岐阜県にある新穂高温泉の槍見館での湯浴みの続きです。 混浴の露天風呂には、「槍見の湯」と「まんてんの湯」という 2か所の混浴露天風呂があります。 いずれの露天風呂も、女性はタオルを巻いて湯浴みをできるように なっています。 「槍見の湯」は、宿の名前にもなっていますが、…… more その名の通り 北アルプスの主峰である槍ヶ岳を望むことができる混浴の露天風呂です。 奥飛騨屈指とも言われる、開放感あふれる露天風呂となっていますが 朝の7時から9時は女性専用で利用できます。 脱衣所は男女別に分かれていますが、湯船に入るアプローチは 同じ階段を下りていく造りになっています。 槍見館に宿泊するからには、「槍見の湯で槍ヶ岳を見たい」という 欲望を叶えたく、ワクワクしながらこの日を迎えました。 でも、宿泊当日の午後の時間帯は、ずっと曇ったり時おり雪がぱらついていたので 残念ながら槍ヶ岳を見る事はできませんでした。 ちなみに夫婦で混浴しようかと思いましたが、常に人気の湯船なので 入っている人も多く、今回はまんてんの湯での混浴にしました。 翌日はどうかと期待しながら、朝食前に外の様子を確認すると・・ 何と雪が降っています。 これじゃ今回は無理かなと、諦めていたのですが、 朝食後には、何と雲が切れて太陽が出てきました！ すぐに槍見の湯へ向かい、しばし雲が山頂から流れていくのを待ちます。 湯船の中でワクワクしながら待つ事しばし、タイミング良く 槍ヶ岳を眺める事ができました！ 強引にズームしたのでちょっとボヤけていますが、槍ヶ岳の山頂です。 槍ヶ岳が見えて興奮した余韻に浸っていると、 あっと言う間に、また雲に隠れてしまいました。 しかしながら雲の流れが速かったので、またすぐに槍ヶ岳が顔を出してきます。 今度は、さっきより長い時間眺められそうです。 朝食後の9時半頃の時間帯が良かったのか、束の間貸切での 槍見の湯を堪能できました。 雲に隠れたところで、気持ちに区切りをつけて 脱衣所へ向かいます。 そして浴衣に着替えて部屋に戻ろうとすると・・ 再び雲が晴れてきたので、最後にもう一回槍ヶ岳を見れました。 次に、もう一つの混浴露天風呂の「まんてんの湯」です。 男女別兼用の混浴露天風呂で、槍見舘で最も歴史のある湯船との事でした。 男性側から入っていくと、目の前にはでっかい岩が鎮座してます。 奥の方に向かっていくと、打たせ湯が見えてきます。 女性の脱衣所からは、打たせ湯側の湯船に入れるようになっているようです。 槍見の湯に比べて、男女別の脱衣所から湯船には各々アプローチできる為 槍見の湯と比べると、入り易い混浴の露天風呂と感じました。 更に、「槍見の湯」よりも数倍も大きな湯船であり 岩の陰などで身を隠しやすいのも、混浴でも入り易い造りになっています。 逆に岩があるので槍ヶ岳も見えませんし、眺望は楽しめない造りとも言えます。 以上の二つの混浴露天風呂ですが、眺望なら「槍見の湯」 混浴のしやすさなら「まんてんの湯」と言えます。 タイプの違う混浴露天風呂が楽しめるのも、槍見館が好きな理由の一つです。 また雪の時期に、槍ヶ岳を見に来たいと思います。 【訪問時期：2016年12月】 温泉ブログランキングに参加しております。よろしければクリックくださいませ！ 温泉 ブログランキングへ close

槍見館　混浴露天風呂から槍ヶ岳を眺める