択、ソース、岩塩、 相当な手間ですよ、これ。   野菜嫌いのおっさんが、これを楽しみにするのだからね あ、ニジマスもね、最高です。岩塩でね。 これにスープとパン、デザート付けて、銀座でやればそうとうウケると思います。 　 ココット料理は「牛スジの煮込み」 　 酸味がルバーブっていうのがまたいい。　 　 　 メイン 　 鮎のテリーヌ 　 　 鮎をねえ、テリーヌにしちゃうわけ　 　 長静館を甚く気に入った理由の一つが、この鮎料理への驚きだったかな 　 　 鮎、丸ごとテリーヌですから、 そりゃ、濃厚ですよ。うま味の凝縮ですよ。 それに、ソースがズッキーニ（お品書きではキュウリですけど今回は変更したとのこと）、、、それがまた合う。 ちょっとした驚きですね。　 　 一度、食べてみなはれ。 　 お凌ぎ 　 これも、お楽しみの牛の炙り握り 　 　 Ａ５のサーロインですから、旨いに決まってます 　 ここまでは日本酒をお替りで並々二杯でしたが、 　 ここからはね、赤ワイン 　 　 ワイン飲みたいんだけど、あんまり知識がなくて、どうしようかなと思ったら 女将さんに相談してください。 　 グラスで赤、白、みつくろってくれますよ。 　 　 これもメイン 　 大和豚のポルケッタ 　 　 大和豚料理、よく出ます。 ポルケッタとは、イタリアンのローストポークです。 赤ワイン、よく合います。 　 結構、分厚いので、その質感を 　 　 　 お食事としての麺は 　 和風ジースーリャンメン 　 　 棒棒鶏風の鶏肉トッピング 　 ほぐしてみると、 　 　 さわやかでね、ここまでかなりの量、食べてきているのだけど、ここでまた食が進む。 さわやかなんで、これ、お茶漬けバージョンでもよいかもね。　 　 プレドルチェ 　 スイカの氷菓子 　 　 　 メインのデザートは食べきれないので朝食にまわして、 相変わらず、旨いね。 ちょっと、群を抜いているね。 よく、手間を惜しまずに作るね。 ご馳走様。 就寝。 　 close

上州、四万温泉、長静館 12度目、いつものおいしい夕食